コラム

【あんステ】2.5次元版「流星隊」の魅力。5つの強烈な個性が引き起こすスーパーノヴァの輝き

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『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズこと「あんステ」は、私立夢ノ咲学院を舞台に魅力的なアイドルたちの活躍を描く物語だ。

登場するアイドルたちは1〜5人単位のユニットに所属している。この企画では各ユニットに焦点を当て、魅力や特徴をご紹介していく。

シリーズ第5回は、アイドルの枠を越えヒーローとしても活動している、戦隊ユニット「流星隊(りゅうせいたい)」についてご紹介しよう。

※内容は筆者個人の感想に基づくものであり、公式の見解とは異なる可能性があります。またストーリーの核心に迫るネタバレは避けますが、作品内容の一部に言及していますのでご注意ください。

流星隊(りゅうせいたい)はこんなユニット

流星隊は、戦隊ヒーローをモチーフにしたユニットだ。5名のメンバーで構成されており、それぞれに「赤、青、黄、緑、黒」の5色のポジションカラーが割り振られている。

<流星隊>
守沢千秋(赤)※リーダー
深海奏汰(青)
南雲鉄虎(黒)
高峯翠(緑)
仙石忍(黄)

ヒーローを愛する隊長(ユニットリーダー)・守沢千秋を中心に、ライブから人助けのボランティアまでバラエティに富んだ活動を行っている。ユニット活動の範囲で言えば、夢ノ咲学院きっての幅広さを誇るだろう。

学年別の構成としては、1年生が3名(鉄虎・翠・忍)、3年生が2名(千秋・奏汰)。個性豊かな先輩たちのもと、これまた個性豊かな後輩たちが育成されている状態である。

夢ノ咲学院では、入学後に何らかのきっかけで新たなユニットを組む学生が多いが、流星隊は、メンバーが代替わりしてユニット名を受け継ぐ継承制度を採用している。

何代にもわたり代替わりしてきた流星隊の歴史は古く、「学院最古の伝統を持つユニット」とも言われている。

魅力1 戦隊ヒーロー好きの心が踊る演出

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戦隊ユニットとして活動する彼らは、ひとりひとり異なる「名乗り口上」と決めポーズを持っている。

たとえばリーダーである流星レッド(守沢千秋)は、「赤い炎は、正義の証! 真っ赤に燃える生命(いのち)の太陽! 流星レッド、守沢千秋!」といった具合に、ひとりずつ名乗りを上げていくのだ。

戦隊モノのドラマやヒーローショーが好きな方にとっては、心が踊るシーンだろう。

ちなみに、名乗り口上の最初の言葉は各ポジションカラーと各キャラクターのイメージに合わせたものになっている。

原作を知らない方は、「赤が正義なら、青は何だろう?」「黒は?」「緑は?」……と予想してから観劇するのも楽しいかもしれない。

魅力2 強烈に光る「5者5様」の個性

5色のメンバーカラーと同じくらいにカラフルなのが、メンバーたちの個性である。

隊長である流星レッド・守沢千秋は、誰よりもヒーローに憧れる熱血漢。熱い気持ちがほとばしるあまり、周囲との温度差が際立ってしまうこともしばしば。それでも心から「誰かを助けたい」と思う気持ちが伝わるためか、不思議と人に愛されるキャラクターである。

今ではすっかり熱血ヒーローが板についている千秋だが、じつは流星隊に加入したての1年生時は、全く異なる雰囲気を持っていた。2年前の彼の姿は、『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ〜Destruction × Road〜』で垣間見ることが可能だ。

流星ブルーを担当する深海奏汰は、どこまでもマイペースなおっとり屋で海をこよなく愛している。噴水でよく水浴びしている変わり者だが、じつは夢ノ咲学院きっての実力を持つ「三奇人」に数えられる人物でもある。

流星ブラック・南雲鉄虎は、真面目で一本気な性格の1年生だ。いつも元気で礼儀正しく、場の空気を明るく盛り上げてくれる「良き後輩」である。ちなみに鉄虎を演じる小西成弥は、流星隊の中では唯一「あんステ」の初演から参加している。

