「BANANA FISH」The Stage -後編-のキャラクター集合ビジュアルとあらすじ、演出・松崎史也のコメントが公開された。
今回お披露目されたビジュアルには、アッシュ・リンクス(演:水江建太)と奥村英二(演:岡宮来夢)を中心に、マックス・ロボ(演:内田朝陽)、伊部俊一(演:冨田昌則)、シン・スウ・リン(演:椎名鯛造)、李月龍(演:佐奈宏紀)、ブランカ(演:藤田玲)、エドアルド・L・フォックス(演:谷口賢志)、ディノ・F・ゴルツィネ(演:赤星昇一郎)が集結している。
後編あらすじ
「アッシュ・リンクスの死亡が確認された」
そのニュースは瞬く間にニューヨーク中のストリートギ ャングに広まった。しかし、拘留されていた奥村英二とシン・スウ・リンの元に現れたユーシス(李月龍)は「あの男があのくらいで死ぬと思うか?」と彼らに問いかける。同じ頃、マックス・ロボと伊部俊一も、アッシュの生存を信じて行動していた。
表向きを国立精神衛生センターとして「バナナフィッシュ」の研究を行っている施設に拘束されていたアッシュは、辛くも脱出に成功し英二や仲間たちと合流する。一方、イタリアから帰国したディノ・F・ゴルツィネはユーシスと手を組み、新たな企みを進めていた。そこに現れたのは、かつてアッシュの師としてあらゆる戦闘手段の手ほどきをしたプロの殺し屋、ブランカ。さらにゴルツィネは、対ゲリラ戦のエキスパートであるエドアルド・L・フォックスを雇い、執念深くアッシュを駆り立てるのだった。
共にあることを希い、命懸けで運命に抗おうとするアッシュと英二。魂で繋がれた2人を待ち受ける未来とは…。
松崎史也 コメント
黄色地に黒文字の背表紙。その単行本が並ぶ光景を30年眺めてきました。今もまだ、こうして舞台を手掛けることが不思議であると同時に、水江建太、岡宮来夢を筆頭にサブキャスト全員に至るまで、奇跡の顔ぶれだと信じられるあのカンパニーで、また演劇を創れることに高揚しています。
更には今回、ブランカ役として藤田玲、フォックス役として谷口賢志という役としても役者としても最強の二人が、水江アッシュの前に立ちはだかります。どんな台詞が、どんな無言が交わされるのか瞬きもできないようなぶつかり合いが稽古場から生まれることでしょう。
ゴルツィネが、ユーシスが、シンが。マックスが、伊部が。80年代のNYダウンタウンでもう一度、生き、愛します。
「『BANANA FISH』である以上、かつて見たことのないクオリティの作品を劇団の如き結束で作りたい」
そう臨み、実現してくれた前カンパニー。であれば今回はそれを圧倒的にぶち破るのが命題。そう為すのに不足ない、23名の屈強な俳優が揃いました。ご期待ください。
夜明けを、皆さまと共に見届けられますように。
「BANANA FISH」The Stage -後編-は、2022年1月20日(木)〜2月6日(日)に東京・品川プリンスホテル ステラボールで上演。なお、初日公演と千秋楽公演の計3公演はシアターコンプレックスでライブ配信される。
(C)吉田秋生・小学館/「BANANA FISH」The Stage製作委員会
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