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財木琢磨が演じたベストキャラは?たゆまぬ努力で常にファンに驚きを与える【誕生日アンケート】

「努力の人」。俳優・財木琢磨を紹介するにあたり、まずはそう称したい。

2.5ジゲン!!では、2019年10月15日に27歳の誕生日を迎えた彼の、これまでに演じた役に対してのファンアンケートを実施した。結果、集まった回答は実に何と367通。

今回は、その舞台や役についての筆者からのコメントはできるだけひかえ、いただいたコメントを可能な限り多く掲載させていただきたい。

すべて掲載することはスペースの都合上かなわなかったが、ファンからの熱い思いの詰まったこの記事が、そのまま彼への誕生日プレゼントとなるだろう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

手塚国光/ミュージカル『テニスの王子様』

初舞台となった、テニミュ3rdの手塚国光役。2年半の手塚役へ思い入れのある人も多いことだろう。演技、歌ともに公演を重ねるたびに着実に、そして急速に上達していく姿に、彼の強い向上心と、自らの芸に対しての厳しさを感じた。

・本物のテニスの神様に見えた程のオーラがありました。とってもかっこよくて美しかった。

・公演を重ねるごとに、メキメキと上手くなっていく姿を見るのが楽しかったから。

・キャラクターの深め方、2年間での進化、キャラクターの強さとしての歌の説得力、抜群のビジュアル……あげだすとキリがないですが、すべて初舞台から一朝一夕で出来上がるものではない表現でした。舞台上で何が起きようとも手塚国光を手離さない彼の姿は一生忘られません。

・財木くんを知ったきっかけであり、私自身がテニプリで一番好きなキャラクターなので思い入れが深い、というのもありますが、何より、卒業となった関東氷帝公演の大千秋楽でのアクシデントです。

動揺はあっただろうに、それを見せずに最後まで演じきったのが印象に残っています。最後まで「手塚国光」であり続けた姿に、財木くんが8代目青学の手塚国光でよかった、と思いました。

・私が生で初めて見たテニミュの手塚部長が財木さんでした。跡部様との試合の千秋楽、本当に心が震えて涙が出たのを覚えています。私の中で一番理想の手塚部長を演じてくださってありがとうございました!

・ストイックながらも愛されている姿が手塚部長のイメージと重なった上に、公演を重ねるごとに演技も歌も群を抜いた成長があったから。

・初めて観たのがこのキャラの時だったからです。公演期間中にどんどんスキルアップしていくのがわかって、努力されているのだなと感動しました。

中でも関東大会氷帝戦の千秋楽、公演中に流血される事故がありましたが、それでも止まらない熱量の迫真の演技に心を打たれました。対戦相手役の三浦宏規さんとの信頼の深さも伝わってきました。当然DVDに収録されなかったのですが忘れられない公演です。

・手塚部長の威厳ある佇まいが財木くんの立ち姿から滲み出ていて、めちゃくちゃカッコイイ手塚部長でした。歌も上手くて、特に関東氷帝公演での熱演は心に残っています。

・世界で一番かっこよかったです!

・氷帝戦の「一騎打ち」が本当に格好良かった。初舞台だったので、どんどん良くなる演技と歌に感動した。

・3rdシーズンの幕開けにふさわしい理想の手塚くんでした。卒業公演である、VS氷帝関東大会大千秋楽の手塚跡部戦は一生忘れられない試合でした。

・舞台の上にいる手塚を財木くんとして見ている瞬間は一度もありませんでした。そのくらい財木くんの手塚は、立ち姿、視線、声、試合をしている姿、ベンチに座っている姿、指の先まで、手塚でした。本当に大好きです。

・シャープな顔の雰囲気がキャラクターとマッチしていて再現度がかなり高かったです。歌声や演技も大好きでした。

・どんどんと手塚としての自覚が出て行くのがわかったし、関東氷帝戦の対跡部戦は鬼気迫るものがあり観る度涙なしでは観られなかった。

・一言セリフを言うだけで空気が変わる。それだけの声とオーラを持っていたし、ラリー中のフォームが綺麗。歌声も低くて厳しい事を言う歌詞だけど優しくて、とても好きです。

初舞台であり、ここで彼を初めて見た人が多いためだろう。「初めて出会った作品」のコメントとともに「手塚そのもの」「成長力がすごかった」というコメントが集まった。

大倶利伽羅/ミュージカル『刀剣乱舞』~三百年の子守唄~

2017年3月~4月にあったこの舞台での大倶利伽羅役に対してのコメントも、数多く集まった。大きなコンテンツということもあり、この舞台で彼を知り、ファンになったというコメントも非常に多く見られた。

