「アイ★チュウ ザ・ステージ ~La Cage aux Épines~」が4月15日(木)、東京・シアター1010で開幕。舞台写真と公演レポートが到着した。
開演前は恒例の前説からスタート。サブタイトル“La Cage aux Épines”が「いばらの檻」という意味であることが説明される。
「いばらの檻」
それは誰もが持つ、「自分らしさ」を保つために作り上げた虚像。
彼らは痛みを抱え、この檻から抜け出すことができるのか……?
今作では、物語の主役的グループF∞Fから愛童星夜(川井雅弘)が単独で出演。F∞Fメンバーが個々で成長を遂げるべく別々で活動していることが語られ、グループとして前向きな活動期間ということが丁寧に描かる。
そして、RE:BERSERKと天上天下、Alchemistが出演。Alchemistは前作ではヒール的存在だったが、その後、アイドルの卵(アイチュウ)を育成する学園「エトワール・ヴィオスクール」に仲間入りし、お互い刺激しつつ成長していた。
物語は、Alchemistのメンバー・バベル(村松洸希)がRE:BERSERKのリーダー・エヴァ(吉田大輝)に、実の兄弟であるという衝撃の告白から動き出す。
バベルは、エヴァに「Alchemistで一緒にアイドルしよう」と誘うが、それを知ったエヴァを慕うRE:BERSERKのメンバー・澪(伊地智頼統)は猛反発。そして、その間に入って奔走する蛮(渡邊亮汰)。RE:BERSERKは家族同様にお互いを思い合っていたのに、壊滅寸前になってしまう。
一方、Alchemistの黒羽(瀬川拓人)と朔空(平賀勇成)は、「目的を果たすためにトップアイドルを目指す」という利害の一致で結ばれていた。実の兄に会うという目的を果たしたバベルには、Alchemistにいる意味がないと突き放す。このまま2つのグループは変わってしまうのか…。
そんないざこざを知った星夜と天上天下のメンバーは、なんとか解決すべく、あちこち奔走しつつも、自分たちも成長を遂げなくてはならず、星夜は天上天下のリーダー・椿(新井將)にある提案をするのだが、どんな結果を生むのか。
「アイ★チュウ ザ・ステージ ~La Cage aux Épines~」は4月19日(月)まで東京・シアター1010で上演。4月16日(金)・17日(土)の3公演は特別演出されるほか、15日(木)17:30公演と4月19日(月)15:00公演を含む5回のライブ配信が決まっている。
(C)I★Chu the stage 2021
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