コラム

シアター1010(センジュ)徹底攻略|アクセス・座席・周辺施設・豆知識など

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シアター1010(シアターセンジュ)は、JR他各線「北千住駅」直結・北千住マルイの上階に位置する劇場だ。

この記事では、2.5次元作品の上演も多いシアター1010について、アクセス方法や座席の様子、周辺情報、豆知識などを紹介していく。

シアター1010

■住所
〒120-0034
東京都足立区千住3-92 千住ミルディスI番館10階、11階

■最寄り駅・アクセス
JR常磐線/東京メトロ日比谷線・千代田線
東武伊勢崎線/つくばエクスプレス
「北千住」駅西口より徒歩すぐ(4番出口直結)

■座席数
1階席:553席
2階席:148席
総客席数:701席

■駐車場
758台(有料)、30分200円

■ロッカー
施設専用のロッカー:なし
同建物内「北千住マルイ」のコインロッカーを使用できる。ただし北千住マルイの営業時間中のみ。
※営業終了時刻を過ぎると荷物を取り出せなくなるため、要注意。

公式ホームページ参照。

※その他詳細は公式サイトをご確認ください。

シアター1010基本情報

シアター1010は2004年4月にオープンした劇場で、北千住駅直結の千住ミルディスI番館(北千住マルイ)の建物内にある。

正式名称は足立区文化芸術劇場。「シアター1010 (THEATRE1010)」の名称は公募により決定したもの。演劇作品の上演を意識して作られた劇場(大ホール)をメインとし、ミニシアターとしても使える稽古場、ギャラリー、アトリエなどが一体となった総合文化施設だ。

2.5次元作品の上演にもよく使われる劇場で、演劇作品の他にもファンイベントやダンス大会など様々な用途に用いられている。

シアター1010へのアクセス|駅から直結だが少し迷いやすい

シアター1010は駅直結の建物内にあるので、雨の日も濡れずに移動できる。

直結という意味では非常に便利だが、一点気をつけたいのが「道に迷いやすい」ことだ。

一般的な劇場と異なり、シアター1010にたどり着くには次のようなルートをたどる必要がある。

1.駅の改札口を出る
2.北千住マルイの中に入る
3.マルイ内を上に移動し、劇場フロアに到着する

迷いやすいポイントは2つ。1つめは「駅の改札→マルイへ向かうとき」、もう1つは「マルイの店舗フロアから劇場フロアに上がるとき」だ。

迷わないための対策としてオススメなのは、駅やマルイ内に掲示されている「ルート表示(矢印)」や「フロア案内」を確認すること。基本中の基本ではあるが、やはりこれが一番簡単だ。

道に迷いやすい筆者だが、シアター1010に向かう際はルートの各所でこれらの表示・案内を見つけることを意識することで、迷わずたどり着けている。

また、混雑による遅刻も気をつけたいポイントだ。

マルイのフロアから劇場フロアに上がるには、エスカレーターもしくはエレベーターを利用することになる。エレベーターは基数が少なく混みやすいため、面倒でもエスカレーターを利用したほうが早く到着できることが多い。

ただしエスカレーターも、混雑具合によっては予想以上に時間がかかる。

シアター1010を利用する際は、時間に余裕を持って現地入りしよう。

シアター1010の座席|全体的に見やすく座り心地が良い

シアター1010の座席は、比較的どこでも見やすい。もともと演劇作品の上演を意識して作られた劇場なので、座席の配置や椅子そのものの質にも「観客目線の親切さ」を感じる(ただし一部見づらい席もある。詳細は後述する)。

座席数は、1階席553席+2階席が148席=総客席数701席となっている。

座席は全てしっかりした劇場用の椅子で、座面も背もたれもややクッション性があり、手すりつきで座り心地が良い。

座席の足元についても、一般的な劇場と比べるとやや広めの作りだ。さすがに足を伸ばせるほどの余裕は無いものの、無理のない姿勢で座れる程度のゆとりがあり、長時間の観劇でも足腰が痛くなりにくい。

劇場の座席はぎゅうぎゅうに詰める形で作られていることも多く、中央付近の席に入る際はどうしても他人の荷物や身体に接触してしまうことが多い。シアター1010はその点、前の席とのスペースが若干広めに作られているため、奥の方の席への移動がやや楽に感じる。

