野澤祐樹主演、2劇場同時に開演する『ダブルブッキング！』-2023-上演へ　共演に佐伯亮・久保田秀敏ら

『ダブルブッキング！』-2023-が7月13日（木）～23日（日）に東京・新宿シアタートップスと紀伊國屋ホールで2劇場同時上演される。

本作は、この2劇場を同時に開演し、23人のキャストが本番中にそれぞれの劇場の外を通って往き来しながらストーリーを完結していく。

主演を務める野澤祐樹（ジャニーズJr.）をはじめ、佐伯亮、芹沢尚哉、堀田怜央、菊池泰生、里内伽奈、関根優那、糸原舞、高橋紗良、チャン・ユジュン、渡部将之、竹尾一馬、水谷あつし、山岡三四郎、海老澤英紀、小林祐真、小林和也、竹本かすみ、堀江あや子、磯崎美穂、美波花音、久保田秀敏が出演する。

この企画は2005年にスタートしましたが、当時より、紀伊國屋ホールと新宿シアタートップスという劇場は演劇のメッカとして人気を博していました。この人気両劇場を同時期に押さえるというのは至難の業で、それに3年を要し、2008年7月に初演を上演いたしました。全キャストが真夏の炎天下のもと、両劇場を芝居をしながら走ったり歩いたりして往き来し、どちらか1つの劇場でしか観れないお客さまは「今、向こうの劇場では何が起きているんだろう」と思いながらのご観劇となりました。「どちらか1つの劇場を観てもおもしろい！ 両劇場を観たらもっとおもしろい！」キャストが移動するということだけではなく、「演劇とは何か？」「演劇人の生き様や思いとは？」堤泰之脚本の素晴らしさが両劇場を包み込みました。当時「この作品を3年間続ければ演劇界に革命がおきる」とまで言われましたが、残念なことに、翌年の2009年、シアタートップスが閉館となりました。時を経て、2021年、本多グループによって新宿シアタートップスは復活いたしました。頓挫（とんざ）してから15年目にして『ダブルブッキング！』を上演する運びとなりました。今回は両劇場の全面協力を得ての上演となります。両劇場の昔話や逸話も出てきます。演劇のメッカであるこの両劇場でしかできない脚本であり、改めて演劇人の熱い思いがスタートします。

チケットは5月9日（火）20:00よりカンフェティにてオフィシャル先行受付開始。