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小南光司が演じた「ベストキャラ」は?万華鏡のごとく無数の煌めきを持つスター【誕生日アンケート】

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端正な容貌に20代とは思えないほど堂々とした色気をたたえ、ステージ上を闊歩する。なのに素顔に戻ったとたん、人懐こい笑顔と周囲への気遣いで場をホッと和ませてくれる。

小南光司は、万華鏡のように多彩な煌めきを持つ役者だ。

1994年12月12日生まれの俳優、小南光司。

今年25歳を迎える彼の誕生日を記念して、「2.5ジゲン!!」では「小南光司の演じた中で一番好きなキャラクター」についてアンケート調査を行った。

2.5次元ファンが選ぶ小南光司の「ベストキャラ」とは、一体どの役なのだろうか? 寄せられたコメント(抜粋)を基に紹介していこう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

朔間零|『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』

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今回最も多くの声が寄せられた役柄は、あんステこと『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』の朔間零だ。まずはファンのコメント(選んだ理由)をご紹介しよう。

とにかくはまり役! 本当に零さんが居た。まさに朔間零=小南光司。

2次元から飛び出したようなリアルさの、完璧なる朔間零くん。ビジュアルも声も全部色気満点でカッコいい!

顔もスタイルも朔間零そのまんまだった。

あのセクシーさもそのままでほんとにかっこいい!!

完成度が高く、朔間零は小南くんにハマり役です。すごくかっこいいし、ゲームのキャラそのものです。

ご本人の性格と全然違って、ギャップがめっちゃかわいい

世界で一番推してるキャラクターを完璧に動かしてくれたから

原作ファンからも絶大な支持を得る、小南の朔間零。

「過激で背徳的」が売りのユニット・UNDEADのリーダーにして「夜闇を統べる魔王」と呼ばれるキャラクターだが、小南はその魅力を外見からも内面からも存分に引き出している。

その秘訣は、小南自身がかなりの原作ファンであり、朔間零を愛していることと関係があるのかもしれない。

スタイル、物腰、話し方、ダンスパフォーマンス、全部がキャラそのものでした。
ご本人が原作の朔間さんをものすごく愛していて原作ゲームを楽しんでいるのも「うおおお大好きだ!!」と思いました。

外見・中身、再現度が全て高い。小南さん本人もすごく朔間零を愛しているからこそとても良い演技。

小南くん演じる朔間零は本当に信用できます。零の過去を描いた作品(あんステ「エクストラ・ステージ〜Destruction × Road〜」)が最高でした!

あんステDRでは過去と現在の朔間零をビジュアルだけでなく人間性を深く掘り下げて、見事に演じ分けていたことに感動した。

朔間零は複雑な背景を持つキャラクターだ。今夏上演されたUNDEAD主演の番外編「エクストラ・ステージ〜Destruction × Road〜」では、そんな朔間零の過去が描かれた。

小南は、現在とはまるきり性格が異なって見える「過去の朔間零」を見事に演じ、そのギャップでもファンを魅了した。

小南は、あんステDRを振り返る自身のブログで「小南自身が『朔間零』という男を誰よりも、一人の人間として見る」ことを心がけたと語っている。

些細なセリフや指先の動き、そして過去と現在に横たわるギャップが、朔間零というキャラクターのファンにとってどれだけ重要な要素であるのか。

原作を愛する小南にとって、そうしたファンの気持ちは他人事ではないのだろう。彼の演技を見ていると、愛着に裏付けられた芝居への自信が感じられる。

今回のアンケートでは、そんな朔間零役が最も多くの支持を得た。

ブリッツ・エンダース伯爵|ミュージカル「憂国のモリアーティ」

ミュージカル「憂国のモリアーティ」にて演じたブリッツ・エンダース伯爵にも、熱い声が寄せられている。

小南さんのイメージにない役で印象的だったから

「いかにも」な、典型的な悪役をここまで狂気じみて見事に演じた姿に、観るたびに引き込まれました。周りの先輩役者さんたちに恵まれて、これからもどんどん演技の幅が広がっていくのが楽しみです!

それまでの演技と質が格段に上がったような感じがしたので印象的でした!

原作「憂国のモリアーティ」は、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズが原案。小南演じるブリッツ・エンダース伯爵は、ストーリーを大きく動かすキーパーソンだ。

小南はミステリーの主軸を担う「悪役」を見事に表現。新たなポテンシャルをファンに示し、アンケートにも多くの声が寄せられた。

また今回のアンケートでは、次の役柄にも熱いコメントが寄せられている。

佐藤春夫|舞台「文豪とアルケミスト」

小説家で詩人の佐藤春夫は、太宰治をはじめとした門弟をたくさん世話した男気ある兄貴分!というキャラクターですが、それに加えて代表作品の傾向等から〝薔薇〟や〝耽美〟のような要素もあります。
小南さんの男らしく凛々しい演技と、格好良さに加えて耽美な美しさのある存在感が、まさに佐藤春夫先生がここに存在している…!と感動しました。

滝川一益|舞台「信長の野望」

殺陣のかっこよさ、笑顔の可愛さ、フレキシブルな対応

緒方季晋|朗読劇「いつもポケットにショパン」

慣れない朗読劇で相手はプロの声優さんという現場であったが、負け劣ることの無い存在感に圧倒された。キャラクターがちょっとヘタレで思春期の男の子で単純に好みだった。

どんな役も楽しみながら演じきる俳優・小南光司。今後も期待大

2015年の舞台出演以来、小南は約4年という短い期間の中ですでに数え切れないほどの役柄を演じてきた。

今回ご紹介したキャラクターの数々からも分かるように、彼は芝居の幅がとても広い。

どんな役でも楽しみながら演じている様子が伝わってくるのも、彼の大きな魅力の一つだろう。

小南は、2019年12月中に「PERSONA5 the Stage」が、また来年1月〜2月には舞台「DECADANCE」~太陽の子~への出演が決定している。

25歳を迎えた小南光司はどんな進化を見せてくれるのだろうか? 今後もワクワクしながら見守っていきたい。

※編集部注
【記事に関するお詫びと訂正】
12月12日に掲載した本記事につきまして、初掲時の一部コメントに事実確認がとれない情報があったため、12月16日に該当部分を削除いたしました。読者の皆様および関係者の皆様には深くお詫びを申し上げます。

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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