客席フロアは全体がやや縦長の長方形。横幅が長すぎないので、カミ・シモともに端の席からもステージ全体がきちんと見える。

また座席は前後が互い違いに並んでいるため、前の席に座った人の頭が視界に入りにくい。さらに1階席は後方に行くにつれ傾斜が深くなっていくので、人によっては「後ろの席に行くほど見やすさが増す」と感じるかもしれない。

ちなみに、シアター1010で筆者が個人的に好きな席は、目の前に通路があって見やすい1階席9列のセンター付近だ。

また1階席1〜3列も魅力的だ。ステージを見上げる形になるため「見やすさ」には難があるものの、他の劇場よりステージとの距離が近く、臨場感が伝わりやすい作りになっている。

シアター1010の見づらい座席|1階2〜9列、2階1列はやや注意

全体的にステージが見やすい劇場だが、一部例外の席もある。注意したいのは、1階席前方(1〜8列目)と、前方にバーが設置されている席(1階席9列目・2階席1列目)だ。

詳しく説明しよう。

1階席には全体に傾斜がついている上、10列目以降は1列ごとに段差もあるため後方席からもステージがよく見える。ただし、1〜4列目までと5〜8列目まではそれぞれフラットな作りになっているのだ。

つまり同じ高さに前方席の人が座る「1階席2〜4列目、6〜8列目」は、前の人の頭とステージがかぶりやすく「見えない」と感じることが多い。

また、「1階席9列目(通路の後方席)」「2階席1列目」の前には、バーが設置されている。このバーが視界の妨げとなるケースもあるため、これらの席も要注意だ。

シアター1010のお手洗い|各フロアに設置、急ぐ場合はマルイの利用も

1階席・2階席ともに、劇場内、および劇場外の同じフロアにトイレがある。多目的トイレも設置されている。

ただし個室の数はあまり多くないため、急ぐ場合は階下にあるマルイのフロアまで降りるのも良いかもしれない(※再入場が可能な場合のみ。チケットの半券は必ず身につけておこう)。

シアター1010の周辺情報|レストラン、東急ハンズ、家電量販店あり

シアター1010のある北千住駅は都心からやや離れた立地のため、住んでいる地域によっては「他の劇場より遠い」と感じる人がいるかもしれない。

ただし、駅に着いてしまえば周辺施設は充実している。マルイの中にはレストランやカフェなどの飲食店はもちろん、東急ハンズや家電量販店(ノジマ)もある。観劇前後の食事や買い物のほか、「ペンライトの電池を買い忘れた」「ファンレターを書くためのレターセットが欲しい」といったケースにも対応できる。

シアター1010の豆知識|友の会で観劇がお得になるかも

シアター1010には、チケットの先行予約や割引といったサービスを受けられる「シアター1010友の会」というシステムがある。無料で受けられるサービスもあるため、訪れる機会が多い人は登録してみても良いだろう。

会員制度は「フレンズ会員」「ネット会員」の2種類。

フレンズ会員は年会費1,000円(法人は15,000円)で、チケット先行予約・割引、公演ラインナップの送付、メールマガジン配信などの特典を受けられる。

ネット会員は年会費無料で、チケットの先行予約やメールマガジン配信といった特典を受けられる。

サービス内容の詳細については、入会前に必ずシアター1010公式ホームページで確認しよう。

シアター1010は見やすい劇場。周辺施設も充実

シアター1010は駅からのアクセスが良く、周辺施設も充実している。早めに到着した際の時間つぶしには困らない劇場だ。

座席は全体的に見やすく椅子も座りやすいが、一部の席では人の頭とステージが重なり見づらくなる場所もある。もしもこうした席のチケットが手元にある場合は、事前に心の準備をしておく方が良いかもしれない。

劇場フロアに上がるエスカレーターやエレベーターは、マルイの混雑具合によっては予想以上に時間がかかる場合もあるので、時間にはくれぐれも余裕を持って出発しよう。

※この記事の内容は全て2022年6月現在の情報です。

文:豊島オリカ

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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