コラム

DVDで予習復習しておきたい、2020年に続編公演予定の2.5次元舞台・ミュージカル5選

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2020年、新たな年となり早くもたくさんの舞台の予定が発表されている。中には、人気公演の第2弾、第3弾なども予定されており、今から待ちわびているファンも多いことだろう。

そこで今回は「2020年に予定されている舞台」の中から、続編が予定されている舞台を5つ紹介する。

公演が始まるまでにDVDで前シリーズをおさらいし、来るべき開幕に備えたい。

予習復習おすすめ舞台①ミュージカル「憂国のモリアーティ」

ミュージカル「憂国のモリアーティ」は、2作目が2020年の7月・8月にあると発表されている。ピアノとヴァイオリンの美しい旋律と、ハモリが耳に心地よい歌声。生演奏による2.5次元舞台は数えるほどしかなく、珍しいと言っていい。

美しい生演奏の音楽と、実力あるキャストたちの歌声と演技で非常に評価の高かったこの舞台。新しい年の幕開けとして観るDVDとしてぴったりだ。

また、ミュージカル版とはまた別の「舞台版」が2020年1月10日に開幕、テレビアニメ化も発表されている。2020年は憂国のモリアーティファンにとって、忙しくも嬉しい年になることだろう。

予習復習おすすめ舞台②「おおきく振りかぶって」

舞台『おおきく振りかぶって』は、「秋の大会編」が2020年2月14日から開幕する。今回の舞台は上演方式が特殊だ。初演の再演と「秋の大会編」が交互に上演される。

そのため「じゃあ復習しなくても連続で観に行けば問題ないのでは?」と思われる人も中にはいることだろう。それができるに越したことはないが、やはり前回の気持ちをもう一度噛みしめ、そして生の舞台を目にする感動を味わってもらいたい。

そして忘れてはならないのは、ダブルヘッダーで上演されるのは「初演」であり、続編の「夏の大会編」はないという点だ。公式SNSのあらすじによると、今回の舞台は夏の大会が終わったところからのスタートとなる。

初演、そして「夏の大会編」をDVDで復習して「秋の大会編」に臨みたい。

予習復習おすすめ舞台③舞台「KING OF PRISM 」

舞台「KING OF PRISM 」は2020年2月20日から、第二弾の「Shiny Rose Stars」が開幕する。

初演は2017年11月。文字で見るだけでは少し間が空いてしまったように見えるが、ライブイベントが開催されたり、2018年末の「STAGE FES 2018」、2019年末の「STAGE FES 2019」でライブパフォーマンスが行われたこともあり「そんなに経ったっけ?」という印象を受ける。

「Shiny Rose Stars」の内容がどのようになるのか今のところ何も分からない。しかし、分からなくても何も問題はない。

そもそも原作はアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフ作品で、原作を履修するにはなかなかの時間がかかる。原作を知らずに映画を見に行った人も多かったことだろう。しかしそれでも何の問題も無かった。

何も細かいことを考えずに楽しめる、それがキンプリの魅力のひとつでもある。(原作を履修し始めると深い沼に落ちるのでぜひ見てほしい)

一人でももちろん良いが、できれば仲間と集まってペンライトを手にDVDを見直して第二弾へのテンションを上げたい。

予習復習おすすめ舞台④「僕のヒーローアカデミア The “Ultra” Stage」

「僕のヒーローアカデミアThe “Ultra” Stage」は2020年3月6日に第二弾の「本物の英雄(ヒーロー)」が開幕予定だ。初演は2019年4月に公演が始まり、東京・大阪・上海で上演された。

ヒロステは、バトル・ドラマ・笑いなどをすべて真正面から正統にぶつけてきた、王道な週刊少年ジャンプ漫画をそのまま舞台化した作品だった。女の子も皆可愛く華があり、男女の声により歌に非常に厚みがあったのは特筆すべき点だ。

少年漫画の熱さ、キャストたちや制作陣の原作愛。「これがジャンプのヒーローものだ」という舞台は、幼い頃に見たヒーローショーのわくわく感を思い出させてくれた。

初演は出久がヒーローに憧れて雄英高校に入学し、体育祭の辺りという、コミックス5巻分の内容だった。第二弾はクラスメイトのキャストも増え、さらにパワーアップしたヒロステが期待できる。

注目ポイントはステイン、ベストジーニストなどの新キャストだ。原作の順番どおり6巻からの職場体験編だろうか? と予想されるので、DVDとともに原作も予習しておきたい。

予習復習おすすめ舞台⑤「艶漢」

艶漢は、舞台バージョンの浪漫活劇譚『艶漢』の第四夜が2020年2月16日に開幕予定だ。(動画は歌謡ショーの歌謡倶楽部『艶漢』)

昭和レトロな世界観に、エロさと毒と艶をこれでもかと詰め込んだ原作は、舞台でもその色を失うことはない。生身の人間が演じる詩郎や安里の、目を疑うほどの色気にやられてしまった人も多いことだろう。

見てはいけないものを見てしまったような気持ちになるこの舞台は、2と3がDVD販売されている。1.2.3と積み重ねてきたキャラクターと世界観をじっくり復習し4を観ることで、また新しい艶漢の魅力に気づけるに違いない。

歌謡倶楽部のDVDやCDも用意した上でどっぷりと艶漢の世界に浸って過ごす、そんな週末もおすすめだ。

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WRITER

広瀬有希
								広瀬有希
							

金融・印刷業界を経てフリーライターへ。エンタメメディアにて現場取材・執筆の他、日本語・日本文化教育ソフト監修、ゲームシナリオ、ノベライズなどで活動中。感動が伝わる文章を目指して精進の日々を送っています。

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