舞台「新サクラ大戦 the Stage ~二つの焔~」に出演する「上海華撃団」ヤン・シャオロン役の本条万里子とホワン・ユイ役の西田ひらり、「倫敦華撃団」アーサー役の楓とランスロット役の小松穂葉による4人のインタビューが公開された。
−−ご自身が演じているキャラクターの印象を教えてください。
本条:ヤンは最初「私に演じることができるのか?」と思ったくらい、まっすぐでエネルギッシュなキャラクターです。彼のパワーに負けないように、私も全力で演じようと思いました。
西田:ホワンは誰にでも積極的に話しかけるフレンドリーさがある一方、誰よりも負けず嫌いで、特に「世界華撃団大戦」に対しては情熱的な想いを持っています。
楓:アーサーはとにかく騎士道精神が旺盛な男性なのですが、18歳の年相応の天然っぽさがあります。そのあたりをうまく演じられればと思います。
小松:ランスロットは普段から「とにかく強いヤツと戦いたい!」と言っていて、考えるよりも先に身体が動く子です。しかし、その奥にはしっかりとした信念があります。それを見失わずに突き進んで演じたいです。
−−稽古場の雰囲気や印象的だった出来事を教えてください。
本条:居心地がとてもいいです。引き締まった空気の中で最高の掛け合いができていて、すごくやりやすいですね。
西田:休憩中も殺陣の確認をしたり、「ここは、こうしたほうがいいかも」と提案をしたり、キャストの皆さんが本当に真剣に取り組んでいるのが伝わってきます。
楓:普通は、空き時間を見つけてご飯を食べることが多いのですが、今は稽古場での飲食が禁止されているんです。どうしても前後でしか食事ができないので、稽古終了後はお腹がペコペコになります…(苦笑)。それと、西田さんが言ったように「積極的に自主練をする現場だな」というのは感じています。長時間に及ぶ稽古の合間にも、自主的にセリフの確認や掛け合いをしたりと「頑張っていいものを作ろう」というのが如実に伝わってきます。
小松:演じていて壁にぶち当たったとき「じゃあ、どうやったらできるようになるだろう?」と前向きに考えることができる、素晴らしいメンバーがそろっています。作品の魅力が少しでも増すように、みんなで努力しています!
−−物語の見どころ、注目ポイントを教えてください。
本条:私はここまで本格的な殺陣をやるのは初めてで、最初はすごく不安だったのですが、最近は新しい動きを身に付けることが本当に楽しくて。このインタビューの時点では、まだまだこなさなければならない課題はたくさんありますが、本番までにブラッシュアップしていきたいと思っていますので、殺陣のシーンは特に目に焼き付けていただきたいです!
西田:本作にはライブパートもあり、私たちももちろん歌う機会があります。個性にあふれる曲たちを楽しんでいただければと思います!
楓:メンバー同士の関連性ですね。上海チームはまるで姉妹のような親密さが出ていて、ロンドンチームはアイコンタクトを取るようなことはしないけど信頼関係は抜群…といった、それぞれに個性があるので、注目していただきたいですね。
小松:芽組(アンサンブル)の皆さんの存在です。「縁の下の力持ち」という言葉では表せないほど、上演中はずっと動き回ってくれているので、彼女たちの一挙手一投足にも注目してください!
−−ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
本条:最初から最後まで怒涛の見どころラッシュで、一度では堪能し切れない内容になっています。ぜひ何度も足を運んでいただきたいですし、千秋楽公演は配信もあり、さらにアーカイブも残るので、映像でもたくさん楽しんでいただきたいです!
西田:お芝居あり、歌あり、ダンスあり、殺陣もありと盛りだくさんの内容になっています。私たちの熱量が皆さんに伝わるように頑張りますので、よろしくお願いします!
楓:女性だけの舞台なのに、それを感じさせないようなエネルギッシュな作品になっています。また、ゲームのファンにはお馴染みのゲームシステム“LIPS”を取り入れていまして、その回その回によって違いが楽しめますので、そこにも注目していただきたいです!
小松:25年続く『サクラ大戦』シリーズは、本当に魅力的なキャラクターと物語で構成されています。ゲームやアニメとは違った、舞台ならではの良さをお見せできるように頑張ります!
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舞台「新サクラ大戦 the Stage ~二つの焔~」は、PlayStation4用ソフトウェア「新サクラ大戦」を原作とした舞台「新サクラ大戦 the Stage」の続編。今作では、新キャラクターとして帝国華撃団・花組のライバル「上海華撃団」「倫敦華撃団」が登場する。公演は12月17日(金)~19日(日)にシアター1010で行われる。
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