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安川純平が演じた「ベストキャラ」は?あどけない笑顔の奥に輝く情熱の炎【誕生日アンケート】

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1992年11月11日生まれの俳優、安川純平。

今年27歳を迎える彼の誕生日を記念して、「2.5ジゲン!!」では「安川純平の演じた中で一番好きなキャラクター」についてアンケート調査を行った。

寄せられたコメント(抜粋)とともに、安川が演じたキャラクターの数々をご紹介していこう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

丸井ブン太|ミュージカル『テニスの王子様』

今回最も多くのファンから支持を得たのは、ミュージカル『テニスの王子様』(通称テニミュ)の丸井ブン太。

安川は2011年〜2014年にかけて上演されたテニミュ2ndシーズンにおいて、立海大付属中学校テニス部に所属する丸井ブン太を演じた。(※丸井の登場は2012年〜となる)

丸井は「ボレーのスペシャリスト」と呼ばれる選手。常にポジティブで明るく、口癖は自分のプレーに対して「天才的?」と周囲に問うという自信に満ちたもの。

自信を持つだけのことはあって、ボレーの腕前は全国でもピカイチのレベルを有している。

丸井は、原作の設定では身長164cm。決して体格に恵まれているほうではない。だがいつも勝気で前向きな姿勢で、ダブルスの相棒・ジャッカル桑原とともに強豪・立海大の勝利を牽引している。

そんな丸井を初めて演じたとき、安川は19歳。舞台経験もまだ少なく、初々しい表情にはあどけなさすら感じられた。

だがステージ上でラケットを振る安川の姿は、自信家の丸井そのものだった。以下は、今回寄せられたコメントの抜粋だ。

安川純平くんを初めて知ったのがテニミュで、かっこよくて印象に残っている。

カッコよくて、ちょっとかわいい、丸井ブン太そのものだった!

配役が決まる前から原作「テニスの王子様」が大好きで、 “ブン太がいつも膨らませているチューインガムを噛む練習までしていた”というエピソードは、ファンの間で有名だ。(このエピソードはテニミュ公式ブログにも掲載されている)

キャラクターへの愛情は、2.5次元作品を演じる上では何よりのエネルギーになる。その愛情があればこそ、卒業から5年を経てなお安川の演じた「丸井ブン太」がファンの心に刻まれ続けているのだろう。

棗坂シキ|ミュージカル「Dance with Devils」

ミュージカル「Dance with Devils」の棗坂シキにも熱いコメントが寄せられている。

シキは堕天使なので普通の人間を演じるより更に難しいと思うのですが、この世の者とは違った妖艶な魅力まで安川純平さんは忠実に再現してくださっており、演技力の高さに感動致しました。

アクマ、ヴァンパイア、エクソシストといった耽美な存在が彩る「Dance with Devils」の世界。

安川の演じるシキは、その中でも特異な堕天使という立ち位置だ。

妖艶だが、気まぐれで子どもっぽい表情も見せるシキ。何を考えているのか周囲になかなか掴ませない、難しい役どころでもある。

キャラショット撮影では「気持ち悪い表情」を求められたと語る安川。「闇を抱えるシキをしっかり研究し、表現したい」という安川の思いは観客にもきちんと届いたようだ。

泉孝介|舞台『おおきく振りかぶって』

もうひとり特筆しておきたいのが、舞台『おおきく振りかぶって』の泉孝介というキャラクターだ。

『おおきく振りかぶって』は、公立高校の新設野球部を舞台に、男子高校生たちの人間関係と心理描写を巧みに描いた作品である。

原作漫画の熱狂的な人気に加え、脚本・演出を演劇集団キャラメルボックスの成井豊が担当し、舞台化が発表されると同時に幅広い層の間で話題となった。

安川はこの作品で、主人公を支えるチームメイト・泉を演じている。

なお、舞台『おおきく振りかぶって』は、2020年2月に初演作の再演&新作のダブルヘッダー公演を行うことが発表された。

公式サイトではまだキャスト発表までは為されていないが、筆者の個人的な願望としては安川の続投に期待が高まる。

情熱深い俳優・安川純平、新たな世界への挑戦も

2019年の安川は、さまざまな舞台で活躍するとともに、ちょっと意外な新しい道にも挑戦を開始している。

彼が挑戦している道とは、「落語」の世界だ。

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落語を愛する役者たちの集団「天狗連」。安川はこの天狗連の寄席に今年の6月から参戦している。ちなみに演芸評論家からの評判も上々だ。

テニミュから、そして舞台『少年ハリウッド』で2.5次元デビューを果たしてから7年。あどけない笑顔はそのままに、ぐっと大人びた表情も見せるようになった安川純平。

世界を自らの手足で切り開き続ける彼の活躍に、今後も注目していきたい。

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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