コラム

推し活中の2.5次元ファンが「これってダイエットになるかも」と期待してしまう瞬間TOP3

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推しキャラ、推し俳優、推し作品。

これらを追いかけていて、ふと「これってダイエットになるんじゃない?」と期待してしまう瞬間が、私にはある。

たとえば開演時間に間に合うように、結構な距離を早足で移動しているとき。

ライブ形式のイベントで、立ちっぱなしでペンライトを振り続けているとき。

「これが毎日続けば痩せるのにな〜」なんてぼんやり思ってしまうのだ。あなたにもそんな瞬間があるだろうか?

今回は、筆者自身の経験と周囲の声を合わせ、2.5次元ファンが推し活していて「これってダイエットになるかも」と感じたことのある瞬間を集めてみた。

※あくまでも主観に基づく個人の感想であって、何らかの効果を保証するものではないことをご了承いただきたい。念のため。

1.クタクタになるほど面白い作品を観たとき

大好きな2.5次元の舞台・ミュージカルを観劇すると、1幕が終わる頃にはだいたいクタクタになっている。

観劇って不思議だ。ただ静かに座っているだけなのに、なぜあんなに体力を消耗するのだろう?

なぜ……と言いつつ、私たち2.5次元ファンはその答えを本能で知っている気がする。

大好きな作品や推しを観ているときは、身体はじっとしているけれど脳のほうはフル回転だ。

笑ったり、泣いたり、びっくりしたり、感動したり。

たった2時間から3時間の間に、さまざまな感情が大きく揺さぶられ、動かされる。

座っているだけでクタクタになってしまうのは、脳がめまぐるしく働いているからなのだろう。

脳と言えども臓器のひとつ、働くためにはカロリーを消費する。

そんな理屈からつい「舞台観劇、痩せるかも〜」なんて思ってしまうことがある。

そう感じているのは私だけではないようで、少し前に、「ミュージカル観劇はダイエットに役立つ?」というトピックが話題になった。

ロンドン大学の研究チームが特定のミュージカルを12名の被験者に見せたところ、「観劇中の心拍数が上昇し、有酸素運動に最適な数値になった」というのがそのトピックの概要だ。

被験者の数も少ないし、シチュエーションも限定されている。この実験内容だけでは「観劇がダイエットに役立つ」という結論を出すことはできない。

だが個人的な感想としては、観劇中やその直後に「ものすごいカロリー消費した気がする」と感じることはある。

ひょっとしたら、あなたにもそんな瞬間があるのではないだろうか。

2.声を出せる場所で、円盤の上映会をしているとき

劇場でじっと座って観ているだけでもカロリー消費を実感してしまうのだから、声を出したり身体を動かしたりできる場所なら尚更だ。

ネカフェのシアタールームやカラオケボックスなどで、気の合う友人と一緒に大好きな作品の上映会をしているとき、「もしかしてこれ、痩せるのでは?」とつい期待してしまうことがある。

そのような場所での上映会では、とにかく動ける。大きな声で笑えるし、歌えるし、踊れる。

ライブならコールに思いきりレスポンスをし、ペンラを振れる。

ミュージカルならキャストの振りを真似できる。ラケットも触れるし群舞も踊れる。

私は普段デスクワークをしている上に、はてしなく無精者だ。

日常生活で運動らしい運動をしない私(全く自慢にならない)は、上映会をするたびに「これは痩せてもおかしくない」とつい期待してしまうのである。

3.劇場まで徒歩移動しているとき

2.5次元舞台・ミュージカルが上演されるのは、主に公共交通機関を使う都市部であることがほとんどだ。

そうした場所では自動車ではなく電車+徒歩で移動することが多いし、駅から少し離れている劇場も少なくない。

たとえば、(2018年に閉館してしまったが)AiiA Theater Tokyo。最寄りは原宿駅と渋谷駅だったが、どちらからも絶妙に距離がある上、やや坂道にもなっていた。

普段全く運動しない私にとって、AiiAへの道のりはさながら程よいウォーキングコースだった。

片道10分程度の徒歩でも、連日通えば継続的なウォーキング習慣のようになってくる。

つい「あ〜今ダイエットに役立つことしてる!」と過度な期待を寄せてしまう瞬間なのである。

推し活で 脂肪が落ちたら うれしいな(字余り)

以上が私自身と私の周囲にリサーチした、推し活していて「ダイエットになるかも」と期待してしまう瞬間TOP3である。

もちろんこのようなゆるふわな期待感ではなく、推し活が本格的なダイエットに繋がっている人もいるだろう。

舞台上で頑張っている推しを見て「私も頑張ろう」と決意したり、推しの運動能力や綺麗についた筋肉を見て筋トレを始める人もいるはずだ。

推し活していて「これってダイエットになるかも」とつい期待してしまう瞬間、あなたが思い浮かべるのはどんなシーンだろうか?

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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