舞台⾳楽作曲家・編曲家の和⽥俊輔が、クリエーターや俳優・シンガーの育成などを目的とした新会社「株式会社OTO.LIKO」(読み:おとりこ)を創業したことを発表した。
舞台『⻤滅の刃』やハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズなどで楽曲を⼿掛けてきた和⽥が、これまで培ってきたスキルやノウハウを活かして、次世代を担う作曲家や俳優・シンガーを発掘し、⽇本の舞台・ミュージカル・⾳楽業界を牽引する⼈材を育成することを⽬的としている。
国産オリジナルミュージカルを企画・制作して、育成したクリエーター・俳優・シンガーを起⽤するほか、国内での国産ミュージカルの浸透や海外進出も目指す。
和⽥俊輔 コメント
はじめまして。作曲家の和⽥俊輔です。⼤学を卒業して20年。なんだかんだありながらもずーっと⼤好きな⾳楽を創り続けてきました。素敵すぎる⼈と出会えたり、思ってもみない⼤役を任せて頂いたり、⾃分でも信じられない程の楽曲を⽣み続けてこられたり。振り返れば、なんだか圧倒的にドラマティックな20年間でした。
…気がするのですが…なんだか、腑に落ちない。先輩⽅から頂いたバトンをうまく⾳楽に落とし込めていない気がするし、この先を⽣きる皆さんへ未来の道を残せていない気もする。ずーっと⾃⼰満⾜で終わっている気がするのです。もういい加減、⾃分じゃなくてみんなのことを真剣に考えなくちゃ。そう思い、新しく会社を⽴ち上げることにしました。
株式会社OTO.LIKOと⾔います。オトのトリコになってきた⾃分が、今度は周りのみんなを、世界のどこかをもっとオトのトリコにしていきたい。また、LIKOには「つぼみ」といった意味合いもあります。そう、⾳の蕾を⼤切にここから育てていこう。そんな意味合いも社名に込めました。
この場所では僕の⾒識と経験を総動員し、クリエーターの育成とクリエイティブな企画制作に尽⼒します。よりみんなが⾳に包まれる毎⽇を創っていきます。もちろん、ぼくもまだまだ学びの途中です。⼈や作品を育てながら、⾃分⾃⾝も育ててもらう。そんな、気付き合える環境をここで作っていきたいと思います。どうか、わくわくした気持ちで⾒守っていただければ嬉しいです。齢43からの初挑戦かつ⼤冒険。楽しんでいきます!
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