テレビ東京・木ドラ25枠で放送されていた「テレビ演劇 サクセス荘」が、2月10日(月)よりCSホームドラマチャンネルで放送される。
出演キャストは今話題の2.5次元舞台俳優として人気の10名。脚本は、「おっさんずラブ」を手がけた徳尾浩司が務める。
放送開始に伴い、ゴーちゃん役を務める和田雅成のオフィシャルインタビューが到着。語内でみんなを回す役割を担ったゴーちゃんが語る、撮影時の裏話とは……?
――和田さんが演じるのは芸人になるという夢を持つゴーちゃん。サクセス荘の102号室に住む住人ですね。
「ありがたいことに僕が演じるゴーちゃんは第1回から第12回まで全部出ているんです。多いときで何本撮りだったけかな? そうだ3本だ。3本撮りの日もあったんですけど、その3本撮りを2回経験しているんですよ(笑)。あれは絶対、やっちゃいかん! 声を大にして言います(笑)。
ゴーちゃんは割りとみんなを回す役割なので、会話の量も多くて。だからたくさんセリフもあるんです。文句じゃないですよ、ありがたいって感謝しているんです(笑)。でもドラマ1本分で台本が20ページぐらいあるので、3本撮りだと約60ページ分の台本。それを全部覚えて稽古もせず、いったらギリギリの状態で芝居をしていましたからね」
――共演者の方たちは、ほとんどが知っている役者さんばかり。
「洸(高野洸)と寺さん(寺山武志)は現場でご一緒するのは初めてで。ただ、みんなと仲良くならざるをえない現場でしたね(笑)」
――そこまで大変ということは、舞台よりも緊張したんじゃないですか?
「もう『サクセス荘』のほうが全然、緊張しました。緊張の種類が違いますけどね。でも、ゴーちゃんが大阪出身ということで関西弁を使わせていただけたのは、自分の培ってきた人生を出せたというか、わりとフラットに構えることが出来たので助かりました。まぁ、みんながいきなりアドリブをやってくるので大変でしたけど(笑)」
――本番一発撮りなのに、アドリブをしてくるんですか?
「特に荒牧(慶彦)がややこしいアドリブをするんですよ。投げたら投げっぱなしっていう。玉ちゃん(玉城裕規)もアドリブをするんですけど、玉ちゃんのアドリブはシーンを成立させてから次にいくのでやりやすいんです。でも荒牧の場合、アドリブして僕がつっこんだらもういないっていうね(笑)。ホントにややこしかったです」
――中でも難しいなと思った回はありますか?
「タイムマシンが出てくる回(第11回)。これは難しかったですね。タイムスリップして、何回か過去に戻るんですけど、僕は最初から出ているので、4回ぐらいかな?
同じ芝居をずっとしなきゃいけないっていう。時間が戻ったとき、あれ? 自分はどうすればいいんだっけ? っていうことがありました(笑)。でも、終わった後の満足感が一番大きかった回でもありました」
――第4回の「開幕!クッキングコロシアム」でゴーちゃんは超辛そうな麻婆豆腐を食べていました。
「それがおいしかったんですよ。最初、ちょっと辛いところを食べちゃったっていうのはあったんですけど、普通においしくて。あのときは僕と玉ちゃんは見ているだけだったので、とても楽をすることができました(笑)。それに僕は料理、一切できないので、作る方に回されなくて良かったなって」
――最後にご覧になる方たちにメッセージをお願いします。
「この『サクセス荘』はすごく攻めた企画で、スタッフさんの愛と、役者さんの作品に対する愛があふれたドラマになっています。そしてこの『サクセス荘』の魅力はやっぱり本番一発勝負。
どこがセリフでどこがアドリブなのか!? そこを楽しみながら見ていただくと、より一層面白さが際立つと思います。
あと僕の演じるゴーちゃんが、みんなのとんでもない球をキャッチしているところもぜひご覧になってください!」
放送情報
放送局:CS ホームドラマチャンネル
作品名:テレビ演劇 サクセス荘 (全12話)
★放送日:2/10(月)スタート!毎週(月)深2:00~ 他視聴方法:スカパー! 各地のケーブルテレビ、ひかりTVなどで視聴可能
公式サイト:https://www.homedrama-ch.com/special/25_actor_2
写真提供:ホームドラマチャンネル
スタイリスト:石橋修一 ヘアメイク:国府田雅子
カメラマン:松井伴実 テキスト:今 泉
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