インタビュー

酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始

画像一覧はこちら

広告

広告

「A3! Blooming Radio Station」が、5月3日(水)から放送開始した。

本番組は、イケメン役者育成ゲーム『A3!』佐久間咲也役の酒井広大をメインパーソナリティに、毎月ゲストを招いて作品についてトークしていくYouTubeラジオ番組。

今回2.5ジゲン!!では、メインパーソナリティ・酒井広大と第1回ゲスト・横田龍儀(MANKAI STAGE『A3!』佐久間咲也役)の2人へ、番組収録後に行なったインタビューをお届けする。

――ラジオ収録直後となりますが、収録はいかがでしたか?

酒井:楽しかったですね、本当に率直に。今まで一方的に僕がエーステ(MANKAI STAGE『A3!』)を観に行かせていただいたりしたんですけど、コロナ禍もありご挨拶とかができずということが多くて…。

最後に(横田さんに)お会いしたのがA3!展(2018年に開催された『A3!』に関する展示展形式のイベント)で、たまたまお会いして、という感じでした。今日は、シンプルに役についてお話とかできて、楽しかったです。

横田:ぼくも楽しかったですね! 最後に収録したオープニングタイトルの声の出し方など、今日だけでもめちゃめちゃ勉強になりました。「あ、息をちょっと多めに出した方が咲也っぽく聞こえるんだ」とか。目の前で研究してました。酒井さんの咲也の声を目の前で聞くのも初めてで、鳥肌立ちました!

――ラジオ収録開始時、緊張などはされましたか?

酒井:緊張しましたけど、そこまでこう、ガチガチって感じではなくて、わりとフランクに、ね。ニコニコしてくれるし。

横田:そりゃ、ただのファンですもん(笑)。

酒井:僕もそうですよ。

――今回『A3!』の新ラジオ番組が始まることになり、メインパーソナリティに決まった時の気持ちを教えてください。

酒井:好評だったブルラジ(「A3! Blooming RADIO」)が3月で終了すると発表された時、Twitterを見ていても、監督(『A3!』ユーザーの呼称)の皆さんも「悲しい」「寂しい」とか「終わっちゃうんだ」っていうお声がとにかく多くて…からの新番組が始まるよっということで、嬉しかったです!

それと同時に、「自分にメインパーソナリティができるのかな」という不安があって…。結構、空回りしたりバタバタしちゃうタイプなので、どうなるのかなって思っていました。でも初回(ゲスト)が横田さんなので、めちゃくちゃ楽しくやらせてもらえました。

これで勢いづけて、今後もパーソナリティとしてやれそうだなって思います。

――第1回目のゲストが横田さんと聞いたときの気持ちは、いかがでしたか?

酒井:めちゃくちゃ嬉しかったです! ようやくか、と思って。ラジオ本編でちょっとお話ししたんですけど、アプリゲーム『A3!』の他のキャストの方々とエーステのキャストの方がイベントなどで共演することもあったのですが、「ようやく願いが叶ったな」って気持ちです。キャラクターについても、もちろんプライベートなことも、話したいことがいっぱいありました。

――横田さんは新番組の第1回目のゲストとなりますが、オファーを受けた際の気持ちを教えてください。

横田:嬉しかったですね! やったーって、やっと喋れるぞーって(笑)。以前ご飯に誘っていただいたこともあるんですけど(その時は突然酒井さんからDMが来てビックリしました(笑))、タイミングが合わず行けなかったので、こんな風にお仕事で一緒に喋れるっていうのが嬉しかったです。

酒井:ラジオ本編でお話ししたできごとより以前に、江口拓也さん、小西成弥さんと食事をする機会がありまして、このメンバーで集まるなら横田さんも呼びたい! と思い、LINEも知らないので勢いでTwitterのDMから連絡をしたのが最初ですね(笑)。でも、今日やっとLINEの交換もすることができました。

――『A3!』の舞台化を知った際はいかがでしたか?

酒井:そうですね。そもそも『A3!』は、舞台とか演劇をテーマにしている作品なので、なるべくしてなったなあというか。むしろ、いつ(舞台に)なるんだろうって、みんなで言ってましたね。アプリゲームのキャストたちも、みんな楽しみにしていたと思います。

素直に嬉しかったっていう気持ちプラス、僕は自分がメインキャラでやらせていただいている作品の舞台化というのが、この『A3!』が初めてだったので…少しやきもちはありましたね。「同じ役を他の人がやるんだ?」とか「咲也は俺の役だ」ってね(笑)。

――観劇した時の思い出なども教えてください。

酒井:開演し、最初の第一声を聞いて「あ、もうこれは絶対好きだな」と思いましたし、そこにもうMANKAIカンパニーが実在するって思いました。一瞬にしてその世界観に入り込めたので、すぐファンになりましたね。

最初、~SPRING&SUMMER 2018~をトッキー(土岐隼一)と一緒に観に行って泣きそうになったんですけど、隣に知人がいて泣きづらかったんですよね。なので、僕は思う存分泣くために円盤(公演DVD)を買いましたね。それを1人で見て、お酒を飲みながら泣いてました。

