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梅津瑞樹「色々と盗ませていただこうと…」 劇団ホチキス第43回本公演「月野木グラビティ」で主演

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劇団ホチキス第43回本公演「月野木グラビティ」が6月4日(金)~13日(日)に東京・吉祥寺シアターで上演される。

米山和仁が描き下ろした新作公演となる同舞台。梅津瑞樹が主演を務めるほか、ゲストの折井あゆみをはじめ、小玉久仁子、山﨑雅志ら劇団メンバーがキャストに名を連ねる。

4月14日(水)10:00に劇団先行チケットが発売開始予定。


あらすじ

月野木仁(つきのきひとし)は、若くして事業を立ち上げる起業家であったが、友人の裏切りで失墜。多額の借金を抱えることに。若くして家を飛び出した仁は久しぶりに実家に戻ることに。実家は「月野木グラビティ」という名の小さな町工場。気泡緩衝材(いわゆるプチプチ)を作っている。実は仁は、実家の仕事をからめた事業を立ち上げ、銀行から融資を受け、己の難局を乗り切ろうと企んでいた。しかし、父・月野木嗣夫(つぐお)は聞く耳をもたない、逆に仁に意外な提案をする…。


月野木仁役:梅津瑞樹 コメント

この度、お邪魔させていただく梅津瑞樹と申します。老舗劇団であるホチキスさんに参加させていただく以上、同じく劇団出の身としては色々と盗ませていただこうと舌なめずりしております。劇団というものは、やはりそれぞれ空気感が違く、また独自に発達した暗黙のメソッドだったりがあったりして、渡り歩く度にそれを発見するのが実はウメツの密かな楽しみだったりします(笑)。兎にも角にも、今作を楽しんでいただくその一助となるため頑張ります。


月野木嗣夫役:山﨑雅志 コメント

因縁浅からぬ家族、ましてや親子ともなればそれはもう「面白いの宝庫」じゃないかと思う。かつて自身は上の存在として親を見てきたが、それもいまや気付けば逆転してしまいつつある。然るべくして地元の友人や知り合いなどは、父親であることの方が多くなっているので、父親目線で物事を語ることに出会う機会がことの外増えた。先日、印象的だったのは暫くぶりに会うことになった知人が子供のことについて「苦労はあるけどかわいくてねぇ。」としみじみ語っていたことだ。素晴らしい言葉を聴いたと思った。そして知れば父親役とのこと。人柄を深く知れば知るほど面白い親と子。これはもう息子と向き合うしかないだろう。勿論ホチキス流で。沢山の感謝と共に劇場でお待ちしています。


脚本・演出:米山和仁 コメント

私の父は、私が10歳の時に他界した。生前も海外を飛び回っていたため、父と会話をした記憶があまりない。今私には、3歳になる息子がいる。日々すくすくと成長する我が子を見ながら、父は何を思っていたのだろうとよく想う。そんなこんなをぶつけてみようと思った。かなりのフィクションを交えて。


公演概要
■タイトル
「月野木グラビティ」
■公演日程・会場
2021年6月4日(金)~13日(日)
東京・吉祥寺シアター
■脚本・演出
米山和仁
■出演
梅津瑞樹/小玉久仁子、齋藤陽介、折井あゆみ、山本洋輔、絵理子、内村理沙/山﨑雅志 ほか
■公式ホームページ
http://www.hotchkiss.jp/tsukinoki/
■公式Twitter
@hotchkisstwitte
#ツキグラ

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