『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン〜復讐のアバンチュール〜』のメインビジュアルが解禁。演出家・キャストからのコメントが到着した。
公開されたメインビジュアルでは、木村伝兵衛部長刑事役の多和田任益、速水健作刑事役の菊池修司、水野朋子婦人警官役の兒玉遥、容疑者・大山金太郎役の鳥越裕貴が集結。「抱かれたかったです。死ぬ程、抱かれたかったです。愛していましたから。」と記されている。
中屋敷法仁 コメント
1年前、「改竄」という不埒な表題の下、つかこうへいの言葉たちを巧妙にすり替え、令和ならではの新たな熱海殺人事件の創作を楽しんだ。公演が終わった後もその背徳的で甘美な味が忘れられず、再集結する機会を狙っていた。紀伊國屋ホールの新装開場は、我々のあふれんばかりの表現欲求を爆発させるのに相応しい。出演者4名はまさに手だれの詐欺集団。つかこうへいの物語の奥底に秘められた真実の愛。その核心を暴き出すために、さらなる改竄を行う。
多和田任益 コメント
こんなに早く新装紀伊國屋ホールにモンテカルロ木村伝兵衛として帰れること、本当に幸せです。昨年苦しい情勢の中で演者・スタッフ・観客全員が演劇への思いを振り絞りながら上演された、僕にとって特別な作品。新・熱海とは180度違う引き出しを開けて、熊田を演じていたのが嘘だったかのように、伝兵衛として言葉にできないくらいの衝撃と歪んだ愛をお客さまにぶつけたいと思います。
菊池修司 コメント
忘れられない公演となったあの日から約1年。この作品を同じ座組で挑めること、今はただ、大変嬉しく思います。この1年間たくさんの経験をし、グレードアップした「改竄・熱海殺人事件」をお届けできるよう、大好きで尊敬する先輩方と中屋敷さんと共に作り上げていきたいと思います。
兒玉遥 コメント
再演が決まり嬉しい気持ちでいっぱいです。前回、コロナの影響を受け、千秋楽が前倒しになって、心残りな部分があったので、今回は1年溜めた舞台への情熱は発揮したいです。4人でまた奇想天外エネルギッシュなお芝居を届けていきますので、ぜひ劇場に足を運んでください! よろしくお願いします!
鳥越裕貴 コメント
再集結しましたよ。モンテカルロ・イリュージョン。急遽、千秋楽になってしまった前回公演。まさに、復讐のアバンチュールですよ!あの爆撃的に熱い演劇が帰ってます。そして中屋敷さんも燃えております。また進化したモンテカルロを皆さま、是非!
『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン〜復讐のアバンチュール〜』は6月24日(木)〜27日(日)に東京・新宿の紀伊國屋ホールで、改修後の柿落とし公演第2弾として行われる。
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