思い出としては、第三回公演『ぜんまい仕掛けのココロ』がはじまる時、水野(演:笹森裕貴)が演出で僕の近くの客席に座ったんですよ。暗がりの中で、急にふわっと良い匂いがして…。原作通りというか、水野が綴に気づかれないように舞台を観に行くというシーンで、それがまさか隣に座るなんて思っていなかったので。その時、僕もエーステの作品の中で、お客さんの1人として参加しているって気持ちになりましたね。

――ファンサをもらったというエピソードも聞いたことがありますが…。

酒井:ACT2! ~SPRING 2022~公演なんですけど、客席降りがある曲で。至さんとは僕、目が合いましたね。ニコってしてくれましたね! 2階の席だったんですけど。

横田:ぼくも2階に行きたかったなぁ……。

酒井:その後、至さんの知り合いらしい立石さんという方から、SNSで引用リツイートをしてもらいました(笑)。ありがたかったです! 舞台で観ると、また色々と素晴らしいですね。ストーリーを知っているのに感動できる。それと咲也のシーンになると、自分でも感情移入しちゃったり。

――横田さんは、舞台版の咲也として出演が決まった時の気持ちを教えてください。

横田:最初に思ったのが、「僕でいいの?」でした。出られると思っていなくて…その時その時の仕事を頑張っていたので。

(エーステの)プロデューサーの方々に「僕芝居下手ですし、大丈夫ですか?」って聞いたんです。そうしたらプロデューサーの方が、「あなたお芝居は好きでしょ?」って。好きですって答えて、「まだ経験は浅いでしょ?」と言われ、浅いです、と。そういうところがこの作品の咲也に合うと思ったので、と言われたんです。

そう言われたので、僕も全力で頑張らないとって思ったんです。それは今でも思っていますけど……でも、全部ひっくるめて言えるのは“嬉しい”ですね。

――咲也を演じる際に意識している部分はありますか?

横田:とにかく頑張るってことです。咲也くんもよく言っていますが、僕自身に置き換えた時に、何ができるんだろうって。技術で言えば、歌や殺陣など周りの人の方がすごいので、じゃあ自分ができることって考えた時に、「頑張ること」だな、と。

――咲也を演じる者同士、お2人のエピソードを教えてください。

横田:終演後に会うことを聞いていて、何を言われるんだろうってドキドキしてましたね。部屋に入った瞬間、ニコニコして優しく話しかけてくれたので、「酒井さんがいい人で良かったー!」って思いました。もっと頑張ろうとも思えましたね。

酒井:最初に対面した時、顔が小さいって! 思いました(笑)。公演が終わった後なので、達成感のある表情をされていて。さっきまで舞台に立って一生懸命お芝居されていた方が、目の前にいるということにとても感動しました。

すごくスラっとしてて、かわいらしい方なのに、あれだけのパワーを持って咲也というキャラクターを演じてるんだって。すごいな、と。そして、お話ししてみて、ご本人も咲也っぽいなって思いましたね。

――Twitterでのやりとりなどもされていますよね。

酒井:そうですね、引用リツイートで会話したり、ゲームの話をしたりして盛り上がりましたね。世代が一緒なので。

横田:僕がだいたい勝手にダル絡みしている感じですよね。

酒井:いえいえ、そんなことないですよ! 嬉しかったです。観劇後の話なんかもしてますよね。

横田:アニメの時もすごかったですよね。お互いが同じ時間に見ながら……。

酒井:実況してましたよね! CMで自分の顔がいきなり映って、びっくりしてテレビ消したとつぶやいたら、横田さんに消しちゃだめですよ、って(笑)。

横田:こうやって声優さんとやりとりするのも珍しいですけど、酒井さんなら許してくれるって思って、ついつい絡んじゃいますね。

酒井:もちろん! 今後も、ぜひぜひ!

――もし、お2人でプライベートで会うなら何をしたいですか?

横田:ぼく、お酒好きなんで……。

酒井:いいですね! でも、お酒に酔っぱらって「お前の咲也はまだまだ!」とか言い出したりしないですよね?(笑)

横田:言うわけないじゃないですか!(笑)

酒井:普段から結構飲むんですか?

横田:毎日……。酒井さんはどのくらいですか?

酒井:お酒は大好きですが、高い声のキャラクターを演じる前日は控えています。声質的に高めの声のキャラクターを担当することが多いので。

横田:ぼくも控えます(笑)

酒井:いえいえ、そういう意味じゃないですよ! あ、お互いの地元に行ってみたいですね、福島に行きたいです。美味しいものとかありますかね?

横田:美味しいものはありますね。福岡にも行きたいです!

酒井:ね! 美味しいものしかありませんよ(笑)。舞台で公演とかあるとちょうどいいですよね、地元紹介します。あと、番組とかが企画してくれたら良いな。

横田:そうですね、楽しそうです! お願いします!