・完成度、再現度、魅せ方、キャラ解釈が最高に上手く、2.5舞台として完璧なまでの仕事をしてくれました。ピッタリでした。なにより舞台上でとてもかっこよかったです。

・まず見た目が完璧すぎた。そしてキャラを貫くのが大変そうなキャラだったのに、1部のミュージカルだけでなく2部のライブまで完璧に大倶利伽羅になっていました。

・このキャラのためだけにわざわざ日焼けをしたり身体作りをしたりなど細かいところまで作り込むところが、役者としての熱意の高さを感じました。大倶利伽羅が人の心に触れて変わっていく所が繊細で素敵だった事を今でも覚えています。

・この作品で財木くんを知ったし、無口で寡黙な大倶利伽羅とご本人のギャップにきゅんとしたので!

・ビジュアルもさる事ながら、普段笑い上戸の彼が一切笑わずに演じていてお芝居に対する熱意が伝わったきたし、2部のLIVEでは歌も踊りも大倶利伽羅らしさがあって、財木くんも、大倶利伽羅も更に好きになりました。

・この役で財木くんを知りました。原作でも大倶利伽羅が推しなのですが、再現度が高く最高にかっこよかったので。乱舞祭では牙をむかれて何もできなくなった審神者です。

・元々大倶利伽羅が一番好きだったのですが、それを百点満点で再現してくれて感涙です! 歌、声質、子音の付け方と母音の出し方、鋭い眼光、全てパーフェクトすぎて……! DVDを思わず買いました!

・初めて見た2.5次元の舞台で、「こんなにクオリティの高いキャラクターが見られるのか!」と一目見ただけで感動しました。

・本当に2次元から出てきた様なビジュアルにまず驚かされました! 演技も声もキャラクターにそっていて素晴らしく、まさしく目の前に大倶利伽羅がいました!

・財木さんを知るきっかけになった作品、キャラクターで、個人的に、一番精神面で苦しいときに支えになったからです。あの時はありがとう。

・大倶利伽羅そのもの。声色や目の動き、無口でも伝わってくる感情、ふとした時の仕草、戦闘での体勢・仕草が「大倶利伽羅」として演じられていて、「大倶利伽羅がそこにいる」と感じることができた。

歌声がとても好き。普段歌う時の声は少し高めだけど、大倶利伽羅として歌う声の太さ・荒々しさ好き。真剣乱舞祭2017の「獣」でのソロはもはや伝説。財木君の大倶利伽羅だから、あのソロが出来上がった。

財木君の解釈も好き。吾平のお墓参りのシーンでの言い回しが各公演で違っていたけど、どれも素敵だった。

・彼を知るきっかけの作品であり私の好きなキャラクターである大倶利伽羅を色んな視点で理解しようとしてくれて、大倶利伽羅ならどう思うだろう行動するだろうと一生懸命に演じてくれた事。殺陣や立ち振舞いもとても素晴らしく格好良かったです。

財木さんが大倶利伽羅を演じてくださったのには感謝しかなく、とても幸せな時間をありがとうございましたと伝えたいです。Twitterでいつも大倶利伽羅と共に出陣するんだとの意気込みで「よろしく大倶利伽羅」って言っていたのもとても大好きでした。

・殺陣もダンスも体の重心の使い方が別格でした。
殺陣に関しては戦う前に「勝てる気がしない」と、相手に思わせる空気。「戦う前に勝つ」。戦いに身を置く男士にとって必要なものだと思います。それが財木さん演じる大倶利伽羅には確かにありました。

手数を増やせばそれなりに魅せることもできますが、手数が少なくとも一刀一刀が活きておりごまかしのない所作。武道の心得がある人とそうでない人とでは全然違うんだということを改めて実感。「戦闘のプロ」である大倶利伽羅が舞台上で確かに存在していました。

ダンスに関しても原作では「このキャラは踊らない」と思わせる性格の大倶利伽羅ですが、財木さんの演じてくださった大倶利伽羅のダンスは「これは大倶利伽羅だ…」と納得しかありませんでした。

ゲームから大倶利伽羅が大好きでサービス開始から彼を推してきましたがまた新しい発見をすることができました。財木さんが大倶利伽羅で本当に良かったです。本当に本当にありがとうございました。里見八犬伝も観に行く予定です。楽しみにしています。

