つかこうへい十三回忌を迎えるにあたり、『「新・熱海殺人事件」ラストスプリング』が2022 年3月31日(木)から4月3日(日)まで、東京・紀伊國屋ホールで上演されることが決まった。
“東京警視庁にその人あり”と言われた木村伝兵衛部長刑事役は、2017年~2021年の4シーズン同役を演じてきた味方良介が務める。
捨て身の潜入捜査を行うヒロイン水野朋子婦人警官役には、今年2月に乃木坂46を卒業したばかりの新内眞衣。東京警視庁に転任して来る熊田留吉刑事役は高橋龍輝が「熱海殺人事件」に初挑戦する。犯人大山金太郎役は、一色洋平が務める。
1973 年に文学座に書き下ろされ発表された「熱海殺人事件」は、つかこうへいの代表作。
最年少で岸田戯曲賞を受賞し、紀伊國屋ホールを拠点に、何度も上演されてきた名作だ。これまで、三浦洋一、風間杜夫、阿部寛など名だたる俳優陣が主演してきた。
演出は、つかこうへい没後2011年から12年にわたって、紀伊國屋ホールでの『熱海殺人事件』をプロデュースし続けている岡村俊一が担当する。
味方良介コメント
伝統ある紀伊國屋ホールで、5度目の木村伝兵衛とは自分自身も驚きです。この機会にもう一度この作品に真正面から向き合って僕らの熱海殺人事件を作り上げます。
新内眞衣コメント
昨年経験した「熱海殺人事件」をもう一度演じられるなんて、夢のようです。しっかり水野朋子を生きたいと思います!
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