DisGOONie Presents Vol.12 舞台「⽟蜻 ~新説・⼋⽝伝」に出演する谷口賢志、萩野崇、村田洋二郎、田中良子、椎名鯛造の5人によるオフィシャル座談会レポートが到着した。
Q.結成からまもなく8年が経つ「DisGOONie」の変化について。
谷口:最初の印象はすごく荒々しかった。僕たちも若かったというのもありますけど、“天下取りに行ったるぞ! ”というのが顔合わせの初日からギラギラしていました。西田さんがDisGOONieを船に例えていますが、まさに全員海賊みたいな感じでした。
田中:最初の頃からビックリするぐらい稽古時間がすごく長いんです(笑)。でも、それを当たり前のように受容していて、“必ずいいものを作るんだ”という空気があったので、“できるのかな? ”という気持ちと“やるしかねぇぞ”という気持ちが半々だった記憶があります。
村田:公演の回数を重ねるにつれて、DisGOONieという船に乗りたいという俳優さんがものすごく増えた印象があって、「見ました」「出たいです」といろんな現場で言われることも増えています。船が大きくなっていますが、そこに乗っていられるのも誇らしいですね。
萩野:DisGOONieの良さは、自分たちが全力で楽しんでいることです。“好きなだけ遊ぼうぜ! ”って気持ちでやっていて、自由にものづくりができる場になっています。なので、自分が出てないシーンもおもしろくなってるから、ついつい袖で見てしまうんです。
椎名:僕は付き合いは長いんですけど、出演するのは今回が2回目なんです。前回、稽古場から楽しかったのを覚えています。最初の稽古からみんな全力でくるので、1番最初のお客さんになれる環境なので共演者も楽しませようという感じですし、ビリビリきて刺激を受けました。
Q.今作の注目シーンは?
萩野:DisGOONieといえば、素晴らしい殺陣とダンスです。
椎名:型にはまらないものがありますよね。
萩野:そうそう、斬新なんです。
谷口:今回、今までで1番のセットになるみたいなんです。あれがどう動くのか、すごく楽しみなんですよ。
村田:あとは楽曲ですよね。
田中:テーマ曲を聴いて泣きました。深く潜るようなイメージがあって、一気にイメージが浮かんできました。音楽ってすごいなぁって思いましたね。
椎名:衣装も素晴らしいですし。
村田:うん、すべてがヒントになってくるね。セットや音楽、衣装など全部が合わさった時、1番素晴らしい瞬間になるんじゃないかと思うんです。
Q.期待している人たちへのメッセージを。
萩野:2月10日に始まります。2023年、素晴らしい航海を楽しんでいただきたいので、1回と言わず、2回、3回、全通していただいても構いません、お待ちしております。
谷口:コロナ禍がありましたが、僕は人の目の前でお芝居を届けたいですし、ともに共有したいと思っております。「新説・八犬伝」、劇場で生きざまを体感してもらいたいです。
田中:DisGOONieは私にとって戦場です。戦うのはもちろんですけど、もし好きな俳優さんが初めて出られるとかがあれば、西田さんはそういう方も輝かせられる演出家なので、1番輝いてるその俳優さんの姿をぜひ生で見てもらいたいと思います。
村田:僕にとってのDisGOONieは1番自分を出せる場所。最初は船長・西田大輔を楽しませることだけをやってきましたけど、いつの間にか周りのみんなを楽しませたり、お客さんを楽しませたり、輪が広がってきました。ずっとこの場に居させていただくのはありがたいことだと思っておりますし、「新説・八犬伝」でもっといろんな人を楽しませたいと思っております。ぜひとも遊びにきてください!
椎名:僕は2回目ですが、いつも西田さんと関わる時はワクワクしていて、稽古の時から気持ちが昂って(たかぶって)います。僕らも本番前や初日は緊張しますけど、お客さまも「どんな物語が見られるんだろう?」という気持ちを持ってらっしゃると思うので、ドキドキを一緒に共有できるといいなと思っています。よろしくお願いします。
座談会の模様はDisGOONie YouTubeチャンネルにて公開。
公演は2月10日(金)~19日(日)に東京・EXシアター六本木、2月25日(土)、26日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで行われる。
■DisGOONie YouTubeチャンネル
https://youtu.be/PfD8OOjDyME
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