Twitter上でおおきな話題となったハッシュタグ「#テニミュ出た人あるある」。歴代のテニミュ出演キャストたちが、出演者ならではの視線で「テニミュあるある」を語ったタグである。
初代亜久津仁役の寿里が投稿したことをきっかけに、歴代キャストの間で話題となり次々とあるあるが投稿された。
キャストたちのSNS上での交流はもちろん、投稿されたキャストならではのエピソードに、テニミュファンは心踊らされただろう。
今回は、「テニミュ出た人あるある」に倣って、「テニミュファンあるある」をまとめてみた。テニミュファン初心者にも分かりやすいように解説をするので、楽しんでもらえたらと思う。
もくじ
出身校を聞くがごとく推し校を聞く
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ドリームライト2018の電池は単4×3本です!長時間の公演となりますので、電池の予備は単4をご用意ください! pic.twitter.com/RyiIkavUn8— ミュージカル『テニスの王子様』公式 (@TennimuNews) May 5, 2018
舞台・ミュージカル・若手俳優好きな人と会ったとき、なにかと共通の話題にしやすいのがテニミュの強みである。
15年以上上演されている作品はそれだけ触れている人も多く、やはり伊達ではない。
「テニミュのほうは……?」
と上流貴族の挨拶のように、テニミュを嗜んでいるかどうかを尋ねたことのあるファンは多いだろう。
そこでYESと返事が返ってくれば、次に話題にあがるのは「学校名」である。
「どこ校?」
と出身校を聞くように、テニミュでどの代のどの学校を推しているのかを語り合う。
同時に、「どこから?」という会話が成り立つのも、長い歴史を持つテニミュならではだろう。
ここでいう「どこから?」というのは、どの公演や学校からテニミュを観るようになったのか、ハマったのかという意味合いである。
「私は1stの(青学)○代目から」「私は2ndの○○公演でハマって」
そんなふうに会話を続けていき、気がつけば1時間ちかく立ち話をしてしまうなんていうこともあるだろう(ちなみに「2.5ジゲン!!」ライター陣が一堂に会した際も、この現象はバッチリ起こったのは言うまでもない)。
体育館に響くきしむシューズの音に敏感
文化祭の余韻が残ってます!
勝つサンド夢に出てきました😂
思い出のラケットコーナーに一緒に頑張ってくれたあの時のラケットが😭 pic.twitter.com/v4GmWdoxcT
— 後藤大/DAI(one-make) (@dai_onemake) November 25, 2018
3rdシーズンからテニミュを観ているファンには伝わらないかもしれないが、1stシーズンをメインに観ていたファンはおそらくうなずいてくれるあるあるではないだろうか。
この「体育館に響くきしむシューズの音」は、テニミュ開演の暗転時に流れるSE音である。
よく考えてみると、この音は屋外のコートでテニスをしているときに鳴る音ではない(キャスト達がステージ上でテニスをする際の音、と考えればまさにその通りなのだが)。
どちらかというとバスケの練習をしているときに聞こえてきそうな音である。
変更されるまでの長い間、この「キュッキュッキュッ」という音が、幕が上がる合図であった。
いまでもこの音を聞くと、背中を背もたれにつけ、背筋を伸ばし、思わず観劇態勢に入ってしまうファンも多いだろう。
大雨の日に「ヘビーレイン」を口ずさみたくなる
不二会!
スペシャルゲストは甲斐田姉さん♪
全不二揃ったよ♪
幹事頑張ったw
めちゃくちゃ楽しい♪ pic.twitter.com/KFCD9agOeu
— KIMERU (@Kimeru_) November 6, 2017
大雨やゲリラ豪雨のとき、思わず不二周助と跡部景吾の劇中ナンバー「ヘビーレイン」を口ずさんでしまうことはないだろうか。
劇中では、全国氷帝戦の試合が突然の大雨によって中断してしまうシーンで不二と跡部が歌う曲だ。
1stでは不二役の古川雄大・相葉裕樹と、跡部役の加藤和樹・久保田悠来・井上正大がこの曲を歌った。
不二役・跡部役のキャストが高い歌唱力だったこともあり、「ヘビーレイン」が多くの人の記憶に刻まれたのだろう。
突然の豪雨に降られた際は、Twitterで「へーびーれー」などで検索してみると、テニミュを愛する人たちのツイートが出てくるのでぜひ試してみてほしい。
カラオケで本気の台詞を入れがち
昨日7/18、カラオケの鉄人 池袋西口店さんのテニミュ・コラボルームにお邪魔しました!この模様は後ほどテニミュブログでもアップ予定です。特設サイト:https://t.co/YdRawD4Ql6 #テニミュ
#カラ鉄コラボ pic.twitter.com/1cKRlabqEv— ミュージカル『テニスの王子様』公式 (@TennimuNews) July 19, 2016
2.5次元ミュージカルの楽曲は多数カラオケで配信されている。もちろん、テニミュの歴代楽曲もカラオケで楽しめる。
テニミュ楽曲は、曲中に台詞が入る楽曲も多い。
しかもロングランということも手伝って、ファンが台詞を丸覚えしていることが多いのだ。
テニミュファン同士で行くカラオケは、やけに台詞が“本気と書いてガチ”である。
もしテニミュファンの友人とカラオケに行くことがあれば、友人の台詞やエアーラケット捌きにも注目してみよう。
日吉若のプロフィールに詳しいうえに暗唱できる
日吉会!!! pic.twitter.com/u1t5EMc2Cj
— 内海啓貴 (@utsumi_akiyoshi) April 26, 2018
1つ前のあるあるとも重複するのだが、テニミュで1sシーズンで生まれた名曲のひとつ(全部名曲なのだが)に、「あいつこそがテニスの王子様」がある。
この曲は、台詞が多く入るつくりとなっており、その台詞のなかに日吉若のプロフィールがあるのだ。
日吉若推しや氷帝推しではないファンでも、彼の誕生日と血液型は間違えずに言うことができる。
これも、テニミュファンならではのあるあるだろう。
違う作品でテニミュ経験キャストを探しがち
【大好評につき重版決定!予約受付中!】
『テニプリパーティー』は、テニミュの特集も盛り沢山!!
レジェンドキャストやスタッフのインタビューや、キャスト250人超から届いたメッセージなど…ファン必見の内容となっています! pic.twitter.com/kT6y6OvU8n— 『新テニスの王子様』公式 (@tenipuri_staff) August 11, 2019
テニミュを経験している俳優は300人を超えているうえに、今後もまだまだ増えていく(であろう)。
とにかく母数が多いので、他の作品でもテニミュ経験キャストの名前が高確率で入っているのだ。
テニミュを追っているだけで300人以上のキャストの名前と顔をインプットすることができる。
そのうえ、テニミュでデビューした俳優というのも多い。
ついつい、キャスト一覧の中にテニミュ経験者の名前を見つけると、“成長を見守ってきた親戚のお姉さん”が顔を出してしまう人も多いのではないだろうか。
作品とともに進化し続ける、テニミュファンあるある
2019年9月現在、いよいよ3rdシーズンがクライマックスに差し掛かってきた。
4thシーズンがどうなるのか1ファンとしてはやくも気が気でないのだが、作品のファンとしてこれからも継続していってほしいと願っている。
そして、どんどん新しい「ファンあるある」が生まれる作品であってほしいと思う。
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