流星グリーンを務めるのは、その名も「みどり」の高峯翠だ。入学試験の際に間違えてアイドル科を受けてしまった彼は「鬱だ、死にたい……」が口癖で、アイドルとしてもヒーローとしても異色の無気力を見せつけてくる。ある意味、ぶっちぎりの個性を持ったアイドルと言えるかもしれない。

流星イエロー・仙石忍は、忍者に憧れる1年生。やや引っ込み思案で人見知りだが、根は明るくてとても優しい。個性的なメンバーたちの橋渡し的な役割を務めるとともに、「あんステ」では様々なシーンでひょうきんな一面も見せてくれる。

流星隊は、これら5つの個性がぶつかり合って「スーパーノヴァ」を引き起こすような、強烈な輝きを持つユニットなのだ。

魅力3 背中をがつんと押されるライブ

「あんステ」では、芝居のあちこちに挟み込まれたライブパートを楽しめる。

流星隊がすでに披露している楽曲は、「天下無敵☆メテオレンジャー!」「夢ノ咲流星隊歌」「五色のShooting☆Star!!!!!」、そして舞台オリジナル曲「Sail Away! Go your way!」など。

聴く者の背中をがつんと押してくれるような力強い楽曲ばかりだ。とくに歌詞を聞くと、彼らのストレートな思いが伝わってきて自然と元気をもらえる。

中には、曲中に名乗り口上や決めポーズが挟み込まれる楽曲もある。客席を思わず笑顔にさせてしまう楽しくてパワフルなステージは、流星隊ならではだ。

「あんステ」には胸が痛くなるようなシリアスな展開もある。だが、ライブパートでも芝居パートでも、沈みがちな心に彼らが元気をくれることは多い。

物語の終盤、主人公・明星スバルが流星隊の存在に救われたように、観客も彼らに救われる瞬間があるのだ。それは「まさにヒーロー」と呼びたくなる、流星隊の大きな魅力の1つだろう。

流星隊が出演している公演リスト

流星隊が出演している公演をリストアップした。円盤鑑賞などの参考にしていただければと思う。

◆『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(初演・2016年)

新進気鋭のユニット・Trickstarが、夢ノ咲学院に革命を起こすべく立ち上がる物語。流星隊からは、南雲鉄虎(演・小西成弥)が出演している。

◆『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ〜Take your marks!〜』(2017年)

“皇帝”として学院に君臨する生徒会長・天祥院英智、彼の率いる学院最強ユニット「fine」が登場。流星隊は、この作品から5人揃って出演。主人公・スバルを支える重要な役割を果たす。

◆『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ〜To the shining future〜』(2018年)

メインストーリー3部作の完結編。学院を飲み込む革命のうねりの中、流星隊の果たす役割と、物語の結末を見届けてほしい。

◆『あんステフェスティバル』(2018年)

豪華8ユニットが揃い踏みした、ライブ形式のフェスティバル。流星隊パートでは、戦隊ユニットらしい華やかな演出を堪能できる。

◆『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ~Destruction × Road~』(2019年)

「あんステ」番外編の「エクストラ・ステージ」シリーズ。そのうちの一つ『Destruction × Road』は、魔物系ユニット・UNDEADが主役を務め、流星隊もストーリーに大きく絡む作品だ。

2年前(1年生のとき)の守沢千秋を見ることができる貴重な作品でもある。交錯する過去と未来をぜひ堪能してほしい。

流星隊|生身のヒーローとして戦うアイドル

記事の冒頭を読んだとき、「流星隊ってアイドルなの? それとも戦隊ヒーローなの?」と戸惑った方もいるかもしれない。

さまざまな捉え方があると思うが、筆者の考えとしては、「流星隊はアイドルであり、戦隊ヒーローでもある」。

もちろん彼らは生身の人間なので、人知を超えたパワーや超能力的な技や武器を使うことはない。地球征服をたくらむ悪の秘密結社も存在しない。

だが、自身の今持てる「力」を精一杯使って、目の前にある「悪」と戦い、困っている人を救う……それが、守沢千秋の率いる流星隊だ。その姿勢こそ、ヒーローがヒーローたる所以なのではないだろうか。

彼らが気になった方は、ぜひ「あんステ」過去作品のBlu-rayやDVDをチェックしてみてほしい。

次回は、「ちいさくてかわいい」を徹底的に突き詰める努力家ユニット「Ra*bits」をご紹介する。

※情報は全て2020年7月現在のものです。

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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