錦織一清の演出で「飛龍伝2022~愛と青春の国会前~」が2022年5月20日(金)から5月24日(火)まで、東京・紀伊國屋ホールで上演されることが決まった。
つかこうへいの死去に伴って解散した「★☆北区つかこうへい劇団」の有志で結成された「★☆北区AKT STAGE」と錦織一清がタッグを組む。2016年の「初級革命講座飛龍伝」「あゝ同期の桜」、 2017年の「寝盗られ宗介」に続く第3弾公演となる。
『飛龍伝』は、学生たちの弾圧に明け暮れる警視庁第四機動隊隊長・山崎一平と、進学のために四国から上京、学生運動の波に身を投じ、革命と愛に激しく燃えあがる1人の少女・神林美智子の生き様を描いた、つかの代表作だ。山崎一平役は一色洋平が務め、神林美智子役を北区AKT STAGEの劇団員の井上怜愛が演じる。
錦織一清のコメントは次の通り。
演出家・錦織一清
数年前、「初級革命講座・飛龍伝」という舞台を北区AKT STAGEで演出させていただいたことがあります。これは今回の「飛龍伝」のベーシック的作品です。私が高校生の頃一世を風靡したつかさんが、まさに“つかの間”の鋭気を養う時を経て生まれ変わらせた珠玉の名作です。当時の人には懐かしく、若い世代の方達には新しさを感じられる様な、少し欲張った思いで「新生飛龍伝」として受け入れられる様奮闘したいと思います。客演にこれからの演劇界を担う一色洋平さんを迎え、力強い劇団員と共にけたたましく幕を開けたいと思います。
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