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舞台『Home』RUI・秋沢健太朗・木山裕策らインタビュー それぞれが思う”家族”とは

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3月17日(木)に東京・浅草花劇場で開幕する舞台『Home』より舞台『Home』より、山郷裕一役のRUI、山郷健次役の秋沢健太朗、山郷充子役の川上麻衣子、ナミ役の逢澤みちる、木山裕策のインタビューが到着した。

本作は木山裕策の「home」にインスパイアされて実現した舞台。

―出演者の皆さんは、舞台「Home」へのオファーが来た時のお気持ちはいかがでしたか?

逢澤:素直に嬉しくて、「home」という曲は、ずっと家族の中で聞いていた曲でその「home」が舞台化されるということにワクワクしたし、その作品に携われるということで嬉しく思いました。

川上:歌はもちろん知っていましたし、聞いていましたので台本をいただく前から楽曲同様、家族愛溢れる作品だろうなと思っておりました。なのでとても嬉しかったですし、楽しみでした。

RUI:この楽曲は、大好きな曲で家族の優しさを感じられる舞台なるのだろうと思って楽しみにしていました。2年以上コロナで家族と会っていないので僕みたいな人がきっといて、この舞台を通して家族の温かさを感じでもらえたらなと思いました。

秋沢:素直にこの作品に出演出来ることを嬉しいなと思いました。

コロナ禍のこのような時期に、この舞台に立てることは、何か意味と御縁があるのかなぁと。

この作品は、温かさがテーマだと思いましたので、それをより感じる為には、辛い部分をきちんと演じられたらと勝手ながら思っています。

―木山さんは、ご自身の楽曲を舞台化させたいとの依頼が来た時、どう思われましたか?

木山: 今まで僕は、「2足の草鞋」、会社員と週末は歌手という生活でした。

50歳を過ぎて「僕の人生、これから何をしようか?」と思った時、一大決心をして「歌で何かをやりたい!」と独立した瞬間にコロナで「なんだこりゃ」って(笑)。

でも思い返すと僕の人生思い起こすといつもこんな感じで一番忙しい36歳の時に癌になったりとか…。

で、その都度、悔しい思いをするのですが、こんな性格なので落ち込んだ後、頑張ってもう一度起きあがってきました。

「歌で頑張ろう!」と思ったら、コロナになってしまったそんな時、舞台化の提案のメールが来たんです。

最初「これは、迷惑メールなのかな?」と2日程返信をせずに考えました。

でも、メールの文章は、とてもきちんとしていたので本当にお話いただいているならば、申し訳ないと思いましてお話を聞こうと思いました。独立したばかりだったのでひとりドキドキしながら舞台のスタッフの方に会ったところ、この曲への想いや新たなストーリーを作ってくれることなどお話してぜひやってみたいと思いました。

―木山裕策さんの「home」からインスパイアされたストーリーですが、この曲について想いなどありましたら教えてください。

RUI:日本に来て歌手の方達と共演することがあって、共演したアーティストの方がコーナーで「home」をカバーしていて、「何! このいい曲。いつか歌いたい。」と思っていました。

その曲をベースにして舞台ができるということでその作品に参加できるのは、嬉しいです。

逢澤:この曲は、一度聞くと頭の中でずっとぐるぐる流れ感動します。10代の頃に最初に聞いたのですが、20代30代となって10代の頃よりも、今聞いた方が圧倒的に家族の愛について受け取るものが多くなりました。今後自分が40代、50代となった時にどのように受け取るのかが楽しみですね。

秋沢:「home」は、リアルタイムで聞いていました。ちょうど20歳ぐらいで、役者で生きていこうと決めたころでした。この曲がヒットした時、このような内容の楽曲が沢山世の中に流れていましたが、木山さんの「home」は秋田出身の僕にとって、聞くだけでいろんな思いが蘇る曲でした。まさかその楽曲が舞台化になって自分が出演するとは。 そしてこの曲をRUIさんが歌っているのを聞いた時、「わぁー」って思って、いい曲は、月日が経ってもかわらずいい曲 です。これからも、何年経っても人の心に残る、そして「旅をする曲」なんだなと思いました。 その楽曲の舞台に参加できるのは、ありがたいです。

