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シアターサンモール徹底攻略|アクセス・座席の様子・周辺施設・注意ポイント

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「シアターサンモール」は、東京都新宿区にある劇場だ。開館は1989年と歴史があり、小規模〜中規模の演劇作品がよく上演されている。

この記事では、シアターサンモールへの行き方(アクセス方法)や座席の様子、周辺情報、観劇前に知っておくと良いポイントなどを紹介する。

シアターサンモール
■住所
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-19-10サンモールクレストB1
■最寄り駅・アクセス
東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅 大木戸門方面出口(出口2)より 徒歩3分
※出口1はエレベーターとエスカレーター、出口3はエレベータ―が利用できます。
※劇場入口は地下1階ですが、エレベーターはありません。
■座席数
294席(1階席のみ)
■駐車場
なし
■コインロッカー
なし
※その他の詳細はシアターサンモール公式ホームページ参照。

シアターサンモールの基本情報

シアターサンモールは、東京都新宿区にある客席数294席の劇場だ。

新宿区には広範囲にわたり小規模〜中規模の劇場が点在しているが、その中でも2.5次元ファンにとっておなじみの劇場の一つだろう。

シアターサンモールが開館したのは1989年(平成元年)。2022年現在で築33年の歴史を有し、館内設備や内装には使い込まれた風格がある。

2.5次元作品の他にも、劇団の定期公演や一般作品の上演、ミュージカル、コンサート、ファンイベントなど、多目的に使われている。

シアターサンモールの座席|見やすさ、座り心地

シアターサンモールは、座席数294席(1フロアのみ)とコンパクトな劇場だ。

チケットの数が少なくなる点では悩ましいが、その分どの席もステージとの距離が近く、最後方の席まで演者の細かい芝居が伝わりやすい。

座席の座り心地

シアターサンモールの椅子は、列ごとに連結されているため、周囲の動きや振動が伝わりやすい。

また、前の席とのスペースが狭いため、通路から奥の席へ移動する際は周囲や足元に気をつける必要がある。

ただし、座面・背面にクッション性があるため固さを感じにくいのは、嬉しいポイントだ。

客席全体の見やすさ

客席全体は、タテがA〜S列までの全19列、ヨコが最大1〜16番までとなっている。タテだけでなくヨコ幅も短いため、一番端の席からでもステージが見切れにくい。

「一番後ろ」でも「端っこ」でも見やすいのは大きなメリットだ。

見えにくい席は前方B〜H列

シアターサンモールの客席エリアは1階のみ。ステージが高めに設定されているため、A〜C列(最前列〜3列目)あたりまではステージを見上げる形になりやすい。

全体的に「劇場の前半分(最前列以外)は見にくく、後ろ半分はむしろ見やすい」というつくりだ。

残念なことに、前方2〜8列目にあたるB〜H列の席は、比較的ステージが見えづらい。

というのも、シアターサンモールの座席は交互ではなく真っ直ぐ配置されている上、A〜H列の床が一面フラットな作りになっているため、前方に座っている人の頭や身体が視界の妨げになりやすいのだ。

実際、身長150センチ台の筆者がB〜H列に座った場合、「ステージの半分以上が見えない」という状態になりやすい。また前方に座る人の身長が高く「ほぼ全く見えない」という状態も経験している。

一方、通路を挟んだ9列目以降(I〜S列)には深めの傾斜がついているため、前の人の頭がさほど気にならない。

また、最も後方の席でも19列目なので、ステージからの距離も比較的近く感じる。オペラグラスがあれば、役者の表情はもちろん小道具の細かい作りまで観察できるくらいだ。

チケット購入時に座席が選べるのであれば、「後方席のほうが見やすい」というシアターサンモールの特徴もあわせて検討すると良いだろう。

後方席は落とし物に要注意

通路より後ろ(I列以降)の座席は、全体が可動式で壁に収納できる作りになっている。

このため、席によっては「足元」や「椅子と壁との間」に隙間がある。膝の上に置いたスマホやハンカチ、足元に置いた傘やカバンの中身など、隙間に落とさないよう注意したい。

