舞台「K –RETURN OF KINGS-」が、3月1日(金)より天王洲 銀河劇場にて開幕した。これに先駆けて、囲み会見と公開ゲネプロが同日、同劇場にて行われた。
本作は、「Kステ」との呼び名で知られる舞台「K」シリーズの第5弾。2015年10月より放送されていたテレビアニメーション第2期「K RETURN OF KINGS」のストーリーが描かれる。
あらすじ
実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本。
そこには巨大な異能の力を持つ7人の《王》が存在していた。
彼らは自らの力を分け与えたクランズマンたちと共にクランを形成する。
青く結晶する秩序、荒ぶる赤き炎、白銀に輝く不変、そして、緑に枝分かれする変革。
それぞれの属性を持つ《王》たちは今――青のクラン《セプター4》を率いる《青の王》宗像礼司は多くの重責を担っていた。
《黄金の王》國常路大覚の管理下にあった御柱タワーおよび、《王》を生む謎の聖遺物であるドレスデン石盤も、今では宗像礼司の下にある。
そして、先代《赤の王》周防尊を殺めたことにより生じた《王》殺しの負荷。一方、赤のクラン《吠舞羅》のクランズマンであった櫛名アンナは、緑のクラン《jungle》による御柱タワー襲撃を経て、新たな《赤の王》として覚醒し、《吠舞羅》の仲間たちと再び強固な絆を結んでいた。
そして白銀のクランズマン、ネコと夜刀神狗朗は、《白銀の王》伊佐那社の生存を信じ、彼の行方を探している。
しかし《白銀の王》を探しているのは彼らだけではなかった。
《緑の王》比水流もまた――活性化する《jungle》の動きをきっかけに、再び《王》たちの運命がより合わさる。
上演にあたり、今回初めて伊佐那社役を演じる杉山真宏は「今作は、シロが帰還してから向かい入れてくれるクロやネコ、そこから動き出す物語が見どころ。そして緑のクランの全貌が明らかになるので、そちらも注目してほしい」とコメント。
「このカンパニーで作り上げた最高のKステを、あとは皆様にお届けするだけ。千秋楽まで誰一人欠けることなく、全力で駆け抜けたいと思います。応援のほどよろしくお願いいたします」とファンに向けてメッセージを送った。
東京公演・天王洲 銀河劇場で3月1日(金)~3月10日(日)まで。大阪公演は、メルパルクホールにて2019年3月15日(金)~3月17日(日)まで行われる。
▲本シリーズ初出演となる、夜刀神狗朗(クロ)役の岸本勇太と伊佐那社(シロ)役の杉山真宏。
▲ついに、全貌が明らかになる緑のクラン《jungle》。彼らの狙いとは……?
▲本作の見どころである殺陣シーンも盛りだくさん。巧みな映像演出によって、臨場感のある戦闘シーンに仕上がっていた
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