――では今後、『A3!』でやってみたいことを教えてください。

酒井:地方でイベントとかできたらいいですね。どうしても関東圏でやることが多いので、それこそ咲也くんのつながりで北海道とか。

横田:イベントや企画でそういった場所に行きたいですね。それ以外に、少し外出もしやすくなってきたので、まずは一緒にご飯食べたいですね。

酒井:良いですね。今までも自分の番組とかイベントとかで、誰か呼びたい人いますか? ってなった時に、横田さんのお名前を挙げたかったんですけど、『A3!』の公式でまだご一緒していないこともあって遠慮してたので。今後は一緒に何かできることがあると良いですね。

横田:恐れ多いですけど、ぜひ! 一生話してられますよね。

――『A3!』に携わってからしばらく経ちますが、それぞれが思う咲也の魅力、好きなところなどを教えてください。

酒井:一番は、元気で頑張り屋さん。春組のリーダーで“オレについてこい”ってタイプのリーダーではないのですが、役に全力で向き合う姿勢というのが魅力的で、実は背中で語るタイプのリーダーなんじゃないかなって。純粋で、誰もが支えてあげたいと思うキャラクターだと思います。

横田:努力家なところが魅力だなって思います。人間、誰しも慢心したりすると思うんです。ちょっとサボったり、自分に甘くなったりするところがあると思うんですが、それでも努力を欠かさず、相手のことを思いやって行動できる人で…そういう人って少ないと思うんですよね。とても魅力だと思いますし、そういう人間に僕自身もなりたいなって思いますね。

酒井:生い立ちが関係しているところもあるのかな。そのあたりのエピソードを知ったからこそ、人の気持ちを思いやれる優しい子になったんだなって思いました。ただ元気なだけじゃないところも含めて、人間味があって良いですよね! そこが魅力だと感じたし、今の咲也があるのはそういう経験があったからなんだなって。

横田:「この子はどれだけ強いんだ…」って思いますよね。僕も舞台では、どうしても涙が止まらないことがあるんですよ。でも彼は絶対に板の上ではちゃんと演じてるんですよね、すごいことですよ。

――今後、咲也にどんな役をやってほしいですか?

横田:僕は、咲也くんとつながっている部分がある役が多いイメージがあるんで、完全な悪役をやってほしい。得意分野ばかりじゃなくて、苦手分野や普段やらない役をすることで、役者としての幅が広がると思うんですよね。ACT3!で紬さんがやっていた堕天使の役とか、本来の自分を殺した役を演じるということがあったと思うので、そういったものを経験してほしいし、自分も経験したいですね。

酒井:別の組の公演をやってみたいですね。たとえば、冬組の「剣に死す。」の宮本武蔵とかやりたいですね! ちょっと咲也くんとはかけ離れてるかもしれないけど。でも、本当にたくさんあるので、色々やってほしいな……。

横田:初恋甲子園の九門くんの役とかやりたいですね。自分の話ですが、小さい頃に熱を出していたので(笑)。

酒井:他には、抜錨! スカイ海賊団、SHI★NO★BI珍道中…あ、燃えよ饅頭拳!も。花の王子さま…。

――話は尽きませんが(笑)、最後に、お2人からファンの皆さまへメッセージをお願いします。

酒井:今回、番組がリニューアルし、メインパーソナリティとしてやらせていただいて、第1回ゲストが念願の横田さんに来ていただき、限られた時間の中でもお話しできる機会をいただけて本当に感謝しています。“佐久間咲也”というキャラクターや『A3!』という作品の魅力をより感じていただけるんじゃないかなと、勝手に思っています。

監督の皆さんには、同じ役を演じた2人の想いというのを知って、もう1度作品を見ていただけるとまた新たな一面が見えて面白いんじゃないかなと思います。まだアプリゲームかエーステ、どちらかしか体験していないという方には、これを機にそれぞれ体験してみてもらえたら嬉しいです! 引き続き『A3!』と『エーステ』をよろしくお願いします。

横田:第1回のゲストとして呼んでいただいたということで…最初は緊張していたんですけど、こうやってちゃんと酒井さんと話すことができて、僕自身も楽しかったですし、知りたかったことが知れた部分もあるので、今後もまたお話ししていけたらなって思いました。

そして、カントクの皆さまには、これから先も『A3!』という作品のお話の面白さや、演じている僕たちも色々な考えを持ちながら役に真摯に向き合っているので、そういうところを感じていただきたいです。また、カントクが推しているキャラクターを僕たち自身も愛していますので、キャラクターたちがより魅力的になるよう頑張っていきます、よろしくお願いします!

文:木皿儀隼一/取材・撮影:ケイヒカル

番組概要
■タイトル
A3! Blooming Radio Station
■日程
A3!公式YouTube「MANKAIカンパニー」にて毎月3日・4日・5日21:00にプレミア公開予定
■キャスト
メインパーソナリティ:酒井広大
ゲスト:月替わり(第1回は横田龍儀)
■公式サイト
https://mankai-radio.jp/
■公式ツイッター
@mankai_radio

広告

広告

画像一覧

  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像
  • 酒井広大&横田龍儀、2人の視点から語られる“佐久間咲也”の魅力とは A3! Blooming Radio Stationが放送開始 イメージ画像

WRITER