• コラム
  • 谷水力が演じた「ベストキャラ」は?加速度的な進化をとげるポジティブ思考のトリックスター【誕生日アンケート】
コラム

谷水力が演じた「ベストキャラ」は?加速度的な進化をとげるポジティブ思考のトリックスター【誕生日アンケート】

若手俳優の中には、予想もつかないスピードで成長を遂げて観客の心を沸かせる人物がいる。

「この人を見ていたい」「この人を応援していれば、どこか見たことのない場所へ連れて行ってくれそうだ」……そんな気持ちを掻き立てる俳優に、時折出会うことがある。

谷水力という人物は、まさにそんな俳優の一人だ。

1996年10月16日生まれの俳優、谷水力。今年23歳を迎える彼の誕生日を記念して、「2.5ジゲン!!」では「谷水力の演じた中で一番好きなキャラクター」についてアンケート調査を行った。

2.5次元ファンが選ぶ、谷水力の「ベストキャラ」とは一体どの役なのだろうか? 寄せられたコメント(抜粋)を基に紹介していこう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

衣更真緒|『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』

今回のアンケートで最も多くの声が寄せられたのは、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズ(通称あんステ)の衣更真緒。

このあんステは、谷水自身が初めて挑んだ舞台でもある。

元気で、器用貧乏で、苦労性。そんな真緒の良さが全身から伝わってきました!

初舞台ながら、キラキラしたアイドルとして舞台上に立っている力くんの姿がかっこよかったからです!

谷水くんが初めて舞台に立って有名になるきっかけの役だったから。真緒くんを演じているときの谷水くんの歌やダンスにたくさん元気を貰ったから。

本人の初めての舞台ということもあってか、役としても本人としても成長を感じるから

りきくんが初めて舞台に立った大切なキャラクターだし、なにより真緒くんそのものだったから!!

2016年のあんステ第1作目にて舞台デビューを果たした、谷水力。初々しさを残しながらも、ポジティブに、また果敢に、体当りするような全力の芝居で観客の心を掴んだ。

谷水が演じた衣更真緒は、私立夢ノ咲学院アイドル科に所属するアイドルの卵の一人だ。

面倒見のよいしっかり者だが、そのせいで何かとトラブルに巻き込まれがちという、苦労性を絵に描いたようなキャラクターである。

生徒会会計という立場にありながら、「打倒生徒会」をかかげるアイドルユニット「Trickstar」の一員となり、二重スパイのような自分の立場に悩む場面もある。

だが基本的にはとても前向きで、周囲に勇気を分けてくれるようなキャラクターだ。

努力家でいつも一生懸命な真緒の姿は、谷水自身とも重なる。というのも、谷水の演じる衣更真緒は公演を重ねるごとにみるみる進化してきたからだ。

一生懸命さの中にひとすじの頑固さが、明るい笑顔の裏に焦燥や努力が垣間見えるようになると、キャラクターにぐっと深みが増す。

手探りで始めた初舞台から、3年かけて観客とともに「衣更真緒」を育ててきた谷水。その確かな成果を見るにつけ、谷水がほがらかな笑顔の裏で黙々と重ねた努力の大きさを想像せずにはいられない。

谷水の演じる衣更真緒は、初舞台ならではの成長の大きさ・速さ、そしてもちろん再現性の高さもすばらしく、思わずエールを送りたくなるようなキャラクターとなった。

真波山岳|舞台『弱虫ペダル』

谷水にとって2作品目の出演となったのが舞台『弱虫ペダル』(通称ペダステ)。彼がこの作品で演じたのは、主人公の良き友人であり強敵でもあるキャラクター、真波山岳だ。

谷水演じる真波には、次のようなコメントが寄せられている。

普段ニコニコしててかわいいのに、山のてっぺんを目指すときは鋭い刃みたいになる、真波の良さが伝わってきたから。爽やかでザ・男の子!という感じの真波で、大好きです。
キャスト変更当初はドキドキしましたが、蓋を開けてみればとても良かった!キャラクターの新たな魅力を引き出してくださいました。

ペダステの特徴は、なんといっても体力を使う演出だ。

この作品はロードレース(自転車競技)がモチーフとなっており、キャストはレースシーンの間じゅう常に前傾姿勢を保ち、自転車をこぐように足踏みをし続ける。

足腰をはじめ全身を酷使するこの作品で谷水が演じた真波は、「坂を登ることが何よりも好き」という人物だ。

体がどんなに辛くても、真波にとって坂を登ることは喜びだ。それを演じる谷水にも、限界を超えた苦しさの中で「喜び」や「自然とこぼれる笑顔」を表現することが求められる。

またコメントにもあるように、真波の大きな魅力の一つが「競技中と普段とのギャップ」である。

日常生活では常に和やかな笑顔で「天然」とも呼ばれる真波だが、レースとなると人が変わったようにアグレッシブになる。

谷水はこの難役を、舞台出演2作目にして見事に演じきってみせた。

刀ステ・南泉一文字、マジ校・皆瀬友にも称賛の声

また、舞台「俺たちマジ校デストロイ」では皆瀬友役を演じ、初の座長を務めた。

皆瀬友|舞台「俺たちマジ校デストロイ」へのコメント
原作を知っていて主演を谷水くんにやって欲しいな、と思っていたところ、発表があり。まさにポジティブシンキングで明るいところが一致しているから。

さらに、さまざまな経験を経て出演した舞台『刀剣乱舞』では、人気キャラクターの一人である南泉一文字を好演している。

南泉一文字|舞台『刀剣乱舞』へのコメント
新キャラクターかつ雰囲気が深刻になりすぎないように場を繋ぐ重要な役割ということでプレッシャーも大きかったと思うのですが、ひたむきに演じてくれたのが伝わってきました。

またテレビドラマ・舞台連動企画「御茶ノ水ロック」や、歌舞伎が原案となった音楽活劇「SHIRANAMI」に出演するなど、舞台デビューから3年あまりで、谷水は活躍の場を大きく広げてきた。

芝居・歌・ダンスの他、テレビ神奈川のバラエティ番組「猫のひたいほどワイド」では2016年から継続してリポーターを務め、自然体の素顔も人気を集めている。

谷水を見るといつも印象に残るのが、くりくりと大きく輝く子犬のような瞳だ。その眼差しはいつもしっかりとひらかれ、ひたむきに前だけを見つめている。

童顔で穏やかな笑顔にはかわいらしい印象ばかりを抱いてしまいがちだが、実際の谷水力を見ていると、その内面に炎のような烈しさを感じることがある。負けず嫌いな一面も、時折ちらりと垣間見える。

そんな彼だからこそ、どこまでも前向きに加速度をつけて進化を続けられるのだろう。

今でも充分魅力的な俳優だが、驚くべきことに彼はまだ過渡期の真っ最中なのだ。

今年8月にはファースト写真集『RIKI』が発売され、ますますの活躍が期待される谷水。

また12月から上演される、あんステ最新作『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Night of Blossoming Stars~にも出演が決定している。

23歳を迎えた谷水力は、今後どんな進化を見せてくれるのだろうか。これからも思いきりワクワクしながら見守りたい。

WRITTER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

いつも感動しているフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

このライターが書いた他の記事も読む