・舞台やミュージカルの楽しさ、素晴らしさ、感動を私に初めて教えてくれたのが「ミュージカル刀剣乱舞~三百年の子守唄~」でした。

興味本意で観に行ったのですが、財木さんの大倶利伽羅の台詞一つ、動き一つに目も耳も心も完全に奪われてしまいました。もしあの時、あの劇場で、財木さんの大倶利伽羅に出会っていなかったら、私は今も生き甲斐のないつまらない人生を歩んでいたと思います。

私に楽しさと感動を与えてくれて、文字通り人生を変えてくれた財木さんの大倶利伽羅のことは、本当に大切に思っていますし、永遠に私のヒーローです。感謝してもしきれないです。

私はずっとずっと永遠に、財木さんの大倶利伽羅と、もちろんのこと、財木琢磨さんが大好きです。

「理想どおり」「ゲームから抜け出てきた」「解釈が一致」「立ち振る舞いが大倶利伽羅」と、ビジュアルも含めて動き方、演技、すべてがパーフェクトだったと評する声が多かった。

234通の大倶利伽羅役に対するコールはどれも非常に熱く、すべて載せきれないのが残念すぎてならない。

久遠 愛/舞台「この音とまれ!」

初の座長を務めることとなった2019年の舞台「この音とまれ!」。半年にわたる稽古を重ねた箏の演奏、繊細な感情描写が光る演技に、あらためて惚れ直したというコメントが集まった。

・愛くんがそのまま出てきた気がしました。箏の音が優しくて癒されました。

・今まで積み重ねて来た経験や演技力を更に新たなレベルに引き上げ、箏にまで挑戦し初座長を立派につとめ上げていました。

・今まで演じた役の中で1番感情を表に出すキャラクターでもあったのですが、財木くんの演じる愛の細かな表情の変化によるお芝居が凄く好きです。

・どの舞台のどのキャラクターでも本物がいると思わせてくれる財木さんですが、初座長、箏の生演奏など様々なプレッシャーの中でもやっぱり舞台の上には久遠愛がいて、本当に凄い役者さんだと思いました。

・「久遠愛を演じられるのは財木琢磨しかいない」と思う程、素晴らしい久遠愛を演じていました。

これまで演じてきた役で培ったものが活かされていて、何より表情(特に目)がとても良くて、原作の愛くんと重なりました。仕草も一つ一つ丁寧に演じられていました。

また、公演を重ねるごとに演技が素晴らしいものに出来上がっていき、特に大阪公演はこれまでの公演の集大成でした。演技が自然で「あ、愛くんやわ」とスッと自分の中に入ってきました。

・口下手で不器用だけど優しくて、何事にも真っ直ぐで一生懸命なところが財木くんに似合っています。

・箏の生演奏の後の藤田弓子さんとのシーンが、演出も二人の演技も最高過ぎて大好きです。

・お筝と向き合う姿勢が最高でした。演奏シーンで泣かされました。

・目での演技、箏を弾く姿、涙声全て最高でした。

・仕草の1つ1つが本当に久遠愛そのもので、ここまでキャラの事を考えて演じられているのがすごいなと思いました。筝の演奏も素晴らしかった。

・素直になれなくて、口は悪いけど優しい愛がそこにいました。役にも箏にも一生懸命向き合っていて、財木くんが演じてくれて良かったと強く思いました。

・愛は一見クールとみせて実は情が深くちょっぴりおバカという所も含めて、クールで孤高なキャラを演じることが多い財木くんとよく似ていたと思うから。

・半年かけて習得したお箏の音色が本当に優しくて暖かくて、演技だけじゃなく音色まで漫画の久遠くんそのものだったように感じました。

・舞台観劇中ずっと泣いてしまったくらいに愛が憑依していた演技だった。たった半年の練習だけだったのに、あれだけ完成度の高い箏の演奏を披露したことに感動したから。

・真っ直ぐさが愛そのものだった。ありがとうございました。愛をもっと好きになりました。

・主演・初座長、そして今までにないパワフルで元気で表情豊かな役柄でも楽しめたし、何より稽古期間も長かった箏の演奏がとても素晴らしかったです!