シアターサンモールのトイレ・ロビー事情

シアターサンモールのトイレは、客席エリアを出てすぐの分かりやすい位置にある。

トイレの個室、手洗い場、ともに数が少ないため、急いでいるときには注意が必要だ。ただ、もともと客席数が多くないため、大型劇場に比べると順番が回ってくるのも速い。

ちなみに、ロビーからつながるトイレ前の廊下には2〜3人掛けのベンチがある。先客がいなければ、このベンチに座って休憩することが可能だ。

ロビー全体はあまり広くないため、客席開場前や休憩中にロビーにいると人が多く、狭く感じることがある。

長時間の待機には向かないため、「入場は客席開場の後にする」「休憩中は用が済んだら自分の席に戻る」といった行動をとると、ストレスが少ないかもしれない。

シアターサンモールへの行き方(アクセス)・周辺情報

次に、シアターサンモールへの行き方(アクセス)と注意点、周辺の飲食店などについて見ていこう。

「新宿御苑前」「新宿」駅から徒歩OK

シアターサンモールの最寄り駅は、東京メトロ・丸ノ内線「新宿御苑前」駅だ。大木戸門方面出口(出口2)を出て、徒歩3〜5分の距離にある。

また、JR線ほか「新宿」駅からも徒歩15〜20分ほどで到着できる。

立地的には便利だが、大通りから少し裏道に入った場所にあり、近隣には大きな目印もない。初めて訪れる際は時間に余裕を持ち、スマホのマップなどを確認しながら行くと良いだろう。

サンモールスタジオ(別施設)と間違えないよう要注意

また、シアターサンモールと同じ住所には「サンモールスタジオ」という別の劇場施設がある。

名前が似ているので間違えてしまいがちだが、シアターサンモールとサンモールスタジオは別の施設であるため、間違えないよう注意が必要だ。

劇場入口には英語で「theater Sun-mall」と書かれているので、入場前にしっかり確認しよう。

飲食店利用は駅周辺まで戻るのがオススメ

シアターサンモールの周辺は、比較的閑静な住宅街だ。マンションや会社の事務所などが多く、大型の飲食店などはあまり見られない。

小さめの喫茶店やカフェはあるが、入ろうとするタイミングで満席の可能性も高い。とくに2人以上で会話を楽しみたいときは、ソーシャルディスタンスも気になるところだ。

少し歩いて新宿御苑前駅のそばまで行けば、カフェやコーヒーショップが複数ある。また、やや遠くはなるが新宿駅の周辺まで出れば、ファミレスをはじめ様々な飲食店が揃っている。

入場前や観劇後に一休みする際は、駅周辺の施設を利用するのがオススメだ。

シアターサンモールで観劇する際の注意事項3つ

シアターサンモールで観劇する際は、次のポイントを覚えておくとスムーズだ。

1.寒さ・暑さ、雨天対策をしっかりと

シアターサンモールは施設全体がやや古く、客席エリアが小さめだ。座る位置によっては空調が効きすぎている(もしくはあまり効いていない)場合があるので、寒さ・暑さを調節できる羽織物などを持参しよう。

また、入場待機列は入口の外(屋外の階段)に形成されることが多い。屋根は付いているが、雨天の際は雨が吹き込むこともあるため、天気が不安なときは防水・撥水できるカバンや雨具の準備をしていこう。

2.携帯の電波は入りにくい

シアターサンモールは地下1階にあり、客席、ロビーともに携帯電話の電波が非常に入りにくい。

筆者の体感では、「客席エリアやトイレ付近はほぼ圏外、ロビーは入口付近でかろうじてつながるかどうか」という印象だ。

開演前や休憩中に「スマホを見て時間を潰そう」と思っている方には、読書など別の手段を検討するよう勧めたい。

3.車椅子での観劇は事前確認を

シアターサンモールには、エレベーターやエスカレーターといった設備がない。このため、劇場入口や客席内への移動は階段のみとなる。

車椅子での観劇可否については、公演ごとに異なる。車椅子での観劇を予定している際は、上演作品の公式サイトで注意事項やQ&Aを確認し、興行主の指示に従い早めに対応しておこう。

* * *

シアターサンモールの特徴を把握し、楽しく観劇を

シアターサンモールは、客席とステージの距離が近く、キャストの細やかな芝居まで伝わってくる劇場だ。

携帯の電波が入りにくいことや、エレベーターがないことなど、注意するポイントはいくつかある。しかし交通の便が良く、徒歩圏内にカフェなどの飲食店も多い、便利な劇場だ。

周辺は住宅街でもあるため、近隣の迷惑になるような行為(大声での会話や座り込みなど)は避けたい。マナーを守って楽しい観劇体験を重ねていこう。

※この記事の内容はすべて2022年6月現在の情報です。

文:豊島オリカ

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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