舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-が、12月1日(日)、東京・品川プリンスホテル ステラボールにて閉幕した。
初日公演直後から大反響を呼んだ今作は、2020年4月22日にはBlu-ray&DVD、さらにビジュアルブックも同時発売することが発表されている。
2.5ジゲン!!では、初日公演前に行われた公開ゲネプロを取材。オフィシャル写真とともに、熱狂のステージを振り返りたい。
※全ての写真は記事下の「画像一覧」に掲載
社会現象となった“ヒプマイ”が初舞台化へ――
『ヒプノシスマイク』(通称:ヒプマイ)とは、音楽原作キャラクターラッププロジェクトのこと。
そんなヒプマイの初舞台作品となるのが、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-だ。
あらすじ
H歴 武力による戦争は根絶された…
争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。
その名も【ヒプノシスマイク】
このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、
様々な状態にすることが可能になる。人々はラップを使い、優劣を決する。
男性は中王区外のイケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン、
シブヤ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン等の区画で生活することになる。
各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、
勝った地区は決められた分の領土を獲得することができる。
兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、
男たちの威信をかけたテリトリーバトルが始まる。
(引用 https://hypnosismic.com/character/story/)
“ヒプステ”では、ダンス・バトルも!
本編となる第一幕では、イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”、そして舞台オリジナルとしてアカバネ・ディビジョン“North Bastard”による3チームが、ヒプノシスマイクを手にラップバトルを行う。
イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”を率いるのは、高野洸が演じる山田一郎。弟の山田二郎(演:松田昇大)、山田三郎(演:秋嶋隆斗)とともに、決勝トーナメント進出をかけて、予選でアカバネ・ディビジョン“North Bastard”とのバトルに臨む。
対するアカバネ・ディビジョン“North Bastard”は、最近になってメンバーが交代したという謎に包まれたチーム。堂庵和聖役・岸本勇太、狐久里梁山役・南部海人、蛇穴健栄・松浦司の3人が、ワケありなキャラクターを魅力たっぷりに演じている。
そして別ブロックで勝ち続けているヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”は、山田一郎と因縁のある碧棺左馬刻(演:阿部顕嵐)がリーダーを務めるチームだ。アカバネ・ディビジョンに関する噂を聞きつけたメンバーの入間銃兎(演:水江建太)、毒島メイソン理鶯(演:バーンズ勇気)が、彼らの謎に迫っていくが……?
ヒプマイといえば、独自の世界観と個性豊かなキャラクター、なにより楽曲の素晴らしさと声優陣による圧倒的なパフォーマンスが人気を集めている作品だ。
舞台(通称・ヒプステ)では様々な演出やパフォーマンスも加わり、また新たな魅力が開花。チームごとに特色のあるラップで、各キャラクター、各陣営の個性が鮮やかに描き出されていく。
さらに、脇を固めるダンサー陣には、世界レベルのプレイヤーが集結! ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”(Toyotaka/RYO/gash!/SHINSUKE/HILOMU/Dolton/KENTA/GeN/松永一哉)の9名が、次々と技を決めていく姿は壮観だ。
また、自身もブレイクダンスの世界大会で優勝するなど、実力派パフォーマーの植木豪が演出を担当。LEDスーツをはじめ、メインスクリーンのほか可動式スクリーンをフル活用し、ステージ上にヒプマイの世界を見事に“再現”している。
シブヤ、シンジュク・ディビジョン公演は2020年春に予定
第二幕のLIVEパートでは、ライトブレスレットやリングライトといったグッズを用いながら応援することができる。
また、劇場来場者に限定配布されたオーディエンスキットが大活躍。照明で指定されたゾーンの観客が「ヒプマイホーン ver track.1」を吹くシーンもあり、さらに一体感を高める演出となっている。
ヒプマイのライブ同様、コールアンドレスポンスやハンドサインも健在だ。「-track.1-」の観劇が敵わなかったファンも、Blu-ray&DVDを見ながら、2020年春に予定されているシブヤ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン公演に向けて備えておいてほしい。
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