コラム

天王洲銀河劇場を徹底攻略|アクセス・座席・周辺施設・ロッカー情報など

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東京都内で毎月のようにコンスタントに2.5次元舞台の上演が行われている「天王洲銀河劇場」。

ここでは、天王洲銀河劇場について、さまざまな席からの実際の見え方や、雨や寒さよけのアクセス方法などの情報をお届けする。

天王洲銀河劇場
■住所
〒140-0002
東京都品川区東品川2-3-16 シーフォートスクエア内2階

■最寄駅/アクセス
東京モノレール「天王洲アイル駅」下車、徒歩1分。
りんかい線「天王洲アイル駅」下車、出口Aより徒歩5分。もしくは、出口Bよりスカイウォーク利用。

■座席数
1階:516席
2階:101席
3階:129席
合計746席

■駐車場(シーフォートスクエア駐車場を利用)
【料金】30分:330円 24時間:1,900円(2020年1月現在)

■ロッカー
あり
1階客席・ロビーに返金式(100円)ロッカーが設置
手荷物札による荷物預かりもあり(要確認)

※公式ホームページ参照。
※その他詳細は公式サイトをご確認ください。

天王洲銀河劇場の基礎情報

天王洲銀河劇場は、東京都品川区にある。最寄駅はモノレール「天王洲アイル駅」またはりんかい線「天王洲アイル駅」だ。モノレールの場合は駅直結、りんかい線では駅から5分~7分(交差点の信号が長い)ほど歩く。

キャパシティは746席。2.5次元舞台の公演が頻繁におこなわれているので、なじみのある人も多いことだろう。

劇場の作りは1階席・2階席・3階席、の3層になっている。2階席は3列、3階席は4列と細い作りなので一階席に割り当てられることが多い。2階・3階には左右に、張り出したボックス席がある。

劇場ホール内に足を踏み入れると、キャパに対してコンパクトな印象を受ける。全体的に円形で、D~Iまでは左右に広いがそれ以降は狭まっていく。

1階席最後方はQ列(17列目)。Q列はセンターブロックのみとなる。

椅子は沈み込むようなふかふかさはないが、比較的普通に座れる。しかし2時間半を超えると腰にくる。3時間近い舞台の時は、中休憩の時などに体を動かしておこう。

1階席で観劇の場合、トイレは、1階と2階の間のトイレを利用することになる。階段の上り下りが必要なため、少々不便を感じる。開演前は確実に長蛇の列になるので、できれば同ビル内で済ませておこう。2階・3階にはそれぞれ設置されている。

座席|2階席・3階席・ボックス席の見え方

前述のとおりコンパクトな印象を受ける天王洲銀河劇場だが、気になるのは実際の見え方だ。1階席と2階席・3階席に分けて解説していこう。

1階席…地獄を感じる席は無い。円形の作りで後方になるほどセンブロ寄り。

最前列は舞台が本当に目の前だ。汗が飛んでくるほどで、学校の体育館の舞台よりも近く感じる。A列の左右ブロック端はスピーカーが目の前なので、耳が弱い人は注意したい。

A~D列くらいまでは舞台を見上げる形になる。この辺りの席は、役者の表情がよく見える代わりに全体が見えない。群舞、プロジェクションマッピングなどをフルに楽しみにくくなるが、近くである分、迫力を楽しめる。

舞台全体が見えるのはF、G列辺りから。キャストの顔もまだよく見えるので、「舞台全体を見たい!」「でも推しの顔も見たい!」という人はD~I列くらいがベストだろう。

気になる後方席からの見え方だが、P列端の場合、キャストの顔は見えないが舞台は見える。よりセンブロに近くなるため「全体を楽しむ」「ゆったりした気分で話を楽しむ」見方であれば問題はない。

通路にも近くなるため、通路演出があった時に嬉しいという特典もある。全体的に傾斜もそこそこあるので、前の人の頭で何も見えないという悲劇も少ない。

2階・3階席…VIP気分のボックス席。死角となる席はある?

