ミュージカル『眠れぬ森のオーバード』が本日8月19日(木)、東京・オルタナティブシアターで開幕。初日に先立ち行われたゲネプロの様子と出演者コメントを紹介する。
嵐の夜、山奥の不気味な館に集まった6人の男女。不穏な空気が立ち込める中、1人が遺体で発見される。そこに偶然居合わせた探偵・ホムロ(演:鳥越裕貴)と助手のワトウ(演:椎名鯛造)は、事件を解決するために奔走。そして事件は解決する。
だが、嵐で警察は来られず、夜が明けるのを待つ間に、物語は思わぬ展開を見せていく。
ホムロは別の証拠を見つけてしまい、推理を二転三転させ、場を混乱させてしまう。そこへ新たな来訪者が訪れ、外部犯の可能性も浮上。さらに停電が起こり、館の亡霊が目を覚ます…。
原田優一、オレノグラフィティ、小柳心、鯨井康介の4人による舞台制作プロジェクト「PAT Company」の2作目となる今作は、ミュージカルとミステリーを掛け合わせた“ミュステリー”。
愛原実花ら実力派の俳優がそろい、ミステリーの不穏な空気や登場人物それぞれのドラマを、歌唱力やダンスで演出。鳥越らのコミカルな演技も光る。先が読めない展開で、最後まで目が離せない。
疑いが疑いを呼び、疑心暗鬼がピークとなった館で、どんなクライマックスを迎えるのか。8月29日(日)17:00の千秋楽公演はライブ配信される。
鳥越裕貴(ホムロ役) コメント
意気込み:今の社会情勢をひとときでも忘れてこの作品を何も考えず楽しんでいただけるよう取り組みたいと思います。
自身が演じる役の見どころ:どこもそうですが椎名鯛造氏とのやり取りは久しぶりでして稽古中も試行錯誤しましたので見て頂ければと。あとは、先輩方がとにかくすごいです。
メッセージ:楽しんでいただけるよう全員が自分の引き出しを開けに開けているので笑ってください!
椎名鯛造(ワトウ役) コメント
意気込み:個性の強いキャストの中飲み込まれないようにしっかりと演じたいと思います!! ミュージカルですので歌います。踊ります。楽しみながらやりたいと思っております!!
自身が演じる役の見どころ:僕の演じるワトウはホムロさんの助手。ホムロさんをサポートする。優秀な助手!? なのか? どーなのか? しっかり助手としてお手伝いができるのか…楽しみにしていてください。
メッセージ:とても上質な歌、ダンス、お芝居の中稽古をやってきました。稽古場で何度も共演者に「すごっ!」って思う瞬間があったので皆さんにも「すごっ!」って思っていただけるでしょうし、物語も楽しんでいただけると思いますので、ホムロさんの名探偵っぷりを楽しみにご観劇にいらしてください。
原田優一(亡霊役) コメント
意気込み:2作品目をまもなく出産できそうなところまできました。演出しながらもかなり楽しんでおります。ここからは演者としてバシッと決めていきます!
自身が演じる役の見どころ:“日比谷界隈”の目と鼻の先で、日比谷の香りをムンムンさせられればと思います。ところどころで挟まれる、しつっこい程のグランドミュージカル感が出せればと思います。
メッセージ:舞台とミュージカルに対する愛をありったけ詰め込んでみました。とても大人で、とても子供なアダルトたちが真剣にふざけて、真面目に笑いを求めています。是非お楽しみくださいませ。
オレノグラフィティ(ミキ役) コメント
意気込み:ロジック重視でダークな「ミステリー」と勢いのあるド派手な「ミュージカル」を掛け合わせた「ミュステリー」という新たなジャンルを目指して作品を作ってきました。歌と音楽で紡がれる、探偵と容疑者達の物語が、皆様を乗せてどこに向かうのか。ジェットコースターのような感覚を体感していただけると思います。
自身が演じる役の見どころ:前回公演『グッド・イブニング・スクール』に引き続き、同じ役名の『ミキ』という役を演じます。今回は念願叶って、PAT Companyの演出家でもある原田優一さんと舞台上でたくさん絡みます。日々、どのような化学反応が起こるのか僕にも予測不能です。お楽しみに!
メッセージ:個人的に今、日本に一番必要なものは「健康」だと思っております。心身ともに栄養が足りている状態でなければ、生き抜けない厳しい環境にいる気がしております。このようなご時世に足を運んでくださったお客様の心の栄養補給ができるよう、全力でエンターテインメントをお届けしたいと思います。
小柳心(サカヤ役) コメント
意気込み:このネタはもう10年近く寝かせていました。思い描いていた世界が立体的になるなんて、そしてその一部になれるなんて、こんな幸せなことがあるでしょうか! 皆さまに楽しんでいただきたいその一心で紡いだ言葉たちを、ご堪能あれ。
自身が演じる役の見どころ:様々な媒体でお伝えした通り、私の仕事はジムに行くことで8割完結しております。弱かった肩もある程度バルクアップし、また広背筋もようやく神経が通い、いい状態です。引き続きよろしくお願いいたします。
メッセージ:こうしてカンパニーを続けられるのも、偏に皆様のおかげです。本当にありがとうございます。こんなご時世ですが、抑圧された今だからこそ、パッと見て、パッと笑顔の花を咲かせてほしいです。
鯨井康介(ショウゴ役) コメント
意気込み:PAT Company第2回公演が上演できる喜びを胸に、舞台に立たせていただきます。現実からパッと離れ、パッと眠れぬ森の世界に浸っていただけますように。精一杯演じさせていただきます!
自身が演じる役の見どころ:見どころ満載の今作。多彩なミュージカルナンバーと個性的過ぎるキャラクターたちの人間模様が描かれております。僕の役は、ふとした瞬間に、「あれ? そういえばアイツは?」なんて思い出していただけたら嬉しいです。
メッセージ:ついに『眠れぬ森のオーバード』の幕が開きます。我々を支えてくださる“社員”の皆さまのおかげです。ありがとうございます。超強力なゲストの皆さまのお力添えいただき、「面白いモノ」ができあがったと。我々PAT4はニマニマしております。皆さまにも楽しんでいただけたら幸いです。演劇は光であると信じて。感染症対策等、ご来場いただく皆さまにはご協力いただくことも多いかと思いますが、千秋楽までPAT Company社員一丸となって頑張っていきましょう! よろしくお願いいたします!
(C)2020 PAT Company (C)2020 Marvelous Inc.
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