コラム

【あるある】テニミュファンなら思わず共感してしまう6つのこと

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Twitter上でおおきな話題となったハッシュタグ「#テニミュ出た人あるある」。歴代のテニミュ出演キャストたちが、出演者ならではの視線で「テニミュあるある」を語ったタグである。

初代亜久津仁役の寿里が投稿したことをきっかけに、歴代キャストの間で話題となり次々とあるあるが投稿された。

キャストたちのSNS上での交流はもちろん、投稿されたキャストならではのエピソードに、テニミュファンは心踊らされただろう。

今回は、「テニミュ出た人あるある」に倣って、「テニミュファンあるある」をまとめてみた。テニミュファン初心者にも分かりやすいように解説をするので、楽しんでもらえたらと思う。

出身校を聞くがごとく推し校を聞く

舞台・ミュージカル・若手俳優好きな人と会ったとき、なにかと共通の話題にしやすいのがテニミュの強みである。

15年以上上演されている作品はそれだけ触れている人も多く、やはり伊達ではない。

「テニミュのほうは……?」

と上流貴族の挨拶のように、テニミュを嗜んでいるかどうかを尋ねたことのあるファンは多いだろう。

そこでYESと返事が返ってくれば、次に話題にあがるのは「学校名」である。

「どこ校?」

と出身校を聞くように、テニミュでどの代のどの学校を推しているのかを語り合う。

同時に、「どこから?」という会話が成り立つのも、長い歴史を持つテニミュならではだろう。

ここでいう「どこから?」というのは、どの公演や学校からテニミュを観るようになったのか、ハマったのかという意味合いである。

「私は1stの(青学)○代目から」「私は2ndの○○公演でハマって」

そんなふうに会話を続けていき、気がつけば1時間ちかく立ち話をしてしまうなんていうこともあるだろう(ちなみに「2.5ジゲン!!」ライター陣が一堂に会した際も、この現象はバッチリ起こったのは言うまでもない)。

体育館に響くきしむシューズの音に敏感

3rdシーズンからテニミュを観ているファンには伝わらないかもしれないが、1stシーズンをメインに観ていたファンはおそらくうなずいてくれるあるあるではないだろうか。

