『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGEの最新公演が決定した。タイトルは『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE –隠し弾(SECRET BULLET)-。
4作目となる本作は、2007年より集英社JUMP j BOOKSから全5巻が発刊された子安秀明による、小説版「家庭教師ヒットマンREBORN! 隠し弾」より2本立てのスピンオフ作品となっている。
ボンゴレリング争奪戦につながる、XANXUSたちの前日譚と、ツナの兄貴分であり、かつてリボーンのもとで修業を積んでいたディーノの成長譚が描かれる。
数々の作品で演出・脚本を務め、映像作家としても活躍中のヨリコジュンと丸尾丸一郎の初タッグとなる。
STORY
【X-炎(イクス フィアンマ)】
ヴァリアーに失敗はねぇ
ボンゴレリング争奪戦は、多くの謎を残す形で終結した。
のちに「揺りかご」という名でボンゴレ史に刻まれることとなるクーデター。それを起こしたことでボンゴレ9代目の手によって冷凍仮死状態にされていたはずの XANXUS(ザンザス)が、なぜ再びヴァリアーのボスとして君臨できたのかということは、残された大きな謎の一つであった。
その謎を解き明かす手がかりが、ボンゴレリング争奪戦から遡ること1ヵ月の人工島マレ・ディアボラの襲撃事件である。
ボンゴレファミリー所有のリゾート地として開発が進められるこの島で、マフィアの有力者が一堂に会する懇親パーティーが開催されていた最中、謎の武装集団によって襲撃事件が発生した。
スクアーロらヴァリアーの面々は、拘束されたマフィア幹部の人質を救出するため、マレ・ディアボラに乗り込んでいく。
一方XANXUSは、幼少期からXANXUSの右腕であったにも関わらず、「揺りかご」以来決別していた男・オッタビオと対峙していた。(隠し弾2収録)【跳ね馬 爆走!(スタンビート)】
キャバッローネの魂と誇りはおまえに受け継がれた
キャバッローネファミリー10代目ボスにして、ツナの頼れる兄貴分・ディーノ。これは、かつて彼がリボーンのもとで修業をしていた頃の話――。
由緒正しきマフィアの10代目ボス候補であるにもかかわらず、臆病な性格で戦いも嫌いな“へなちょこディーノ”は、マフィア関係の子供が多く通う学校になじめず、他の生徒にいじめられる毎日。ついに学校から脱走し命からがら故郷の町にたどり着くと、町の人たちは次期ボスの帰還を盛大に祝福してくれた。馴染みの食堂での幸せなひととき――、と突如、虎縞模様のスーツに身を包んだ男たちが乱入し、町の人々は恐怖に怯えだす。
故郷の町は、新興マフィアのイレゴラーレ・ファミリーに乗っ取られていた……。
ディーノの、そしてキャバッローネファミリーの命運やいかに――。(隠し弾1収録)
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