氏家蓮主演、舞台『嘘つき』2023年に再演へ　脚本・演出は田中彪

舞台『嘘つき』が2023年1月18日（水）～ 1月22日（日）に東京・すみだパークシアター倉で上演される。

本作は、T-gene stage主催舞台第4弾。田中彪が約3年前に描き下ろした自身初の長編作品の再演だ。ある日、未解決事件の犯人、立花ショウが警察に自首をする。事件は無事解決に向かうと思われたが、彼は多重人格であり、精神鑑定を行うことに…。

主演を務める氏家蓮をはじめ、澤邊寧央、小林れい、藍澤慶子、永石匠、小菅怜衣、阿瀬川健太、浮谷泰史、若松春奈、渡邉ひかる、かよう愛子、オオダイラ隆生（劇団6番シード）、寺木慧佑、石津雄貴、図師光博、田中彪、湯本健一、竹石悟朗が出演。

今作で作演出を務めさせていただきます田中彪です。今作は3年前に1度上演された作品です。再演となる今回は、主演に親交が深い氏家蓮くんを迎え、さらにキャストも一新し、3年前とは違う新たな作品になると思っています。「嘘つき」は人間の心の奥にある闇の部分に触れる作品となっています。何が嘘で何が真実なのか…。この作品を通じて足を運んでいただくお客さまの心に何か残せたらと思います。

氏家蓮です。この度、舞台「嘘つき」の主演を務めさせていただきます。初演作品の台本を拝読させていただきましたが、物語を通じてさまざまな感情に触れることができると思いました。綺麗ごとで終わらない、この世の真実と言いますか、人間の性や人間の本質を知れる、とても興味深いお話だと感じています。脚本・演出の田中彪さん、今回ご一緒するキャストの皆さんと共に、新たにそしてよりパワーアップした「嘘つき」を作りたいと思います。観劇されたお客さまに生きる活力になるものを与えられたら幸いです。精一杯生きざまを届けますので、応援よろしくお願いいたします。

マサ役を務めさせていただきます澤邊寧央です。多重人格の人間を演じさせていただくのは初めてなので、楽しみな気持ちと緊張感がありますが、この作品で自分の新たな一面を見つけることができればなと思います。他現場でもお世話になっている彪さんの作品を、大切にお届けさせていただきます。

私が演じるアユミは、主人公で多重人格・立花ショウの中にある人格の1つです。ショウそしてアユミ、2人の人生を歩む気持ちで誠心誠意努めさせていただきます。私自身、年明け最初の舞台！ 2023年も全力でお届けいたします！ お楽しみに!!

田中彪が創る世界に、初めてどっぷりと関わらせていただきます。大なり小なり生きづらさを感じるすべての方にこの作品・作中に生きる人物をお届けできたらなと思ってます。責任と覚悟を持って、たのしみをたくさんつくれるよう挑みます。

私が田中彪の作・演出舞台に初めて出演した作品が、この「嘘つき」になります。この衝撃的な作品は、まさに田中彪の世界観がぎっしりと詰まった作品だと思います。「田中彪ノワール」だと思っています。是非、田中彪ノワールを体感していただきたい！ 私は、前回と同じ役を演じますが、この役は俺が演じたい、そう思う役です。今の自分ならどう演じるか、自分自身とても楽しみですし、何よりこの実力者が揃った役者陣が、この衝撃的な作品を作り上げることに、心からワクワクしています。

チケットは11月1日（火）よりカンフェティにて先行発売開始。