原嘉孝が主演するタクフェス第9弾『天国』が10〜12月にかけて名古屋・札幌・新潟・仙台・大阪・東京で開催される。
「タクフェス」は宅間孝行が手掛けるエンターテインメントプロジェクト。脚本・演出・出演として参加する。今回は4年ぶりの新作で、キャストはシリーズ初参加となる主演・原をはじめ、入山杏奈、ハマカーン・浜谷健司、大薮丘、広田亮平、モト冬樹、鈴木紗理奈、宅間孝行ら。
今作は、宮城県石巻市にある“山田劇場”が舞台。2011年の東日本大震災から10年が経ち、さらに新型コロナウイルスによってエンターテインメントの在り方が大きく変わった2021年に、苦しみを抱えながらも懸命に生きる人々への「応援歌」のようなステージが披露される。原は宮城県石巻市の劇場で働く従業員・島村龍太郎役で、劇中で自身初の東北弁に挑む。
詳細な公演日程やチケット情報は、後日公式HPで公開予定。
原嘉孝 コメント
タクフェス初参加が決まり、緊張感もありますが、すごく光栄です。常連組のキャストの皆さんもいらっしゃるので、安心して身を委ねて、自分らしさを出せたらいいなと思います。お芝居で地方の言葉を喋るのは初めてですが、セリフを全て方言に変換した音声で送っていただきました。それを聞いて、東北弁は東北地方の温かさ、人間の温かさを感じさせる方言という印象を受けました。その温かさが作品の印象に加わって、更に深みを増した物語を届けられたらと思います。今回の『天国』は、今の世の中だからこそお客様に響く作品だと思うので、ファンの方はもちろん、様々な苦しみを心に抱えている人、何かを表現する立場にある人にも是非観にきてほしいです。
脚本・演出・出演:宅間孝行 コメント
原君の演じる島村龍太郎という役は、彼に実際に会う前に伺った話を元に、どんな人なのかを想像して書いた当て書きの役となっています。今回は彼がドラマを背負って、彼の持つ運の強さを発揮しつつ、物語の良いスパイスになってくれると思います。4年に一度のペースで新作を書いていますが、ちょうど今、震災から10年が経ち、コロナ禍の真っ只中というタイミングと重なりました。エンタメ業界も苦しい2年間を経験しましたが、このエンタメに対する応援歌として、そして観に来てくださる方、一緒に仕事をしている方々への応援や感謝の想いを、この作品を通して伝えられたらと思います。
広告
広告