2月26日(日)に誕生日を迎えた千葉瑞己さん。「OSIRU(オシル)-俳優とファンが 一緒に愛を育むコミュニティ-」主催で、誕生日当日にバースデーイベントが開催されました。
同イベントは2部制。第1部では、『これまでの千葉瑞己』をテーマにさまざまな企画やライブが行われました。続く第2部のテーマは、『これからの千葉瑞己』です。
この記事では、1部とはまた違う雰囲気となった2部の様子や千葉さんの魅力をたっぷりレポート。また、イベントを振り返って当日におこなった終演後インタビューもお届けします。
第1部に続き、第2部も千葉さんのアナウンスからイベントが始まります。「どうも皆さんこんばんは。『(株)瑞己・△・ランド』代表取締役・千葉瑞己でございます。第1部はとても緊張してあたふたしていましたが、第2部は違います!」と頼もしさたっぷりのアナウンスが会場に流れました。
アナウンスの途中にうっかり噛んでしまうところもありましたが、これもご愛嬌。ファンの温かい拍手と笑顔の中、1部から衣装を変更し、グレーのスーツを纏った社長が登場しました。
「1部は緊張して自分の誕生日だということを忘れてしまうところもあったんですけど、2部は“誕生日なんだぞ!”という気持ちで過ごしたいと思います! よろしくお願いします!」という千葉さんの意気込みに対して、「そんなことある? 皆すでにそのつもりでいるのよ。祝いたくて仕方がないのよ」と愛あるツッコミを入れたのは、MCの五十嵐拓人さん。ゲストの須賀京介さんも続けて登場し、ステージ上には和気あいあいとした空気が流れていました。
最初の企画は『実際気になる千葉瑞己のイメージ調査-これからの千葉瑞己-』です。千葉さんのイメージについて出題される問題へ、イベントオリジナルグッズであるペンライトの色で客席から回答するという、ファン参加型の企画です。
第1問目は『千葉さんは朝に弱いというイメージがあるのですが、実際はどうですか?』という質問。会場の意見は、「朝に強い」が若干優勢でしたが、正解は「弱い」でした。
「弱いから、対策を立てるようにしていますね。起きなきゃいけない時間の1時間くらい前にアラームをかけて、徐々に段階を踏んで起きるようにしています。逆に、家を出る5分前とかに起きても準備を整えることができるんですけどね」と語る千葉さん。
『台本を覚えるとき座り込んでじっくり読み込んでいるイメージがありますが、実際はどうですか?』などの質問が続き、3問目以降は第2部のテーマ『これからの千葉瑞己』にのっとって、これから見たい千葉さんのイメージをファンに選んでもらうことになりました。
『これから千葉さんのこういう面がもっと見たい!』というお題に対し、用意された選択肢は2つ。A:限界オタクでスイーツ好きなかわいい千葉さん、B:クールでオラオラ系のかっこいい千葉さん、とどちらも魅力的な選択肢のため、悩まれたファンの方も多いのでは?
「千葉さんがAを選んだからAにしよう、とかはなしですよ!」と五十嵐さんが注意を入れると、「そんな忖度(そんたく)はしないです、うちの社員は優秀なんで」とすかさず社員自慢を挟む千葉さん! 社長と社員の間の絆が垣間見えました。
「去年はクールめだったり、暗めの雰囲気の役が反応良かったんですよ。なのでそっちの千葉が求められているのかもしれないです」と千葉さんはBを選びましたが、会場の反応はほとんど半々。これを受け、「どっちの路線も頑張ります、欲張っていこう!」と千葉さんは笑顔を見せました。
続く企画は、『千葉瑞己をとことん褒めまくる!』のコーナーです。こちらは、今日の主役である千葉さんを祝うために、事前に集めたファンからのメッセージを五十嵐さんと須賀さんが読み上げていくというもの。
ちなみにこの企画は、今までの会議(OSIRU配信)で決まったものです。「社長に愛を伝えたい!」という社員の愛が企画内容からも伝わってきます。集まった褒め言葉については、五十嵐さんいわく「絶大な量があります」とのこと。その言葉の通り、五十嵐さんと須賀さんが早口で読み上げてもなかなか褒め言葉は尽きませんでした。全てを読み終えるまでに要した時間は、なんと驚きの5分以上。
「謎のインド人のラインスタンプを使うところが好きです」「いつも洗い物をしてくれてありがとう」など、五十嵐さんと須賀さんからの愛も交えつつ行われた褒めタイムはまさに怒涛。愛の洪水に溺れながらも千葉さんは「すごくうれしいです」と笑顔で語っていました。
