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舞台『Arcana Shadow』全キャストメインビジュアル解禁 林一敬・松島勇之介らのインタビューも掲載

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舞台『Arcana Shadow(アルカナシャドウ)』の全キャストメインビジュアル、アフタートーク、林一敬(ジャニーズJr.)、松島勇之介、作・演出の西田大輔によるインタビューが解禁された。

アフタートークは7月5日(水)13:00の回と6日(木)13:00の回で行われる。

──本作で陰陽師の世界を描こうと思ったきっかけを教えてください。

西田:本作では「祈る」という言葉がキーワードになりますが、その行為は、どの国でも古の時代から信仰の根幹になっています。それはテクノロジーが発達した現代でも変わらないんですね。人間はやはり形のないものに思いを馳せながら救いを求めて生きている存在で、そこにはどんな意味があるのか不思議に思っていました。だったら「祈る」ことの本質を、日本ならではの祈祷や占術を行う陰陽師という存在を通して描いてみたいと考えたのが今作の始まりです。

──本作の演出のプランを聞かせてください。

西田:若々しい座組だと思っているので、若さ溢れる躍動的な瞬間を切り取りたくて殺陣のシーンも序盤からかなりあるのですが、演出プランとしては「静寂」がテーマです。これまで僕が作ってきた舞台とは違った雰囲気になると思いますよ。もちろん、0から1にする作業は僕だけではできないので、俳優やスタッフと一緒に作り上げたいです。

──林さんは将来の夢が「舞台の主演」とのことで、その夢が叶いましたね。

林:ジャニーズJr.公式のエンタメサイト『ISLAND TV』のプロフィールに書いた目標ですが、こんなに早く主演が決まると思ってなくてびっくりしました。なので、今作で主演に選ばれたことは本当にうれしくて、僕の俳優人生にとって思い出に残る舞台にしたいです。

──では、林さんと松島さん、お2人の印象はいかがですか。

松島:林君とはビジュアル撮影のときに初めてお会いしましたが衣装を通した姿に後光が差して、(蘆屋)道満にしか見えないと思って驚いて(笑)。お若いのに考え方もしっかりされて、お話をすると自分のしっくりこない言葉はそのまま口に出さない正義感を感じたし、彼が演じる道満がどうなるのか楽しみです。

林:ビジュアル撮影のときの松島君は、(安倍)晴明の衣装が似合っていて役にピッタリで、お話をするととても良い方だと思って感動しました。これからの稽古で分からないことがあればたくさん質問をして頼りにしたいです。

西田:これまで林君と(松島)勇之介君の佇まいを見たり話をしてみると、2人とも芯があって真面目で誠実な性格だと感じますね。

──お2人が演じるキャラクターについて教えて下さい。

松島:これまでいろいろな晴明を扱った作品に触れてみて、彼は懐が深くてゆとりがあって、器が大きい完璧な人物だと思っていました。ただ、脚本を読むと今作ではいろいろな形で窮地に追い詰められ戸惑う人間味溢れる人物だと思うようになって。実際にピンチに陥るシーンも、晴明が道満に感情的に噛み付くこともあるので、僕が想像していたキャラクターとは違う新しい晴明が描かれると思います。

林:道満は晴明とは違い民間の出身で、晴明から「悪の道満」と揶揄(やゆ)されていますが、脚本を読むとガラリと印象が変わったし、本番ではみなさんが抱いている道満像とは異なった人物になると感じています。

──どのように演じてみたいですか。

松島:今回のカンパニーでは、たくさんの先輩方がいて、松島勇之介としていろいろなことを教えていただく立場でもあるので、みなさんの意見を参考にしながら等身大の自分で心を込めて晴明を演じたいです。

林:西田さんがおっしゃったように、これからの稽古で皆さんと一緒に自分らしい道満を見つけたいです。

西田:そうだね。僕としては今作の道満は林君の誠実さとかわいさが噛み合った役にしてみたいです。勇之介君は舞台『富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE』(2020)で一緒になったときにすごくハングリーな俳優だと思ったんです。そこから3年経って再会してみるとさらにいい目になっていた。今作の晴明は、感情を簡単に表に出さないお芝居にしようと考えていて、そんな役を成長した勇之介君と一緒に作っていけたらと思っています。

──最後に意気込みを聞かせて下さい。

西田:2人以外にも「DisGOONie」の舞台で主役を演じてくれた素晴らしい俳優たちが脇を固めてくれるので、絶対におもしろい舞台になると思います。陰陽師という題材は、さまざまなコンテンツになっていますが、これまでにない物語に仕上がったと自信を持って言いたいです。舞台はお客さまが劇場の扉を開けて、僕たちと同じ場所で同じ時間を生きることに魅力があるし、もう1度扉を開けて帰ってくださるお客さまの後ろ姿を見送るのが僕たちには何ものにも代え難い喜びになります。もし迷っている方がいたら躊躇わずに(ためらわずに)今作の劇場の扉を開けてみませんか? ご来場をお待ちしております。

松島:西田さんが描く陰陽師の世界やそこに参加する僕は晴明としてどう生き抜くのかを考えるだけでワクワクしています。お客さまは僕たちのお芝居の熱量を受け取って、ご友人やご家族などといろいろなことを話し合いながら劇場を後にしてくださるとうれしいです。

林:まず今作で初主演を務めさせてもらうことに感謝したいです。その舞台で懸命に演じる僕やみんなの姿をご覧になって応援してくださるとうれしいです。陰陽師という役は初めてで、僕の新たな一面をお見せできるように頑張ります。ぜひ、劇場に足をお運びください。

公演は7月1日(土)~9日(日)に東京・サンシャイン劇場で行われる。

(C)2023・Arcana Shadow. ALL RIGHTS RESERVED.

アフタートーク概要
7月5日(水)13:00の回
登壇者:林一敬、伊波杏樹、松島勇之介、西銘駿、鈴木勝吾/西田大輔

7月6日(木)13:00の回
登壇者:安西慎太郎、木﨑ゆりあ、内田将綺、小澤雄太、栗山航/西田大輔

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公演情報

タイトル

舞台 「Arcana Shadow(アルカナシャドウ)」

公演期間・劇場

2023年7月1日(土)~7月9日(日)
東京・サンシャイン劇場

作・演出

西田大輔

出演

林一敬(ジャニーズJr.)、伊波杏樹、松島勇之介
西銘駿、安西慎太郎、木﨑ゆりあ、内田将綺(学芸大青春)/小澤雄太(劇団EXILE)、栗山航/鈴木勝吾
ほか

主催

舞台「Arcana Shadow」2023製作委員会

公式HP

https://arcana-stage.com/

公式Twitter

@Arcana_ShadowSt

(C)2023・Arcana Shadow. ALL RIGHTS RESERVED.

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