柏木佑介のバースデーイベントが10月22日(土)に開催された。2.5ジゲン!!では、第二部の様子を写真とともにレポートする。
柏木は入場すると、挨拶も早々にゲストの高崎翔太を招き入れた。「お久しぶりです。もうね、ここで話すようなことを楽屋で話しちゃったから、あんまり話すことないんだよね!」と冒頭から笑いを誘う。
高崎は「とりあえず座りましょう、腰も悪いんだし」と、先日ギックリ腰を患った柏木をさりげなく思いやる姿も。勝手知ったる仲、とでもいうようにトークが始まり、最近は晩酌をしなくなった話やビデオゲームをしていた話、部屋リンピック!! での打ち合わせの話…など次から次へとトークが進んでいく。
柏木:最近会った話だと、(高崎)翔太が新宿でやったビジネスライクプレイ2! あれ観に行ったんだよ。めちゃくちゃ面白かったよね!
高崎:そんなことないよ。
柏木:いや、みんなの中にもあるよね? 今年の中で1番面白かったヒット、みたいな。俺はあれだもん。みんな楽しそうだなぁって…アドリブとかすごくて!
高崎:うそだろ(笑)というかさ、怖かったのが、(柏木が)観に来てたこと知ったのさっきなんだよ。めちゃくちゃ怖くない? ヒットとかめちゃくちゃ面白かったってわりにはそれまで言わないんだもん。
そこから話題は、舞台や仕事での共演話に。高崎がキャスティングする際には、まず柏木を選ぶというエピソードが出ると、「キラキラしてるから?」と訴える柏木に「ううん、落ち着くから」と高崎。ほどよい温度感を感じられるトークがテンポよく続く。途中「ちなみに、楽屋の方が面白い話してましたけどね」と高崎からつっこまれる様子も見られた。
続く「柏木佑介のオタスケknight!」は、フリートークに交えて「お悩み相談」を柏木と高崎が解決していくというコーナー。
高崎からは「ここで解決できる悩みなんて、悩みじゃねーよ!」とあっけらかんなコメントがはさまれながらも開始。
「恥ずかしがり屋なので自分を出せません。恥じらいを捨てたいです。」というお悩みに対して2人は
柏木:翔太って恥ずかしいって思うことあるの?
高崎:あるよ! おそ松やってるころなんて、ずっと思ってたよ!
柏木:嘘だ! 俺、おそ松やってる頃、全然思わなかったよ。
高崎:逆に怖い!
と、喜劇『おそ松さん』シリーズでの思い出話に。自分たちがアニメの画と似ていないことやセリフを飛ばした話など、自虐を交えて話していく。お悩みへの回答としては、役として演じることに恥じらいが無い柏木を指し「これですよ、恥じらいを持たないって」と、オタスケ!
「ツーショットチェキをどうやって撮ればいいかわからない」という悩みについては、2人で実践する場面が。
高崎が参加者、柏木は柏木本人を担当し、手でハートを作る高崎に応じようとした柏木に、「そうじゃなくて、こうしてください」と手の形を指示。高崎は半分ハート、柏木はサムズアップという、いわゆる“片思いハート”に…。「こうやってボケをかませば何とかなる」という形でオタスケ!
卒業論文に関する悩みについては、柏木が自身の大学時代のエピソードを披露。卒業時には、送辞と答辞を担当したそうで、衝撃的な答辞のエピソードが語られる。
柏木:「卒業生代表、柏木佑介です。まずはこのBGMをお願いします(指パチン)。僕は湘南生まれ湘南育ちなので、サザンを流しながらお送りします。いろいろ書いてきたんですけど、素直な気持ちを皆さまにお話ししたいので、破かせていただきます(紙をビリビリに破く)。」…で、そのままアドリブで喋るっていう。
高崎:お前、なんですぐに売れなかったの? こんなやつ蜷川さん使いたいでしょ!
と、オタスケには関係ない方向でも盛り上がりを見せた。
前のめりに進めていく柏木に対し、飄々(ひょうひょう)とツッコミを加える高崎というバランスが良く、あっという間に次のコーナーへ。
続いては、罰ゲームをかけて「はぁって言うゲーム」をプレイ。セリフやお題に対して指定されたシチュエーションで表現し、それをほかの人に当ててもらうゲームだが、今回は客席の判断で競い合うことに!。
3回戦を行ったものの、結果は高崎の完全勝利。過去にプレイ経験のあった高崎は「振り切ってやらないとダメだよ」という本人の言葉通り、しっかりと振り切った結果であろう。もしかしたら柏木には多少の恥じらいがあったのかもしれない。
負けた柏木に科される罰ゲームは…「高崎翔太へのラブレターを読む」「3日間、相手のツイートに対して反応する」の2つに決定。
ラブレターに関しては、白紙の手紙に対してその場のアドリブで行われた。2人の出会いを振り返ったり、バースデームービーを頼まれたなかった切ない思い出を吐露したり…そして、BGMとの楽曲に合わせてサビを歌い出すというサプライズ演出。
最後は「今日という季節が、翔太と過ごせる新たな1ページとなり、生涯どちらかが死ぬまで、酒を飲み続ける仲でありたい。翔太、愛してるよ」と締めくくった。この言葉を受けて高崎は真っ先に「すごいね、こんな長尺ですべってる人、ひさしぶりに見た」とするどいいツッコミで返し、会場は笑いに包まれた。
その後は、和合真一と植田圭輔からVTRによるバースデーコメントも到着。2人は終始コメントに茶々を入れながらも楽しむ様子が見られた。
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冒頭で2人が話していた「バースデーイベントっぽくなくていいの?」という通り、一般的なバースデーイベントとは異なり、ありのままのトークイベントという雰囲気で満ちあふれていた。それはこの2人だから生み出せる空間であり、最初から最後まで居心地のよさが感じられた。
高崎翔太 コメント
ありがとうございました、お邪魔しました。柏木佑介くんは熱くてどこか憎めない、本当に誰からも嫌われない男です。これから先輩になっていく佑介を見れると思うので、これからもっと色っぽく、カッコ良くなっていく佑介を、僕の次に応援していただけたら。またね、どこかでバラエティでもお芝居でも共演できたらいいなと思います。
柏木佑介 コメント
33歳。ツイッターで、三刀流を極めるとか、3の数字で馬鹿になるとかやってて…馬鹿になるって言っても、馬鹿正直とか馬鹿真っすぐとかありますよね。良い意味で大人にならないといけないけど、子どもの気持ちも忘れちゃいけないと思っています。馬鹿になり続けるのも大切だと思います。僕はこれから先輩になっていくとは思いますので、まだまだ成長していくので、少し先輩になったお兄さんの柏木も応援してください。短い時間でしたが、ありがとうございました!
取材・文:木皿儀隼一/撮影:ケイヒカル
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