温かい空気の中、第2部も後半戦に突入します。須賀さんのピアノ伴奏によるバースデースペシャルライブが始まりました。第2部で披露されたのは全3曲。どの歌もファンの心を震わせる熱量が感じられ、千葉さんの歌声とペンライトの光が溶け合う会場には、一体感のある空気が流れていました。
続けて、サプライズのフラワーケーキがステージ上に登場。でもサプライズはこれだけでは終わりません。
舞台上から客席側に用意された椅子に千葉さんが腰を下ろすと、ファンから届いたメッセージムービーが流れ始めました。愛に溢れたメッセージを見て、思わず言葉を詰まらせる千葉さん。
堪えきれなかった涙を拭いながら、「いつも皆さんの応援が糧になっています。しんどい時もあったりしますが、皆さんの応援のおかげで元気に仕事をさせてもらっているんです。今日はそんな皆さんに感謝を伝える日なので、泣かしてやるぞ! くらいの気持ちでいたんですけど、……こんなに見事に泣かされるとは思っていなくて」とうれしそうに感想を語りました。
最後はファンに向け、千葉さんが直筆のお手紙を読み上げました。
「僕は今、ありがたいことにたくさんのお仕事をさせてもらっています。こんなにもたくさんのお仕事をさせていただけるのは、千葉を支えてくださった皆さんのおかげです。千葉自身、エンタメに力をもらったことをきっかけに始めたこのお仕事が、たくさんの人の笑顔と元気と幸せによって支えられているということを知りました」と今までのことを振り返る千葉さん。先程のメッセージムービーの余韻が残っているのか、声が少し震えるところもありました。
「これからも素敵なお仕事を続けて、皆さんに幸せを届けたいと思っています。そのために、今まで経験したことを磨いていきながら、今まで以上にたくさんのことに挑戦していきたいと思います。その先にはきっとうまくいかないことも、悩んだり落ち込んだりすることもあると思いますが、千葉には皆さんがいます。皆さんがいてくれたら、千葉は何があっても大丈夫です。どんなことも乗り越えて、もっとたくさんの幸せをお届けしていきたいと思っています。これからもあなたを幸せにしますので、千葉瑞己をよろしくお願いします」と結び、最後には満面の笑みを見せてくれました。
鳴りやまない拍手の中、「なんて素敵な2月末なんでしょう」 「祝日にしましょう」と五十嵐さんと須賀さんからも思わず感想が零れます。第2部も、幸せに溢れた空気の中で幕を下ろしました。
終演後インタビュー
――今日のイベントを振り返ってみて、いかがでしたか? 今のお気持ちをお聞かせください。
“幸せ”の一言に尽きます。半年かけて、ここまで辿り着いたということが感慨深いです。たくさんの方に集まっていただけて、サイリウムを灯していただけて嬉しかったですね。足を運んでくださったファンの皆さんやゲストのお2人、イベントを企画してくださったOSIRUの皆さんに支えられているんだなとひしひしと感じました。今日は僕が感謝を返したいと思っていたんですけど、とんでもないプレゼントをいただいた気分です。
――サプライズで、思わず泣いてしまうところもありましたね。
あまりにもきれいに泣かされました(笑)。「ここで泣いたら嘘っぽくなるかも」と思って堪えたんですけど、嗚咽を我慢するので精一杯でしたね。
――第2部のテーマは『これからの千葉瑞己』でしたね。2023年の目標はありますか?
新たな可能性にチャレンジしていきたいなって思っています。お芝居などを磨いていくことはもちろん、今まで経験したことがないことにも挑んでいきたいです。2023年はいろんなことに挑戦して、活躍の場を広げて、応援してくださる方々をもっと幸せにしたいと思います。
――最後に、ファンの皆さんへコメントをお願いします。
本日はありがとうございました。今日はここまで頑張って企画してくれた社員の皆さんの慰労会で、とにかく楽しんでほしいという気持ちだったんですけど、僕が一番楽しませていただきましたし、言葉にするのが難しいくらい幸せな気持ちで過ごすことができました。この仕事を続けてきて、今日を迎えることができて幸せです。今までの大変なことも何もかも報われて、人生の中でも指折りの最高の日になりました。
幸せにしていただいた分、皆さんにも幸せをプレゼントしたいので、これからも千葉をよろしくお願いします。
取材・文:水川ひかる/ヘアメイク:穂戸田優子
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