黒沢ともよによる一人芝居ミュージカル『偽伝春琴抄』が2022年5月、東京・DDD青山クロスシアターで上演されることが決まった。
谷崎潤一郎の代表作の一つ『春琴抄』を軸にした作品。MANKAI STAGE『A3!』シリーズや舞台『鬼滅の刃』など数々の作品で映像を担当した株式会社オーベロンによる初企画で、脚本・演出家は元吉庸泰、作編曲家は桑原まこ、映像作家はKENNY、映像チームはオーベロン、振付は梅棒が担当する。
黒沢ともよ、演出の元吉庸泰のコメントは次の通り。
黒沢ともよ
『偽伝春琴抄』に出演させていただきます。黒沢ともよです。作・演出の元吉庸泰さんはじめ心強いクリエイターの皆様と共に作品作りができると聞き、今はまだ、とにかく楽しみで仕方がないところです。元吉さんの作品に出演させていただくのは3回目ですがいつも「ギリギリ無理」と思うハードルを大怪我しながら飛び越える感覚なので、稽古が始まった時「楽しい」と「苦しい」の割合がどうなってくるかはわかりませんが、最後まで今のこの楽しみな気持ちを抱きしめて大切に演じたいと思います。どんな旅になるのかとても楽しみです。
元吉庸泰
我武者羅に演劇を演劇をと走り続けた20代、いい作品をいい作品をと、求め続けた30代。じゃあ、その先は?そんな時にこの企画のお話をいただきました。この機にこの先の自分の表現人生、どんな風景を描けるのか。才能ある出演者、クリエイターの皆さまと向き合って、尖り合いたいと思うばかりです。企画のo-beronの翼さんとは沢山のクリエイションで一緒に戦った仲。これほど心強いことはありません。昨年の夏に『JAMIE』で演出のJeffrey が僕らに言った“Please keep changing the world”、この言葉を胸に、この作品に邁進したいと思う次第です。
(C)O-beron inc.
広告
広告