2020年9月上演の新作舞台「時子さんのトキ」のメインビジュアルが公開された。
離婚後、旦那、息子と離れ一人で暮らしている時子役の高橋由美子、そして時子の心の隙間を埋める男・翔真役/時子の息子・登喜(トキ)役を演じる鈴木拡樹による、2人の妖艶なビジュアルに仕上がっている。
また、スナック仲間、NPO職員など、時子たちを取り巻く様々な人物を巧みに演じわける矢部太郎、伊藤修子、山口森広、豊原江理佳らによるソロビジュアルも公開。
舞台「時子さんのトキ」は、2020年9月11日(金)~9月21日(月祝)東京・よみうり大手町ホール、9月26日(土)~9月27日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。なお、チケット先行受付は、7月16日(木)12:00より、そして一般発売は、8月16日(日)10:00より開始となる。詳細は、公式HPにて随時公開予定。
あらすじ
それでもいいと思ってた。幸せだったから。
離婚後、疎遠になってしまった息子に重なる路上シンガーの男・翔真。私(時子)は、この男に多額のお金を貸している。これまで感じてきた心の隙間、寂しさを全部、翔真が埋めてくれている。ある日、NPO団体を名乗る柏木という男が店へとやってくると、翔真のことについて私にいくつか質問をしてきた。そして、「翔真という男に騙されているんじゃありませんか?」翔真に貸したお金は、2000万を超えている。でも、あくまで“貸しているお金”だ。ばか。
この無礼極まりない柏木の登場で、私の人生は大きく狂っていった…。
上演にあたってのコメント
高橋由美子:また舞台に立てる事を嬉しく思っています。いい作品になる様にカンパニー一丸となってお稽古に励みます。
是非ご覧ください。
鈴木拡樹:今回、翔真/登喜役で出演させていただくことになりました、鈴木拡樹です。
今作は人から中々受け入れてもらえない愛の形を描くと思うので、いろいろな人に何か響くように描いていきたいと思います。
劇場で皆様のご来場をお待ちしております。
田村孝裕(作・演出):今、積極的に「劇場にお越しください」とは申し上げられません。
ですが、こんなトキだからこそ、私を演劇に導いてくださった故・金杉忠男先生の言葉を引用させていただきます。
「淋しかったらふらりとおいで。決して只では帰さない」
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