川上:今日初めて木山さんとはお会いしたのですが、私よりもとても若い世代かと思っていたのですが、意外に近い年代で(笑)。

初めてこの曲を聞いた時、なんか私たち昭和世代には、懐かしい「ほっ」とするような、すっと言葉が入ってくる曲だなと。今回この曲を稽古場でRUIくんが歌ってくれることで「また違う切ない響きのいい曲だな」と再確認する曲で健次くん(秋沢さん)が言っているように歌い継がれる曲なのだと感じました。

―一言、皆さんにとって「家族とは」

逢澤:切っても切れないもの。

秋沢:一番信じてくれる存在。 心配することは誰でもできる。僕自身が売れていない役者の時も「売れる!」と信じてくれているのが家族 でした。そしてダメな時は「やめろ」と言ってくれるのも家族。

木山さんが39歳で歌手デビューされた時に何かのインタビューで、「家族がいたから」とおっしゃっていたのを鮮明に覚えているんです。(木山さん頷く)信じる存在が1番のファンじゃないですか。だからそれが大事で、家族ならではなのかなと。そしてこれは、血の繋がりがあっても無くても 僕自身のことを信じてくれている人は、家族なんじゃないかなと。 お疲れさまでした! (満足したお顔で退場しかけて、一同爆笑)、

RUI:今、健次(秋沢さん)が言いましたが、歳を取れば取るほど人間関係の難しさを感じているのですが、連絡を取らなくても久しぶりに連絡しても気楽に戻れる場所が家族かなと。

今はお仕事がありますが、もし無くなった時は戻れるところは「Home」の家族かなと思います。

川上:年代的に家族は原点だなと。親は、居てくれるだけでありがたい。そんな親も歳を重ねて子供のようになっていってわがままになったりして、それを娘の私が叱ったりして…そんないろんなことみんな含めて家族で原点なんだなと。

木山:デビューした時から、すごく聞かれる質問ですが、難しく、いまだに難しいんです(笑)。

ただ途中からは、「何かあっても最後戻って来れる場所」と。

なぜそう思うのかというと、自分の親もそうなんですが、子供も出逢えるのが奇跡だったなと。親が自分を産んでくれたことも、自分の子供が産まれてきてくれたことも。

ただ僕は子供に執着しないようにしていて、自分は自分の人生を輝かせたいと思っていて、自分の夢は追って、子供だけが自分の人生にならないようにしてます。我が家は、大学を卒業したら家を出るのですが、あっ! とても家族は仲良しですよ。今こうして過ごしている時間は、奇跡的な時間で子供にとっても大切な時間というのが、それぞれの心の中に残る。

この奇跡的で掛け替えのない存在なのが家族だと思っています。

―稽古場でのエピソードなどありましたら教えてください。

逢澤:休憩中にRUIさんがギターを弾きながら練習しているのですが、その音楽を聴きながらみんなと共に時間を過ごすという、この時間の共有みたいなものが心地よくて私の楽しみな時間です。

―Zoomで画面越しの稽古から稽古場での稽古が始まって山郷家が集まったわけですが、この舞台のお話の中心になる山郷家はどんな雰囲気ですか? 実際のお母さんはどんな方ですが? 山郷家のお母さんと違いはありますか?

RUI:本当のお母さんは、どんな人だっけ(一同爆笑)。

山郷のお母さんは、友達のような会話ができる気楽な会話ができる親子で、実際のお母さんには、ツッコミとかはしないので本当のお母さんとは違っていてちょっと楽しいです。

秋沢:実際の母は、銀行員で堅そうに思われていたのですが、とてもポップな人でした。母には伸び伸び育ててもらいました。山郷のお母さん(川上さん)は、とても気さくに話してくださり、 役同様に接してくださるので萎縮することなく良い環境を作ってくださって、とてもありがたいです。

木山:こんなお母さん(川上さん)がいたら良いよね。なんでも相談できるし。

川上:男の子3人ここまで育てるのが大変だったんですよ(笑)。

実際に男の子3人育てたら、小学生の時とか大変でしょうね。お母さんはたくましくなりますよね。

木山:そうですね。逞しくなると思います(実際男の子のお子さんが4人いらっしゃるのでしみじみと)。

―ナミさんからみた山鄕家ってどんな家族ですか?

逢澤:羨ましい家族です。

悩みや困難なことをみんなで協力しながら、みんなで言いたいことを言い合いながら、でもお互いに思い合っている山郷家が羨ましいです。

―川上さんは突然3人のお子さんを持つ役になりましたがいかがですか?

