2.5次元コスプレダンスユニット・アルスマグナ。そのメンバーである神生アキラ×泉奏による別働ユニット、me can juke(ミカンジュク)の2nd concert【Ambition~完熟への決意表明~】が開催された。
1月14日の大阪Zepp Nambaに続いて、27日Zepp DiverCity(TOKYO)で行われた同公演では、神生アキラ×泉奏が「キラキラしつつも昭和感がそこはかとなく漂う正統派アイドルユニット me can jukeのA-KIRA×WIT-ME」として、正反対のキャラクターをぶつけ合う何でもありのエンターテインメントショーを展開。
seedなるバックダンサーたちと共にあらゆる昭和テイスト満載の楽曲群を次々披露しながら、博士と助手による古典的なコントを繰り広げたり、キックボードでステージを駆け回るコーナーがあったり、大量のガムシロップ入りの水を飲ませるドッキリ企画があったり、WIT-ME手袋コレクションのファッションショーが突如始まったり、往年のベストテン番組を彷彿とさせる中継コーナーもあったりと、そんな笑顔を一切絶やさない怒涛の展開でみかんちゃん(※me can jukeファンの呼称)たちを熱狂させていった。
A-KIRAによる「me can juke 2nd concertは、このデジタル世界の中、アナログでどうにかしてミュージックビデオみたいなことを生でお届けできないかなと思って始まったんです」という説明もあったが、1曲1曲のパフォーマンス、ひとつひとつのコーナー、そのすべてが昭和のテレビ番組にも劣らない工夫とユーモア、お客さんを喜ばそうとするサービス精神に溢れていた。
それは同公演に向けて制作されたと思われる新曲もそうで、例えば「16号線のジュリエット」なるナンバーは、イントロのオルゴール音や名調子からして古き良き昭和感が溢れており、チェック地の衣装姿で「抱きしめてよ ねぇジュリエット もう一度だけ~♪」と歌い上げる姿には、あの時代を少年少女として生きていた者であればノスタルジックなトキメキを感じずにはいられない。
そうした温もりあるエンターテインメントを随所に散りばめる徹底ぶりは、彼らの最大の魅力と言えるだろう。
そんなme can jukeの魅力を惜しみなく披露した同公演について、WIT-MEは「今日は本当にありがとう。2ヶ所でしたが、とても楽しい2nd concertだった。また本当にみかんちゃんたちの声、そして、勝手に俺たちが言っている声、それが合わさったときに途轍もない力を発揮することによって【Meat&Greet】の開催も決定しております!(※meキャスpresents【Meat&Greet】と題した「各地のお肉に会いに行く」ミニツアーを開催することが決定した)なので、これからもみかんちゃんたちと共にいろんなことをやっていきたいと思っているので、これからもよろしく。本当に今日はありがとう」と、コメント。
そして、A-KIRAが「また新たに“皆さんと共に”という気持ちを込めて曲を作らせて頂きました。聴いて下さい」と、紹介するとラストソング「I believe」の美しいイントロが流れ出した。
ひとりじゃないから 自分を信じていてほしい。
そんな大切なファンへのメッセージで幕を閉じた【me can juke 2nd concert「Ambition ~完熟への決意表明~」】だが、同公演を収録したライブDVDの発売が決定した。
これに伴って緊急企画「A-KIRA VS WIT-ME 5番勝負対決」が始動する。
その告知動画によるとA-KIRA盤とWIT-ME盤のDVD売り上げポイント対決、TikTokいいね対決が現状決まっており、そのほか対決の詳細はまた後日発表されるとのことで、今後もme can jukeは話題満載である。
ワンマンライブが終わっても、そのDVD発売に向けてまだまだ加熱していく彼らの動向に注目しよう。
【リリース情報】
DVD『me can juke 2nd concert「Ambition ~完熟への決意表明~」』
※リリース日未定
※詳細は後日発表
http://ars-magna.jp/eventpage/2019/20190127_mcj2ndcon_dvd.html
●クレジット
文:平賀哲雄
写真:プランチャイム提供
【記事に関するお詫びと訂正】
1月30日に公開した本記事につきまして、初掲時に文・写真のクレジット表記が入っていないことを読者の方にご指摘いただき、1月31日に加筆・修正いたしました。読者の皆様および関係者の皆様には深くお詫びを申し上げます。
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