『染谷俊之 パネル展 SOMEYA WORLD 2022』開催記念イベントが9月11日（日）に東京・HMV＆BOOKS SHIBUYAで開催された。
ファン待望のイベント！ チケットは即完売、急遽追加枠を設けるほど盛況
トークショーと2ショットチェキ撮影会がセットになった同イベント。開始直前の会場からは参加者の期待による熱が目に見えそうなほどに伝わってきていた。それもそのはず、染谷とファンとの対面イベントは2021年12月ぶり。バックヤードでは染谷自身も感動を抑えきれないようだった。
同事務所に所属する俳優・柳沢卓（EMBLEM）による軽快なMCで幕が上がる。割れんばかりの拍手とともに迎えられた染谷は、冒頭の挨拶で「実はパネル展の開催前、『僕の展示なんて需要ないですよ…』と内心は思っていたんです。でも1部と2部のチケットがすぐに完売し、急遽、3部の枠の追加が決定したという知らせを聞いて本当に嬉しかったです。皆さん、ありがとうございます。」と展示開催前の憂いと、開催後の喜びを明らかにした。
この日の染谷の第1部の衣装は、白のシャツに蛍光イエローのTシャツ、チェック柄のボトムと爽やかなコーディネート。続く2部にはベージュを基調としたカジュアルコーデ、3部にはシックで落ち着いたブラック調のコーデが用意されていた。
フリートークコーナーへ突入する際、柳沢に椅子をすすめられるがここで染谷に予期せぬできごとが。第1部のボトムスのデザインの都合上、足を広げられず、スムーズに椅子に座れないことが判明。「最先端なデザインすぎて、今誰かに追われたら逃げられないかもしれないね」という染谷の言葉に会場は笑いに包まれ、「でも（自分が）座っているよりも立ってるほうがみんなもよく見えるよね」と提案するあたりに染谷の気配り上手な人柄がにじみ出ていた。
約4年ぶりとなるパネル展。染谷は「今回のパネル展のために、色々な制作会社さんが快く協力してくださったんです。すごく懐かしい小道具からつい最近の衣装まで貸し出してくださって、ありがたいです」と語り、舞台『刀剣乱舞』や『演劇ドラフトグランプリ』までの出演当時の貴重な話を振り返った。
実はイベント当日の朝にこっそりと展示ブースを見に行こうとしたという染谷。「何人か（ブースの前で）ご覧になってる方がいらっしゃったので、皆さんをびっくりさせちゃ駄目だと思い、後ろからこっそり、チラッとだけ見てきました」と苦笑。自身の展示をファンが鑑賞しているところに立ち会えるというのは、なかなか感慨深い体験だったのではないだろうか。なおイベント終了後にはゆっくりとブースに立ち寄ることができたようだった。
続いては質問コーナー。参加者にはあからじめ用紙が配られ、そこに染谷への質問内容を記載してもらった。回収した質問用紙をくじ引きの要領で染谷が引き、書かれた質問に丁寧に答えていく。
「学生時代にしておいたほうが良いことは？」という質問に対し、染谷は「こういうご時世ですけど、行ってみたかったところへ行ってみるのはどうかな？ そこへ行ったときの記憶って一生の思い出になると思うんですよ」と自身の旅行の思い出を交えながら返す。また染谷の愛犬・おこげの今朝の様子を聞かれた際には「も～すごいんだよ、出かけるのがバレた瞬間に、今生の別れか？ ってくらい、おこげが『わー!!!』ってなっちゃって！ 『母をたずねて三千里かっ！』ってくらい」と愛犬の動きを再現しながら回答。「『ごめんね、すぐ返ってくるからね』って言っても、扉のところでまた『わー!!!』ってなるのよ」と続けると再度大きな笑いが巻き起こった。
この後も時間の許す限りファンの質問に回答し、イベントは終了。最後に染谷は「こうやって皆さんとお会いできるというのは僕にとって貴重な機会で、今日という日をとても楽しみにしていました。このあとのチェキ撮影でもお1人ずつ、しっかりとコンタクトを取っていきたいと思っています。お越しくださった皆さん、今日は本当にありがとうございます」と挨拶。染谷と会場が一体となって、今日、この瞬間を全力で楽しんでいるのが強く伝わるイベントとなった。
——パネル展は約4年ぶり、オフラインのイベントは去年の12月以来だそうですね。
そうなんです、僕個人のイベントは本当に久々です。以前もHMV＆BOOKS SHIBUYAさんで実施いただきました。今日ここにお越しくださる皆さんは、おそらく僕のことを好きな方々だとは思うんですけれど（笑）、そんなふうに好きでいてくださり、こうやって会いにきてくださるのというのは、すごくかけがえのないことですよね。
——染谷さんが今後、イベントでやってみたいと思う企画は？
これまで僕のファンミーティングイベント『染フェス』で、毎年色々なところへ行かせていただいて、色々なことをやらせていただきました。クルーザーを貸し切ったり、体育館で運動会したりだとか。ご時世が落ち着けば、『染フェス』で温泉旅行をできたらいいなと思っています。
——その温泉旅行で行きたい場所はあったりするのでしょうか。
草津ですかね。以前1人旅をしたことがあるんです。すごく素敵な場所でした。湯畑があって、その場の建物が『ザ・温泉街』という佇まいで。今度はファンの皆さんと一緒に草津の旅館の宴会場を貸し切って乾杯をしたいです。早くそれが許される世の中になるといいですね。
——今日は染谷さんのYouTubeチャンネル『染チャン TV』のカメラも入っているんですね。
はい、1日ずっと密着してくれるようです。イベント時だけではなく、裏側でもカメラを回してくれているらしいので、もしかしたらオフになってる僕も映るかもしれませんね（笑）。近日公開予定なのでぜひお楽しみに！
——改めてファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ご時世が落ち着いてきたかな？ と思ったらまたぶり返してきたりと、イベントを実施するのが容易ではない状況の中、今日こうして無事に開催できて本当に嬉しく思います。今日のトークショーやチェキ撮影の中で、1人でも多くの方に楽しいと感じていただきたいですし、僕自身にもとても大切な時間になると思います。いつも応援いただきありがとうございます。
【密着】『染谷俊之パネル展 SOMEYA WORLD 2022』のイベントに 1 日密着!!
撮影・取材・文 ナスエリカ
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