演出家・西田大輔が率いる劇団『AND ENDLESS』25周年公演のタイトル、日程、出演ゲストが発表された。
タイトルは100 seasons AND ENDLESS「swallow period」(スワロウ ピリオド)。5月1日(土)~4日(火)に東京・日経ホールで上演される。さらに、ゲストとして松田凌、中村誠治郎、鈴木勝吾の出演が発表された。
西田大輔とゲスト3人からコメントが寄せられた。
西田大輔コメント
僕らは年月を季節と捉えてきました。そして、100の季節になります。18歳の何も持たない僕らが始めた季節です。人生は不思議なもので、自分が想像もつかなかったことも、幸せなことも、悔しいことも、身を切るような悲しいことも、季節が運び、目の前を通り過ぎていきます。思い出を辿っても良かったかもしれません。ですが、僕らはそれができなかった。その点だけは、唯一誇らしく思えます。「今でしか、生きることのできない季節」。その季節を物語に託します。AND ENDLESS、新作です。
松田凌コメント
この度、AND ENDLESS主催作品に初めて出演させていただきます。「100 seasons AND ENDLESS」と銘打つ25周年公演。声を掛けていただき光栄です。100の季節を跨いできた皆さまと1の自分。想像がつきません。ただ分かるのは、こんな時代だからこそ届けたい物語があるということです。我々と共に季節を越え、時代を越えて旅に出ませんか? 後悔はさせません。劇場でお待ちしております。
中村誠治郎コメント
西田さんと初めて出会ったのが29歳の時でした。ANDENDLESSの方々とも何回も共演させていただいて。気づけばたまに「誠治郎さんアンドレ?」と言われるくらいに。芝居の難しさ、楽しさに気づけるきっかけをくれたのも西田さんでした。稽古場で見られると緊張し過ぎてしまう化け物のような役者たち。25周年という記念すべき公演に出演させていただけて光栄ですが、自分にとっての今まで培ってきた発表のような場でもあるので、共に戦いたいと思います。戦友達と。
鈴木勝吾コメント
多くの航海があってここに歩みを進めてこれました。立ち止まってはいけない。歩みを止めてはいけない。そうしてここに。言葉では誰も誰にも伝えるべきでないものを、背負うでもなく抱いてこの物語を紡ぐ一つになる。ここに立てる意味と共に。仲間だと呼んでくれる人たちと共に。物語での誓いはそれを越えて僕の中にあるから。夢の先への新たな始まりにしなきゃいけない。時の理の渦と対峙する覚悟で臨みたいと思います。是非劇場で、お待ちしております。
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