銀河劇場の2階席は、非常に見やすいと言える。全景が好きな筆者個人的には、2階最前列センターが神席だ。全体が見渡せ、ほどよくキャストの表情・演技が見られる。

センターブロックは1階席M列あたりの上にあり、左右に行くほど舞台に近くなる。

ボックス席は2階席に8ボックス、3階席に6ボックスある。4席ずつで区切られており、オペラ座のような気分でテンションが上がる。前方ボックス席ともなると、舞台にも近くなる。見切れない上に近く、上からの全景も楽しめる。

逆に注意しなければならないのは、2階・3階ともに「ボックス席に近い一般席」だ。特に3階席では、ボックスが死角となって舞台の左右端が見えなくなる場合がある。

また、1階席にだいぶ被って客席が設置されているため、客降りで何をやっているのかほぼ分からないという点にも注意が必要だ。2階席への客降りがあった場合はだいぶプレミアムな気分になるが、1階席での演出は見えないので気を付けたい。

2階・3階ともに手すりは細い方だ。高さも低めに設定されているので「手すりで何も見えない!」ということはない。

エントランスから1階席(ロビー)まではエレベーターがあるが、2階・3階へ行くのにエレベーターはない。特に3階席に向かう人はエントランスから1階、2階、3階と上ることになるので体力と時間に留意しておこう。

立見席…2階・3階に割り当てられることが多い。公演時間が長い時は体力勝負

天王洲銀河劇場では、人気公演ともなると立見席が設けられることがある。場所は、2階・3階の最後方席の左右であることが多い。手すりに寄りかかることはできるが、椅子の持ち込みは不可(公演ごとにHPを要確認)、通路のため座り込みもできない。

立見席での心構えとして「上着・荷物をまとめられる大きめの袋」「足が楽になる履きもの」を持って行きたい。オペラグラスは膝に置けないので首からさげることになる。

アクセス|駅からの行き方、実際のところは? 雨に濡れない道のりもご紹介

モノレールでの場合は、降りて直結なので迷うことはないだろう。問題はりんかい線での場合だ。ホームページには「徒歩5分」とあるが、実際のところ電車を降りて5分では着かない。

駅ホームからのエスカレーター、地上に出るエスカレーター、ともに長く時間がかかる。運次第で引っかかってしまうこともある、途中一カ所ある交差点の信号も長い。そのため、最悪でも公演20分前には駅についておきたい。

王道の行き方は、改札を出て右へ。エスカレーターで地上へ向かうコースだ。A出口を出たら右へ、そして高速道路沿いにモノレールの下をずっと歩く形になる。頭上をモノレールが通っているので、突然の雨もある程度は避けられる。

寒い、どうしても雨は嫌だという場合には、改札を出たらエレベーターでB出口へ。2階のスカイウォークへ向かおう。ほんの少しだけ遠回りになるが、雨に濡れず劇場へ着くことができる。

お得情報|実は知らない人も多い? 銀河劇場「オンラインチケット会員」

天王洲銀河劇場には「オンラインチケット会員」という制度がある。入会金・年会費は無料(2020年1月現在)で、銀河劇場で上演される舞台のチケットを先行で申し込める。

手数料も非常に安く、チケット入手のチャンスが増えるとなれば、申込みをしない手はない。劇場公式ホームページから簡単に登録できるので、ぜひチェックしてほしい。

周辺情報|コンビニ・飲食店など

コンビニは、劇場の入り口目の前に一軒。スカイウォークを渡って向かいにも数軒ある。チケットの発券を忘れた! という場合、対応しているコンビニを探して焦らずに発券しよう。

劇場のあるシーフォートスクエアビル、向かいにあるスフィアタワー天王洲にも飲食店は多い。マチソワ間に出歩きたくない場合は、劇場目の前のコンビニで軽食を買って運河沿いにあるベンチでゆっくりしても良いだろう。

ビル内には文具店があるので、だいぶ早く着いてしまった時やマチソワ間に、便箋セットを買って手紙をしたためるのもおすすめだ。

銀河劇場でおこなわれる舞台では、時々「フラワースタンド受入れOK」のことがある。贈られたフラスタは、入り口脇のガラス窓沿いにずらりと並べられるので壮観だ。

もし、目当ての舞台がフラスタ受け入れ可の場合は、予算と相談の上贈ってみてはどうだろうか。高さ・大きさなどは規定があるので詳細確認を忘れずに。

※掲載した情報は2020年1月時点での取得内容になりますのでご注意ください。

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WRITER

広瀬有希
								広瀬有希
							

金融・印刷業界を経てフリーライターへ。エンタメメディアにて現場取材・執筆の他、日本語・日本文化教育ソフト監修、ゲームシナリオ、ノベライズなどで活動中。感動が伝わる文章を目指して精進の日々を送っています。

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