舞台『アルキメデスの大戦』が10月1日(土)~10月17日(月)に東京・シアタークリエで上演される。
本作は三田紀房原作漫画『アルキメデスの大戦』の舞台化作品。2020年6月に上演予定だったが、全公演中止となり、今回リベンジ公演となる。1933年、軍事拡大路線を歩み始めた日本。海軍省は世界最大級の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。海軍少将・山本五十六はその協力者に、100年に1人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直に目を付ける…。
主演の櫂直役には鈴木拡樹、田中正二郎役には宮崎秋人、尾崎鏡子役には福本莉子、高任久仁彦役には近藤頌利、大里清役には岡本篤、大角岑生役には奥田達士、嶋田繁太郎役には小須田康人、山本五十六役には神保悟志、平山忠道役には岡田浩暉が名を連ねた。
漫画家:三田紀房(原作) コメント
企画から2年、様々な困難を乗り越えて、関係者の皆さまのご努力により実現できることに、心より感謝いたします。映画化に続く舞台化は原作者として最高に嬉しい! キャストの方々の演技、舞台演出や音楽を生で観賞できることに、今からドキドキ、ワクワクしています! 毎回チケットを買って全部観たい! カレンダーと睨めっこしながら予定を考えるのが楽しいです!
映画監督:山崎貴(舞台原案) コメント
楽しみにしていたアルキメデスの舞台版がコロナ禍のため延期になってから早数年。流石に売れっ子ばっかりだし再結集は難しいのかなと半ば諦めていた時、上演決定の朗報が飛び込んでまいりました。決定に至るまでには様々な難しい調整があったと思われます。関係者の皆さんご苦労様です。そして諦めないでいてくれてありがとうございます! きな臭いこの時代だからこそ戦争というものの本質を炙り出してくれる舞台になっていることを期待します。
脚本:古川健 コメント
コミックと映画、それぞれとても魅力的な作品で、その舞台化ということで大きなプレッシャーを感じながら執筆しました。原作の魅力を損なわない脚本になっていればと思います。演劇らしい魅力がお客さまに伝われば嬉しいです。舞台版も素晴らしいキャストに恵まれました。俳優の皆さまの躍動する姿が必ず感動を生んでくれると確信しています。どうか舞台版の『アルキメデスの大戦』もご期待くださいませ!
演出:日澤雄介 コメント
2020年にコロナの影響で公演中止となった舞台「アルキメデスの大戦」に再び向き合えることができることを本当に嬉しく思います。2年という時間の流れは世界を大きく変えました。その変化が「アルキメデスの大戦」にも色濃く反映されてしまうことでしょう。2022年版の「アルキメデスの大戦」、主演の鈴木拡樹さんをはじめバラエティに富んだ俳優さんと共に、作品に潜む〈狂気と美しさ〉を探し求めたいと思います。
鈴木拡樹 コメント
舞台「アルキメデスの大戦」を上演することが再び決定しました。前回は稽古をすることもできませんでしたが、もう一度皆が集まって、この作品を一から作っていけることを本当にうれしく思います。まだまだ気が抜ける状況ではないかもしれませんが、この作品が無事に上演されることがまた一つ演劇の復興の一歩だと思って突き進んでいきたいと思います。
宮崎秋人 コメント
舞台「アルキメデスの大戦」の上演がやっと叶うということを聞き、大変嬉しく思います。鈴木拡樹さんをはじめとするキャストの皆さん、演出の日澤さん、スタッフの皆さんとようやく動き出せるのかと思うと今から楽しみで仕方ありません。しかし、一昨年から世界情勢が悪化して”戦争“が過去のものでは無く現在進行形となってる今、今作に出演する為にはより一層の覚悟を持って挑まなければいけないという切実感があります。応援よろしくお願いします。
福本莉子 コメント
2020年、全公演が中止になり稽古すらも出来ず大変悔しい思いをしましたが、2年越しのリベンジが叶ってとにかく嬉しい気持ちでいっぱいです。このスケールの大きな作品が舞台でどんな風に生きるのか、私もまだ未知数でとてもワクワクしています。ぜひ劇場に足を運んでください!
近藤頌利 コメント
劇団Patchの近藤頌利です。「アルキメデスの大戦」がどのように舞台で表現されるのか、楽しみでなりません。激しい議論の応酬は、まるでアクションシーンのような迫力があるのではないでしょうか。言葉一つ一つを大事に、丁寧に役を演じたいと思います。よろしくお願いいたします。
岡本篤 コメント
戦争を扱う作品と向き合う時、〝いま〟に繋がってしまう哀しみを覚えずにはいられません。世界の困難な状況に心を痛めながらも、日々の暮らしにいや気を感じながらも、それでも生きなければならない。生きてこそなのだと思います。素敵なキャストの皆さんとご一緒できることに狂喜しながらも、気を引き締めて臨めることが俳優としての幸福なのだと噛み締めております。
奥田達士 コメント
前回はコロナ渦の始めの頃の夏の日に、公演中止が決定しました。顔合わせの直前のことでした。制作さんも苦渋の決断だったと思われます。そして私も、公演を楽しみにしていらしたお客さまに、申し訳無い気持ちでいっぱいでした。しかし今回改めて公演が決定し、チャンスをいただけることになりました。素晴らしいスタッフと俳優に囲まれ、身震いしております。堪うる限りの力をもってのぞみたいと思っております。よろしくお願いいたします。
小須田康人 コメント
当初上演が予定されていた一昨年の、その前年にこの作品への出演のお話をいただいて、映画では橋爪功さんが演じられていた嶋田繁太郎少将役をやらせていただけることをとてもうれしく思いました。なのでそこから数えれば3年越しの喜びですね。まだ半年近く先ですけれど稽古初日から千秋楽までの日々が楽しみでたまりません。頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします!
神保悟志 コメント
コロナ禍というの災難により一旦は公演することのできなくなった本作品に改めて向き合うことができ、役者として大変な喜びと共に皆引き締まる思いでもあります。ご覧いただくお客さまに「本当に良かった」と思っていただけるよう全身全霊をこめて頑張りたいと思っております。
岡田浩暉 コメント
『アルキメデスの大戦』は映画で観ていて、お話をいただいてとても嬉しかったです。しかも舞台用の台本がまた素晴らしく気合いが入ったものです。中止からの復活。これも運命と受け止め、魂に訴えてくるようなこの物語りをしっかりとお伝えしたいと思います。
チケットは7月30日(土)より一般前売が開始。
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