2月26日(日)に誕生日を迎えた千葉瑞己さん。「OSIRU(オシル)-俳優とファンが 一緒に愛を育むコミュニティ-」主催で、誕生日当日に自身初のバースデーイベントが開催されました。
この日に向けて、OSIRU配信番組『(株)瑞己・△・ランド』の社長である千葉さんと社員であるファンの間では約半年にわたって会議が重ねられてきました。プログラムやイベントのテーマ、オリジナルグッズなど、社長と社員の意見をたくさん盛り込んだバースデーイベントは、まさに『(株)瑞己・△・ランド』の一大プロジェクト! 2.5ジゲン!!では、社員一丸となって完成させたイベント第1部、第2部の様子を前後編に分けてレポートします。
開演時間になると、暗くなった会場に千葉さんのアナウンスが流れます。「とても緊張しているんですが、愉快な仲間たちがいるので三位一体となって皆さまを楽しませたいと思います。よろしくお願いします!」というあいさつの後、眩しいアイドルの衣装で登場した千葉さんに、会場の熱気も一気に上がります。
MCの五十嵐拓人さん、ゲストの須賀京介さんとともに、和やかな空気でイベントは幕を開けました。
最初の企画は「実際気になる千葉瑞己のイメージ調査-これまでの千葉瑞己編-」です。千葉さんのイメージについて、イベントオリジナルグッズであるペンライトを用いて会場調査を実施していきます。例えば「千葉瑞己は〇〇?」という質問に対してファンはYESなら赤、NOなら青のペンライトをつけて客席から答えを示すという、ファン参加型のユニークな企画です。
1つ目の質問は「千葉さんは舞台中“お弁当の人”としても活躍されており好き嫌いがなさそうですが、実際はどうですか?」というもの。本番中に他の出演者さんにお弁当の内容をお知らせしたり、SNSにお弁当の写真をアップしてくれることが多い千葉さんは、“お弁当の人”と一部で呼ばれているそう。「(SNSで)自分の顔の写真よりお弁当の方が(反応が)伸びたりするんですよね(笑)」と、ちょっと微笑ましくなってしまうエピソードも飛び出しました。
ファンが客席からペンライトで思い思いの答えを示す中、気になる正解は「YES」。苦手なものがあっても食べられるようになるまで対戦するとのことで、「好き嫌いがないというよりは、好き嫌いをなくしますね!」と千葉さんらしい前向きなお話を聞くことができました。
2つ目の質問は「千葉さんは筋肉ムキムキだと聞いたことがあるのですが、実際はどうですか?」です。会場の反応はほとんど半々でしたが、現在はそこまでムキムキではないとのこと。デビュー当時は、なんと胸囲が120cmもあったという千葉さん。演じるキャラクターや作品に合わせて、ストイックに体型を調整しているそうです。
「もやしとささみを茹でたものしか食べていなかった」「ぴったりに調整してもらった衣装に合わせるために、炭水化物をかなり制限していた」などのエピソードからも、千葉さんが役作りに真剣に向き合う様子が伝わってきます。最近では以前ほどストイックなトレーニングや制限はしておらず、イベント終盤に登場するケーキも笑顔で食べている姿が印象的でした。
最後の質問は「どちらかと言われれば2次元より3次元オタクなイメージがあるのですが、実際はどうですか?」です。会場の意見は、「3次元オタク」が若干優勢でしたが、答えは「2次元オタクです!」とのこと。五十嵐さんとはオフでも今期のアニメについて話したりするそうです。
ちなみに、「須賀さんのファンクラブに入っていて、本番前にファンクラブ会員宛のバースデーメールが届いていました(笑)」などのこぼれ話も聞くことができました。周りの人への愛情表現や素直な喜び方が、千葉さんが“3次元オタク”とも言われる所以なのかもしれませんね。
1つ目の企画が終わり、ここでケーキが登場しました。しかし、出てきたケーキを簡単に食べられるわけではありません! 千葉さん、須賀さん、五十嵐さんにはケーキを選ぶ順番をかけて本気のバトル「即興セリフ対決」に挑んでいただくことになりました。お題は『ホワイトデーで逆告白』。3人はずっと気になっていた相手に逆告白をするという設定です。順位を決めるのは、もちろん会場の皆さんです。
トップバッターの千葉さんは、正統派の告白を披露してくれました。乙女ゲームもびっくりの甘い台詞やまっすぐ真剣な眼差しにときめいたファンの方も多いのでは? 須賀さん、五十嵐さんと三者三様の素敵な告白が続きますが、投票により見事1位を獲得することができたのは千葉さんでした! お目当てのショートケーキをゲットすることができた千葉さんは、「誕生日といえばショートケーキですからね」とご満悦の様子。
続けて、須賀さんと千葉さんによるライブパートが始まります。須賀さんがピアノを奏で、千葉さんが情感たっぷりに披露したのは合計3曲。曲毎に客席のペンライトの色も変わり、会場全員で作り上げた空間に千葉さんの歌声が響きます。
全力で歌いきった後は、イベントも閉幕――かと思いきや、五十嵐さんのMCとともに千葉さんへのサプライズタイムが始まりました。サプライズプレゼントは、ファンからの愛が込められたメッセージブック。会場に足を運ぶことのできなかったファンの方々からのコメントも載っている、世界に1冊だけのメッセージブックが千葉さんに贈られました。まったく予想していなかったサプライズに、「こういうプレゼントが1番うれしいです」と千葉さんもにっこり。
「リハーサルの時に台本を見たいってスタッフさんに頼んだんですけど見せてもらえなくて、このサプライズのためだったんですね(笑)」と本番直前のできごとを振り返りました。
約90分のイベントも、あっという間にお別れの時間に。最後に、千葉さんはファンの皆さんに宛てたお手紙を読みました。
「まだ社会人として働いていたころ、エンタメにたくさんの力をもらいました。いつしか自分も“たくさんの人を幸せにするお仕事がしたい”とこの道を目指し始め、今ではこうしてたくさんの人の前に立つことができるようになりました。それもこれも、千葉を応援し支えてくださる皆さんがいるおかげです。どんなお仕事にも苦労は付きまとうものです。僕も例外ではなく、大変なことも落ち込むこともありました。そんなとき、皆さんの温かい応援にとてつもなく力をいただきました。たくさんの人を笑顔に、幸せにしたいと思って始めたこのお仕事でしたが、皆さんの笑顔に支えられてここまで来ることができました。これからも千葉と一緒に、たくさん幸せになりましょうね」と愛のこもったメッセージを送り、第1部は幕を下ろしました。
取材・文:水川ひかる/ヘアメイク:穂戸田優子
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