この「体育館に響くきしむシューズの音」は、テニミュ開演の暗転時に流れるSE音である。

よく考えてみると、この音は屋外のコートでテニスをしているときに鳴る音ではない(キャスト達がステージ上でテニスをする際の音、と考えればまさにその通りなのだが)。

どちらかというとバスケの練習をしているときに聞こえてきそうな音である。

変更されるまでの長い間、この「キュッキュッキュッ」という音が、幕が上がる合図であった。

いまでもこの音を聞くと、背中を背もたれにつけ、背筋を伸ばし、思わず観劇態勢に入ってしまうファンも多いだろう。

大雨の日に「ヘビーレイン」を口ずさみたくなる

大雨やゲリラ豪雨のとき、思わず不二周助と跡部景吾の劇中ナンバー「ヘビーレイン」を口ずさんでしまうことはないだろうか。

劇中では、全国氷帝戦の試合が突然の大雨によって中断してしまうシーンで不二と跡部が歌う曲だ。

1stでは不二役の古川雄大・相葉裕樹と、跡部役の加藤和樹・久保田悠来・井上正大がこの曲を歌った。

不二役・跡部役のキャストが高い歌唱力だったこともあり、「ヘビーレイン」が多くの人の記憶に刻まれたのだろう。

突然の豪雨に降られた際は、Twitterで「へーびーれー」などで検索してみると、テニミュを愛する人たちのツイートが出てくるのでぜひ試してみてほしい。

カラオケで本気の台詞を入れがち

2.5次元ミュージカルの楽曲は多数カラオケで配信されている。もちろん、テニミュの歴代楽曲もカラオケで楽しめる。

テニミュ楽曲は、曲中に台詞が入る楽曲も多い。

しかもロングランということも手伝って、ファンが台詞を丸覚えしていることが多いのだ。

テニミュファン同士で行くカラオケは、やけに台詞が“本気と書いてガチ”である。

もしテニミュファンの友人とカラオケに行くことがあれば、友人の台詞やエアーラケット捌きにも注目してみよう。

日吉若のプロフィールに詳しいうえに暗唱できる

1つ前のあるあるとも重複するのだが、テニミュで1sシーズンで生まれた名曲のひとつ(全部名曲なのだが)に、「あいつこそがテニスの王子様」がある。

この曲は、台詞が多く入るつくりとなっており、その台詞のなかに日吉若のプロフィールがあるのだ。

日吉若推しや氷帝推しではないファンでも、彼の誕生日と血液型は間違えずに言うことができる。

これも、テニミュファンならではのあるあるだろう。

違う作品でテニミュ経験キャストを探しがち

テニミュを経験している俳優は300人を超えているうえに、今後もまだまだ増えていく(であろう)。

とにかく母数が多いので、他の作品でもテニミュ経験キャストの名前が高確率で入っているのだ。

テニミュを追っているだけで300人以上のキャストの名前と顔をインプットすることができる。

そのうえ、テニミュでデビューした俳優というのも多い。

ついつい、キャスト一覧の中にテニミュ経験者の名前を見つけると、“成長を見守ってきた親戚のお姉さん”が顔を出してしまう人も多いのではないだろうか。

作品とともに進化し続ける、テニミュファンあるある

2019年9月現在、いよいよ3rdシーズンがクライマックスに差し掛かってきた。

4thシーズンがどうなるのか1ファンとしてはやくも気が気でないのだが、作品のファンとしてこれからも継続していってほしいと願っている。

そして、どんどん新しい「ファンあるある」が生まれる作品であってほしいと思う。

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公演情報

タイトル

ミュージカル『テニスの王子様』3rd シーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海 後編

原作

許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)

劇場・日程

【東京公演】
2019年12月19日(木)~12月24日(火)
日本青年館ホール

【大阪公演】
2019年12月28日(土)~2020年1月12日(日)
大阪メルパルクホール

【宮城公演】
2020年1月17日(金)~1月19日(日)
多賀城市民会館 大ホール

【愛知公演】
2020年1月24日(金)~1月26日(日)
アイプラザ豊橋

【福岡公演】
2020年1月31日(金)~2月2日(日)
アルモニーサンク北九州ソレイユホール

【東京凱旋公演】
2020年2月6日(木)~2月16日(日)
TOKYO DOME CITY HALL

出演

【青学(せいがく)】
越前リョーマ 役:阿久津仁愛
手塚国光 役:青木 瞭
大石秀一郎 役:江副貴紀
不二周助 役:皆木一舞
菊丸英二 役:田口 司
乾貞治 役:竹ノ内大輔
河村 隆 役:岩田知樹
桃城 武 役:大久保 樹
海堂 薫 役:中島拓人
堀尾聡史 役:琉翔
加藤勝郎 役:中三川歳輝
水野カツオ 役:奥田夢叶

【立海】
幸村精市 役:立石俊樹
真田弦一郎 役:田鶴翔吾
柳 蓮二 役:井澤巧麻
仁王雅治 役:後藤 大
柳生比呂士 役:大隅勇太
丸井ブン太 役:大薮 丘
ジャッカル桑原 役:川﨑優作
切原赤也 役:前田隆太朗

【ライバルズ】
■不動峰
伊武深司 役:健人

■聖ルドルフ
不二裕太 役:大原海輝

■山吹
亜久津 仁 役:川上将大

■氷帝
跡部景吾 役:三浦宏規、日吉 若 役:内海啓貴

■比嘉
田仁志 慧 役:高田 誠
(※)田仁志 慧の「慧」は旧字体

【四天宝寺】
白石蔵ノ介 役:増子敦貴
遠山金太郎 役:平松來馬

【特別出演】 越前南次郎 役:森山英治

チケットについて

詳細はこちら

主催

テニミュ製作委員会

協賛

ファミリーマート

問い合わせ

ネルケプランニング
03-3715-5624(平日 11:00~18:00)

公式HP

https://www.tennimu.com/

テニミュ・モバイル

http://tennimu.jp

©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト ©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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