川上:本当に3人3様の息子たちで最高ですよ。役では、サバサバしたお母さんだから執着しませんが、実際にこの3人のお母さんなら「絶対に家を出て行かないで!」とか、彼女ができても「まだ結婚しないで!」って言っちゃいそうです。

秋沢:僕たちもこんな綺麗なお母さんなら一緒に街を歩きたいですよ!

川上:私も自慢の息子たちです!

―今日、初めて稽古場にいらしてお芝居をご覧になってどうでしたか?

木山:初めてお芝居を拝見させていただいたんですが、凄くストレートに伝わってくるんですよ! だからZoomから始まってだんだん家族の関係性ができてきたんだなと。

実際のお芝居を見るのがとても楽しみになりました!

―稽古場では、山郷家以外の出演者も含めてどんな雰囲気ですか?

逢澤:めちゃくちゃいいです。一人ひとりがお互いのことを思いやっている感じがします。空気がいい流れだなぁと思います。

川上:賑やかですよね。みんな楽しそうでギターも小道具であるので歌ってくれたりして贅沢ですよ。

RUI:現場の雰囲気とてもいいですよ。そしてみんな優しいです。

僕は韓国人なのでイントネーションが違っているとすぐに教えてくれたり…。

僕は、メインはアーティストとして仕事しているので、役者のお仕事は、また違っていて、それぞれ皆さんとのことが勉強になりますし、楽しいです。

―最後に舞台「Home」を楽しみにしている方やどうしようか迷っている人へメッセージをお願いします。

逢澤:家族の心温まるストーリーとなっております。見たかたが必ず家族を思い出したり、温かい気持ちになる作品だと思いますので劇場にぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

秋沢:こういう時期なのでご覧になられる方は、心の底から楽しんでいただけるようにしたいです。ただ、こういう時期なので会場にいらっしゃれないかたもいると思います。その判断は、決して間違っていないと思います。

もちろんたくさんのかたに観ていただきたいですが、これなかったかたは観たかたに聞いていただければと思います。

この作品は「家族」というものを題材にしているので役を飛び越えて成長していく姿を含めて楽しみにしていただければと思います。

RUI:家族の愛は、大事だなと。「寂しいな」と思う時は、家族の愛や誰かの愛が足りない時なのかなと。最近は、コロナやいろんな悲しい出来事があるのは、「愛」が足りていないと思います。

この舞台で「愛」が伝わる様に演じさせていただければなと思います。

川上:本当に温かい作品です。兄弟、家族、誰かのために本気で怒ったり、泣いたりできることは、とても幸せだなと…そしてそういう人がそばにいて誰かのことを想えることは素敵だなと。

多分、舞台を観ていただいた後、あの人に会いたいなとか思っていただけたら、作品としては良いものになったと思うのでその思っていただける作品にしたいなと思います。

木山:家族とは、普遍的なテーマだと思っていて、この舞台を見て「あぁそうだな」と共感するところや、「そんな家族の形もあるのか」といろんな思いを感じでいいと思うんです。ただそんな中でやっぱり共通して「家族」は、心の中の温かいものだと思うのでこの舞台から温かいものを感じられると思うので温まりにいらしてください。

ご出演の水村拓未さん、小木宏誌さん、大屋剛司さん、松本清さんにもこの舞台の魅力を伺いました。

ー一言:「家族とは」

小木:「ありがとう」の始まり。

水村:私の考え方の源泉です。

大屋:いつでも帰ってくることができる優しい空間。

松本:切っても切り離せないもの。

ー舞台『Home』を楽しみにしてる方へメッセージをお願いします。

小木:ご家族やご友人ももっともっと大切にしたくなる舞台です。ご来場お待ちしております。

水村:見終わった後、家族に電話したり、逢いに行きたくなるそんな素敵な舞台になっております。劇場でお待ちしております。

大屋:ご両親、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん、家族の形もいろいろあります。そんな家族のみんなに「ありがとう」ともう一度言いたくなる舞台です。皆さま、ご来場お待ちしております。

松本:観ていただいて、久々に逢っていないかたに連絡して想いを伝えるような作品となっております。

* * *

舞台『Home』は3月17日(木)~21日(月・祝)に東京・浅草花劇場で上演される。

■特設サイト
http:/r-t.jp/home2022
■Twitter
@stage_Home2022

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