・箏に真摯に向き合う姿に心を打たれました。

・初主演ということ、地毛をブリーチしたりお箏を練習したり外見も中身も含めて半年以上作品を完成させるために真摯に向き合って取り組まれている姿を見ていたので、愛が一番好きです。

「この先も見たい」「金髪が似合っていて可愛かった」「愛そのものだった」「とにかく表情が良かった」など、初主演となったこの舞台に対しては「音を題材にした作品に生演奏をもって観客を2.5の世界へ巻き込んだとても秀逸な舞台でした」と、作品自体への評価も非常に高い。

オウニ/クジラの子らは砂上に歌う

2018年公演の「クジラの子らは砂上に歌う」。この舞台で財木が演じたのは、クールな見た目のオウニ。ニビとのシーン、悲しみの感情など、特に演技面を高く評価する声が多く集まった。

・孤高で神秘的なキャラクターのオウニが財木君にぴったりでした!ロン毛姿を拝めるのも貴重でいいです。

・友の死に嘆き悲しむ泣きの演技。未だ頭から離れません、最高でした。

・クールな外面と優しい内面の表現がすごく良かったです。

・原作で好きなオウニを財木くんが演じてくれたから。ニビとのシーンをとても丁寧に演じてくれたから。

・感情の緩急・静動がとても良かった。ここぞというときの感情の爆発が凄かった。

・普段は静かな感情のオウニが怒り・悲しみを溢れさせたときの表情や声で、こちらの感情も揺さぶられた。

とくにオウニの「悲しみ」の演技は深く深く悲しくて、どれだけオウニがニビのことを大切に思っていたのかが、客席に背を向けた状態のでの演技からでも伝わり、涙が溢れるばかりだった。

・一見クールだけど、大切な人を失ったときの、悲しみ怒りの感情を爆発させる所が好きです。

・強い心の持ち主でかっこいいオウニに財木くんがピッタリはまってて素敵でした。

佐々木助三郎/水戸黄門

国民的ドラマ水戸黄門、ご老公とともに旅を続ける助さんこと佐々木助三郎役。7代目助さんとして、舞台を見る層だけではなくお茶の間にも広く知れ渡るきっかけとなった。
2019年5月には地元福岡・博多座にて、大物ベテランたちと舞台に立った。

・それまでのクール系のキャラとはガラッと変わって、愛敬に溢れたキャラクター性、刀の腕前は超一流という、国民的時代劇の魅力が融合していて大好きです。

・ドラマでの愛敬ある強い助さん、新しい助格としてのスタートから、博多座での堂々とした演技に成長を感じます。これからも助さんとして活躍してほしいです。

・ドラマでも演じている財木さんの代表作。舞台版ではよりキャラクターがはっきりしていたと思います。先輩方の胸を借りてのびのびと演じているように見えました。明るく軽いようで、でも人の心に寄り添える助さん。殺陣もかっこよかった!

沖津飛沫/「DIVE!!」the STAGE!!

・何ヶ月も前から役作りのため体を鍛えていた、稽古や公演期間も体重管理に気をつけていた、などのお話が印象的でした。もちろん、役としてもワイルドな力強さ溢れる姿がかっこよかったです。

・新たな財木君を観ることができた役。これまで無口であまり表情のない役が多い中、沖津君の喜怒哀楽を丁寧に演じられていた。沖津編終盤のおじいさんの飛び込み映像を見ているときのキラキラとした眼差しは素晴らしくて、財木君があんな演技ができるなんて初めて知った。

九智来栖/「2.5 Escape Stage 甲鉄城のカバネリ」

・見た目や体格のイメージに合っていた。声も違和感がなく、二次元主義のファンの中でも評価が高く、個人的にも一番お気に入りのキャラクターになりました。

・この役がきっかけでファンになりました。

・推しのアニメが舞台化し、謎解きと融合した形が面白かったです。また来栖を演じてくださる機会があれば良いなあと思っています。

さまざまな高いハードルを厳しい努力で乗り越えていく姿がファンの心をつかむ

歌、殺陣、演奏。俳優は、その時々でさまざまな技術や所作を身に付けなければならない。サイクルの早い2.5次元界隈では、準備にわずかな期間しか与えられないこともある。

俳優たちは血のにじむような厳しい努力をし、そしてそれが、ファンの心を動かす。彼もまた、親しみやすく優しい笑顔の陰で努力を重ねている。

それが伝わった結果が今回のこの、367通の回答なのだろう。思いを凝縮したようなひとことから長文まで、どれも熱く、心のこもったメッセージだった。

これからも、どのような役でどのような顔を見せてくれるのか、ますます楽しみでならない。

WRITTER

広瀬有希
								広瀬有希
							

演劇と映画と小説を愛するフリーライター。たくさんの感動を、熱い思いとともに、読んでいてワクワクするような文章にしてお届けします。趣味はおいしいカフェの開拓。

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