日中合作 音楽劇「李香蘭-花と華-」日中国交正常化50周年・日中平和友好条約45周年記念公演が1月13日(金)に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕し、西内まりや、エグゼクティブプロデューサー・演出・振付の良知真次からのコメントと舞台写真が到着した。
李香蘭役:西内まりや
日中戦争中、2つの国の間でどんな思いで表現者として生きていたのか。中国と日本をどれだけ愛していたか。彼女のことを知れば知るほど、もっと知るべき歴史の真実があったのだと感じます。戦争から離れた生活を送ってきた私たちですが、現に世界では今でも争いは絶えません。今の時代にこそ受け継ぎ伝えていかなければならない作品だと心の底から感じています。舞台初挑戦ですが、勉強を重ね戦争の歴史の実感を持ち、彼女の半生を通してさまざまな気付きや歴史を感じ取ってもらえるよう精進して、千秋楽まで演じ切りたいと思います。ぜひ劇場で感じていただきたいです。
エグゼクティブプロデューサー・演出・振付・甘粕正彦役:良知真次
日中国交正常化50周年である2022年に稽古が始まりました。そして、日中平和友好条約45周年でもある2023年の1月13日~22日まで今作を上演いたします。この企画を立ち上げる時に、弊社では1つの覚悟を決めました。それは架け橋になること、です。たくさんの方々のご協力があり上演できることに心から感謝申し上げます。初舞台である、西内まりやさんをはじめ、安寿ミラさんとカンパニー一同、1つひとつのシーンを大切に創り上げてきました。エンターテインメントを通して、今できることを届けたいと思います。本作は、劇場という空間に、お客さまがいなければ成り立ちません。エンターテインメントを通して、『戦争』という難しい題材を、役者とお客さまが共有し創りあげる必要があります。それは、作品のテーマである『生きる』ことが、今の世の中では大変なことの1つであり、1人ひとり違う想いがあるからです。観劇後の感想も1人ひとり違うものになるはずです。これこそが大切なメッセージであり、1人でも多くの方に伝えたいことです。
同作は、第二次世界大戦を生き抜いた実在する歌姫、李香蘭の半生を日中合作の音楽劇で描かれる。キャストには、主演の西内まりやをはじめ、飛龍つかさ、玉置成実、黒崎真音、中村太郎、伊勢大貴、安寿ミラら。
公演は1月22日(日)まで行われる。
(C)音楽劇「李香蘭-花と華-」製作委員会
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