2022年1月10日(月)に開催された稲垣成弥のファンクラブイベント『Seiya Inagaki Happy New Year Event 2022』。約2年越しの開催となる同イベントの第2部と3部に潜入した。たくさんの写真とともに当日を振り返っていきたい。
※本記事の内容は1月10日(月)当時のものです。イベントは感染対策を強化した上で実施されました。
【第2部】豪奢な空間にたたずむ稲垣成弥…眼福そのもの
会場となった東京・SUBIR AKASAKA TOKYOはなんと結婚式場! エントランスからイベント会場まで続く導線は特別感があり、館内全体の雰囲気もとても華やいでいた。
同イベントはワンドリンク制となっており、交換できるドリンクのラインアップには稲垣がプロデュースをしたオリジナルノンアルコールカクテルも含まれていた。このカクテルを採用した理由は「普段ジュースはあまり飲まないんですけど、もし飲むとしたら果汁100%のオレンジジュースを選ぶんです。その中でもブラッドオレンジって風味が違って美味しいんですよね。それでこれをベースにしてくださいとお願いしました」とのこと。ホットとアイス、好きな方を選べる配慮も嬉しい。
定時となりMC・春山大輔による軽快なコールを合図に、いつになくハイテンションで登場した稲垣。時期的なこともあり、お正月にちなんだオープニングトークを交えながら、ゆったりとした心地良い雰囲気の中でイベントがスタートした。
2年という期間が空いたということもあって、観客はもちろんだが稲垣自身も本当に楽しくて仕方がない様子。弾む言葉尻や、こぼれんばかりの笑顔からそれが客席にも伝わってくる。
2部の衣装は黒を基調としたワイドスーツに、足元は抜け感のあるフォーマルスニーカー。シンプルだからこそ稲垣のスタイルの良さを際立たせていた。ステンドグラス調の背景、天井には豪華なシャンデリア…この非日常的な空間にたたずむ姿は眼福以外の何ものでもない。
開幕の挨拶のあとすぐに「人数当てゲーム」のコーナーへ。このゲームは、まずくじ引きで人数を決め、稲垣は観客の中でその人数に該当しそうな質問を考える。質問に当てはまる人は挙手し、くじで引いた人数と合致すれば稲垣の勝ち、という簡単なルールだ。しかし開始早々に稲垣から「もし当てたら事務所の経費で車かバイクを!」と申し立てが(笑)。それが通るかどうかは分からないが、当てられなかった場合は罰ゲームを実施するということは決定済みのようだった。
1回目はくじで「7人」を引き、「1990年生まれの人」と質問。いい線をいくもののピッタリ賞とはならず、2回目「11人」、3回目「3人」とそれぞれ稲垣は質問を考案していく。途中「今年に入って誕生日を向かえた人」という問いに該当した人へ、稲垣が「誕生日おめでとう」と祝福メッセージを届ける素敵なシーンも。
ゲーム終盤には稲垣の若干の誘導と情報操作(?)が発生してしまったことで、罰ゲーム…ではなくファンへのご褒美が決定。Twitterに「セクシーポーズの自撮りをアップする」というリクエストに対し稲垣はやや反論したものの、イベント終了後にはきちんとアップされていたのが微笑ましい。
皆様、今日は本当にありがとうございました。
今年最高の幕開けになりました。
本当にありがとうございます。2020もよろしくお願い致します。
ということで、罰ゲーム貼ります。笑 pic.twitter.com/EQtyzIt1Ld
— 稲垣 成弥 (公式) (@SeIyA__InAgAkI) January 10, 2022
この時、ステージ上で「セクシーポーズかぁ…」とつぶやきながら試しにポーズを取っていた稲垣。「きっとこれは2.5ジゲン!!にシャッターチャンスを振ってくれているに違いない!」と思い、シャッターボタンを押す指が止まらなかった…。必死で押さえた1枚をここにアップしたいと思う。
【第3部】サプライズすぎる登場、底しれぬサービス精神
いよいよこの日のラストを飾る第3部が開幕しようとしていた。2部と同様にMC春山の事前案内のあと、稲垣が登場するであろう前方ステージに視線が集まる。しかし突如として照明が消え、ウエディングソングが鳴り響き、ざわつく場内。それを見計らって、後方2階の扉が開け放たれた。そこに姿を現した稲垣は注目を一身に受け、2階の踊り場から1階のステージまで手を振りながら下りてきた。
