劇団『ドラマティカ』ACT1/西遊記悠久奇譚が10月23日(土)、東京・日本青年館ホールで開幕。キャスト5人のコメントと舞台写真が到着した。
ゲネプロレポート
同作は、大人気ゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!!』の作品内演劇サークル・劇団『ドラマティカ』の舞台化プロジェクト第1弾公演。原作にはないオリジナルストーリーで、今回は「西遊記」がベースの物語が描かれる。
出演するのは、悟空・氷鷹北斗役の山本一慶をはじめ、三蔵・日々樹 渉役の安井一真、八戒・斎宮 宗役の山崎大輝、悟浄・逆先夏目役の木津つばさ、玉龍・乱 凪砂役の松田 岳の5人。
物語は、悟空と三蔵の出会いから始まる。500年もの間、五行山に幽閉されていた悟空のもとに訪れた三蔵は、悟空を半ば強引に弟子にする。龍の一族の王子・玉龍、魔術の失敗でカッパになった悟浄、妖怪に豚の姿へと変えられてしまった八戒も仲間に加わり、 “愛と希望の経典”を求めて天竺へ向かうが…。
今作では、役を演じる「あんスタ!!」キャラクターたちを演じることになる山本ら5人。やや複雑な構造だが、キャラクターたちの存在は至るところで感じることができる。カーテンコールではキャラクターたちの素顔が見える瞬間もあるので、最後まで気が抜けない。
また、これまで『あんステ』では披露されることがほとんどなかったアクションシーンも必見。妖怪たちとの戦闘シーンは多彩で、それぞれの武器や特性を活かした迫力のある殺陣を披露し、舞台上を縦横無尽に駆け巡っている。
さらに歌唱シーンも随所に用意されており、キャストそれぞれの伸びやかな歌声も注目ポイントだ。
基本的な展開は「西遊記」だが、物語の核心に迫るラストへ向けて盛り上がっていくストーリーは骨太で、作品としてのクオリティーの高さも感じられるだろう。
※2021年10月25日追記
悟空/氷鷹北斗 役:山本一慶
「やっとここまでこれた」という想いもあって、特別なゲネプロに感じられました。今回は殺陣も多いので、キャラクターの新たな一面を楽しんでいただけるのではないかなと思います。劇団『ドラマティカ』の5人とアンサンブルが、どういうバックボーンで、どうやって稽古をし、舞台を作ったんだろう、と考えがふくらむステキな作品です。ぜひ楽しんでいただけたらと思います!
三蔵/日々樹 渉 役:安井一真
日々樹渉としては、とても新鮮ですごく楽しい、Amazing! なゲネプロでした。安井一真としては、めちゃくちゃ緊張しました! アクション、歌、ダンスたくさんギュっと詰まってますが、その中で僕らのちょっとした面白い掛け合いもあるので、初めて劇団『ドラマティカ』を見に来てくださる方にも楽しんでもらえる作品だと自負しております、安心して劇場に来てください!
八戒/斎宮 宗 役:山崎大輝
原作ゲームでは劇団『ドラマティカ』に関してはあまり語られてきていなかったので、僕たちが基盤を作ることになるんだな、と考えながらここまできました。皆さんが愛しているキャラクターのイメージを損なわないように、その中で役者として違った一面も魅せられればと思っています。ダンス、アクションなど視覚でも楽しんでいただけるので、ぜひ見に来てください!
悟浄/逆先夏目 役:木津つばさ
見どころはやっぱり、「あんさんぶるスターズ!!」のキャラクターが演じる役、というところではありますが、僕たちはそれ以外でも頑張ってます! 長い武器を扱ったり、その武器にも仕掛けがあったり、映像も音も照明も…など、五感で楽しめるエンタメ作品です。物語自体もステキなお話なので、劇団『ドラマティカ』として生きる5人の姿を楽しみにしていてください!
玉龍/乱 凪砂 役:松田 岳
初日に向けて、様々なことを乗り越えながら日々を過ごしてきました。当たり前のことですが、誰が欠けても成り立たない舞台だと思います一つ一つのシーンをつなぎラストシーンになった時、これまで積み上げてきたすべてが愛しく感じられました。公演期間中は作品や役に対する「修行」を引き続き積み重ね、千秋楽までの旅を楽しんでいけたらと思っています。
劇団『ドラマティカ』はゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!!』に登場する演劇サークル。新たな舞台化プロジェクトとしてスタートした。今作では、原作ストーリーにはないオリジナルストーリーが描かれる。
公演は10月23日(土)~10月27日(水)に東京・日本青年館ホール、 11月1日(月)~11月7日(日)に兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobe、11月12日(金)~11月14日(日)に東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで行われる。またDMMでは初日公演のディレイ配信・大千秋楽公演のライブ配信も実施される。
(C)ENSEMBLE SQUARE/劇団『ドラマティカ』製作委員会
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