The Brow Beatが6月6日に行ったメジャーデビューシングル「ハレヴタイ」のリリース記念生配信イベントのレポートが到着した。
The Brow Beatは、佐藤流司がアーティスト・RyujiとしてPENICILLIN・HAKUEIと結成したバンドプロジェクト。イベント当日は、2人に加えてNoGoDのボーカリスト・団長が司会進行として登場した。
イベントレポート
Ryuji「よろしくお願い四万十川」
HAKUEI「よろしくお願いしマイケル・ジャクソン」
美麗なヴィジュアルに反して、百戦錬磨の団長を戸惑わせてしまう2人の挨拶。バンド結成の経緯を団長に聞かれても、「46億年前に地球が誕生して、プランクトンが…」とRyujiが真顔で話し始め、まさかの滑り出し。
俳優業で成功を収める一方、少年時代から変わらずロックを愛するRyuji。そんな彼の「バンドがやりたい」という熱意を正面から受け止めたHAKUEI。
The Brow Beat結成後、HAKUEIは主にプロデューサーとして関わってきたが、メジャーデビューシングル「ハレヴタイ」は本格的なツインボーカルに。Ryujiは「ツインボーカルでガッツリ歌っています」と本当に嬉しそうだ。
HAKUEIは、Ryujiのボーカルについて「太くてよく通るし、倍音があってハスキーさもある歌声。俳優さんが片手間にやっているレベルではない」と賛辞、「PENICILLINや自分のソロでは自分が常に真ん中にいるわけですけど、“一歩引いたポジション”への憧れも実はあって。『ハレヴタイ』では、Ryujiくんより半歩下がって歌うからこその自由度を感じているし、聴く人にはRyujiくんと僕のハイブリッド感を楽しんでもらえると思います」と続ける。
そんなThe Brow Beatが新たな扉を開く「ハレヴタイ」はアニメ「遊☆戯☆王 SEVENS」(テレビ東京系)の新オープニングテーマにも採用されている。作曲を手がけたHAKUEIは「子どもの頃からアニメソングが大好きで、いつか自分もその作品にぴったりな、“ワクワクするような楽曲を書いてみたい”という想いをずっと抱いていまして。今回、作品ありきで楽曲を作る機会をいただいて嬉しかったし、アニメを観る子どもたちのテンションをオープニングで高められたらいいなと思っています」と語る。
HAKUEIと共に作詞したRyujiは、「これまでネガティブな歌詞ばかりを書いてきた僕としては、“仲間、勇気、希望”がテーマの歌詞を書くのに頭を悩ませつつ(苦笑)…しっかり作品の内容を掘り下げて、その世界に寄り添ったワードを入れるという挑戦をしてみれば、楽しさも感じました」と確かな手応えをにじませた。
2人は和服・コルセット・スーツなど・多文化を盛り込んだという新衣装をまとい、音楽面はもちろん、ヴィジュアル面でもこだわる。Ryujiはもともとヴィジュアル系が好きだと言い、「見た目でも世界観を表現したくて。俳優として舞台に立つときには役に合わせたメイクをして衣装を着ますけど、The Brow Beatでは好きなようにメイクをして、衣装に関してもアイデアを出させてもらっています」と明かし、「新衣装の中性的なスタイリングで、子どもたちの初恋を奪ってやろうと」と笑う。
また、HAKUEIは「Ryujiくんがたびたび口にする『ロックシーンを昔に戻したい』という言葉が、僕の胸にすごく響いていて。今のご時世、インディーズとメジャーの垣根は曖昧ですけど、メジャーレーベルとしっかりタッグを組んで、自分たちの音楽や表現をしっかり世の中に広めていくのは、ロックバンドとして夢があるなと思っています」と語った。
Ryujiは「バンドとしては、今後も変わらず好きにできたら満足。ロックバンドなので、日本武道館に立ちたいという想いは強くあります」と夢を明かし、HAKUEIは「メジャーのステージに相応しいキャッチーなナンバーから、The Brow Beatらしいエッジの効いたナンバーまで、幅広く提示していきたいです」と決意を新たにした。
The Brow Beatのメジャーデビューシングル『ハレヴタイ』は7月7日(水)に発売スタート。
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