稲垣は照れつつも、ファンの喜びを察知したのか「もう一回やってみます?」とまさかの『おかわり』入場が実現! 今度は春山までノリノリで「では、新郎、稲垣成弥様のご入場です」といった本番さながらのアナウンス付きだ。後述もするが、同イベントの頭からお尻まで、機転とサービス精神がすごすぎる(笑)。
さて衝撃的な入場だったが、改めて3部の稲垣の衣装を紹介したい。今回は打って変わってペールトーンにまとまった日だまりを彷彿とさせる暖色系コーディネート。この装いを見て、そういえば去年のYouTube「まずやる!チャンネル」で行った占い企画で“太陽の人”と呼ばれていたな、ということが頭をよぎった。
3部で用意されたゲーム企画は「稲垣成弥クイズ2022」。稲垣にまつわるクイズを本人が答えていくというもので、2021年の出演作品にまつわるものや自宅で育てている観葉植物など、バラエティに富んだ内容が出題された。印象的だったのは舞台『99』の鬼刑務官・黒澤についての問題で、なんと約10カ月前の公演にもかかわらずスラスラと当時のセリフを諳んじてみせたのだった。
また同イベントでは1〜3部にかけて来場したファンから質問を募集し、それに稲垣が答えるコーナーがあった。本来であれば口頭で直接聞きたい…ところだが、今回は質問内容を紙に記載し、スタッフが回収、それをMC春山が読み上げるという方法が取られていた。これも稲垣とファンの全員がイベント後も健康に笑顔で過ごすための大切な策だ。
2部の終わりに稲垣からスタッフへ「予定よりももっと多くの人の質問に答えられないか」という相談があった。これにスタッフ陣も賛同し、急遽、質問募集の枠を拡大。『2年ぶりに会うのだからもっと話したい、答えたい』という稲垣の強い想いの現れだった。
イベントの最後に稲垣は「今日は皆さん、ありがとうございました。2年ぶりにこうやって対面してお会いすることができて最高でした! いつも配信でコメントを書いてくださっているのも嬉しいのですが、やっぱり会えることが最高すぎて『ありがとう!』という感じです。
今年、もう一度こういうイベントをやりたいですね! 一度と言わず叶うなら何度でも。それが抱負です。それくらい、どんどん前を向いていかないと…自粛とかで気持ちが内向きになってしまうから、やっぱり楽しいことを考えていかなくちゃなって思うんですよね。未来に予定を立てていくのって、これからの時代には結構大切なことだと俺は思うんですよ。だから今年、もう一度イベントをやりたいです! 本当にありがとうございました。」と次の希望へと繋げる一言で締めくくった。
* * *
稲垣とファンが一体になって楽しむことができる同イベント。先程の質問コーナーの時もそうだが、舞台上の液晶モニターから遠い席に座るファンへ「見える? 大丈夫?」と声をかけたり、イベント中は客席側は声が出せないのを分かっているからこそ、相手が「はい」「いいえ」の動作だけで答えられるように話したりなど、どこまでも心を尽くす稲垣が眩しかった。
次回開催が近日中に実現するよう、全力で祈るばかりだ。
取材・文・撮影:ナスエリカ
稲垣成弥 出演情報
■2022年1月29日(土)~31(月)、2月4日(金)~2月6日(日)
方南ぐみ企画公演「伊賀の花嫁 THE FINAL ここにいるぜぇ編」
https://hounangumi.info・2月3日(木)「伊賀の花嫁」スピンオフ朗読劇
「三四郎のお見合い」
町田慎吾、水谷あつし、稲垣成弥、高橋直純■2022年3月4日(金)~13日(日)
舞台「フルーツバスケット」
https://fruba-stage.jp/■2022年3月4日(金)全国劇場公開
映画『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』
https://gaga.ne.jp/mankai-movie/■2022年3月26日(土)
稲垣成弥2022-23カレンダー手渡し会
https://inagaki-seiya.com/contents/490391■2022年4月8日(金)~4月17日(日)
演戯「ヴィジュアルプリズン」-月世饗宴-
https://visualprison-stage.com/
※FC先行:2月1日~2月8日
詳細は稲垣成弥公式HPにてSNS
@SeIyA__InAgAkI
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・ニコ生公式番組 「稲垣成弥の他力本願」
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