A.B.C-Z・塚田僚一主演のSound Fantasy朗読劇『月世界旅行』が本日2月19日(土)、東京・よみうり大手町ホールで初日を迎えた。同日に囲み取材が行われた。
フランスの作家ジュール・ヴェルヌが19世紀後半に発表した長編SF小説の二部作「地球から月へ」「月世界へ行く」を原作にした同朗読劇。上演台本・演出を鈴木勝秀、音楽を大嶋吾郎が担当している。
塚田は「コロナ禍の中での朗読劇ですが、こうして舞台をやらせていただけるのは本当にありがたいことだなと感じています。来てくださる皆さんに楽しんでいただけるように、今日からスタートして大阪公演もありますが、全力で感染対策をしっかりとしながら、みんなで一丸となって振り切っていきたいと思います」と語る。
“朗読劇”は初めての挑戦だそうで、「他のメンバーは朗読劇をしていて、自分もいつかはやってみたいと思っていたので本当に嬉しいです。普段は動くことが多いので、動きよりも“声”で皆さんに楽しんでいただくということでちょっと不安はありました。でも稽古をしていくうちに気持ちが乗っていって、周りの皆さんに支えていただきながら、今はやっと楽しむところまで到達できました。小さい頃…幼稚園、小学校の頃から母親に『落ち着きなさい、僚一!』ってずっと怒られてきたので(笑)、1時間半同じ場所にいられて、ちょっと大人になったかなって思います(笑)」と朗読劇の楽しさと自身の成長も明かした。
会見には、キャストの田村雄一と細見大輔、鈴木勝秀も出席。
塚田について、細見は「すごくまじめです。『僕、大丈夫ですかね?』って不安になっていた時もあったんですけど、『そんなに心配する必要ないよ』って思うくらい、ちゃんとやってるし、今回も動こうが動くまいが、塚田くんは塚田くんだから何の問題もありません。そんな彼がとても好きです」と告白。
また田村も「親戚のいとこのちっちゃい子みたいな、弟みたいな、そういう感覚でいつも接しています。“かわいいな”って。それは今も変わらないんですけど、久しぶりに会ったら髪が伸びていて、見た目が変わったいて、僕はまたキュンとしちゃいました(笑)」とコメントした。
さらに塚田は、今回のビジュアルについて、「一年かけて髪を伸ばしてきました。『似合う髪って何だろう?』と思いながら、束ねたり、動かしたりしましたが、この髪型でした」とヘアースタイルを模索していたと言い、「今のビジュアルは120点です!」と胸を張った。
東京公演はよみうりホールで2月27日(日)まで、大阪公演はABCホールで3月5日(土)・6日(日)に上演される。
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