『告白』が2022年1月18日(火)~2月4日(金)に東京・浅草九劇で上演される。
本作は佐藤アツヒロが原案・構成・演出を手がけるオリジナル作品。主人公・春日恵輔役に谷佳樹、春日と仕事を共にするることも多いフリーの写真家・江夏祥太郎役に松島庄汰、江夏が想いを寄せている佐伯冬香役に綺咲愛里、江夏へ想いを寄せていると思われている花澤千秋役に吉本実憂が出演する。
物語は、山奥に佇むコテージに大学時代の友人同士である男女4人が集まったところから始まる。春日は江夏からの告白により、とある感情を抱くようになる。その感情から引き起こされる最初の過ち。その過ちから引き起こされる次の過ち。繰り返される過ちの先で、春日が手に入れたものとは…。劇中では、ピアノとドラムの生演奏で届けられる。
佐藤アツヒロ コメント
これまで数々の作品に役者として参加し、ここ数年では2作、演出という立場でも演劇と向き合ってきました。今回、初めて原案・構成にも挑戦します。もともと、舞台出演を重ねていく中で「こんな物語があったら面白いな」「脚本を書いてみたいな」というような想像をするのは好きでした。スタッフの方々とのセッションの中で、その想像がどんどん膨らみ、“妄想のその先”のように、この企画が実現しました。
物語は、僕の“人を好きになるという気持ち”を全部、詰め込んだようなものになります。僕は10代の頃、片思いばかりしていて、好きな人に好きだと言うことができない思春期をすごしました。そんな青春時代を思い出し、4人の若者を通して「好きな気持ちは誰にも奪えない」というテーマをロマンチックに、そしてちょっとサスペンスフルに描いていきます。キャストは全員、初めてご一緒する若い魅力的な俳優4人です。すでに稽古は始まっていますが、それぞれ佇まいも声も、とても人間らしい魅力に溢れていて素敵な人たちです。おそらくキャストの皆さんも自由に楽しくやってくれると思います。
とにかく僕は、新しいことにチャレンジできる、そのことにワクワクドキドキしています。ぜひ浅草九劇で、『告白』という題名の裏にある様々な思いを受け取ってください。きっと観劇後、今まで感じたことのないような、不思議な気持ちを抱いていただけると思います。
チケットは12月23日(木)12:00よりオフィシャルHP抽選先行受付開始
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