現在公開中の映画『クロガラス3』の公開記念舞台挨拶が9月11日(土)に東京シネマート新宿で開催され、主演・崎山つばさと植田圭輔が登壇した。
以前からシリーズ化を願っていたという崎山は、「今回の撮影中には、次回は海外マフィア編だ! と盛り上がった。それもいつかできたら」と世界進出に意気込むと、植田も「海外マフィア編は我々が海外に行きたいためだけにね!」と会場の笑いを誘う。
今作は、パワーアップしたアクションシーンも見どころ。崎山は「植ちゃんと共闘してのアクションはシリーズとして初めて。身軽な悠哉(植田)と重く打ち込む黒斗(崎山)。そのバランスが良くて、アンニュイなイメージのある植ちゃんの雄(オス)感にも胸キュンしました」と満足気。植田は「自分のアクションでの動きを見て、猿みたいだと思った」としつつも、「若さと強さを意識していました」とこだわりを明かす。
また、お互いの“解決してあげたいこと”にを聞かれた崎山は「実は植ちゃんって、大阪用、東京用、緊急用と3人いる!」とし、植田のドッペルゲンガー説を唱えると、「この作品の時も台本を2冊抱えていました。出会った頃からずっと働いている。いくら3人だとはいえども、働きすぎ。その辺を解決してあげたい。ゆっくりできる期間をスケジュールに組み込んであげたい」と心配。植田は「メチャクチャ僕のことを考えてくれているね!」と喜んでいた。
一方の植田は「つばさは解決してあげたいことがないくらい完璧!」としながらも、「強いて言うならば、つばさのインドアを解決してあげたい」。崎山が「僕はスーパーインドアです」と応答するが、植田は「僕とともにゆったりする時間を一緒に過ごして、外に連れ出したい」と提案した。崎山は「『クロガラス』で海外マフィア編を作ってもらい、撮影前に海外でゆっくりする時間を作ってもらおう」とちゃっかり。植田は「なんかわがままな俳優みたいに見えてない!? 大丈夫!?」と気にかけた。
最後に崎山は「この作品はアンダーグラウンドな設定でバイオレンス要素も強いけれど、人間の見えない本質を浮き彫りにしています。このご時世、心が弱くなることもあるかもしれないけれど、本作を通してそんな弱さの中にある強さを再確認してほしいです」と見どころを語った。
同作は、金と欲望が渦巻く新宿歌舞伎町を舞台にした映画『クロガラス1』『クロガラス2』の続編。勢力を拡大する「ホワイトナイト」と「クロガラス」による解決屋VS解決屋の抗争が描かれる。
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