武子直輝が初主演を務めるオリジナル連続ドラマ『ハンサムセンキョ』（毎週水曜、深夜24:00〜24:15）が、10月7日（水）からテレビ神奈川で放送スタートする。
元小学校教師のフリーター・天童勇樹（武子直輝）は、「きらめき新党」新光市支部長の古剛栄進(横山真史)に見出され、市長選挙に出馬することに。「未来自由党」白峰誠二（一ノ瀬 竜）、「天晴党」牧 瑛士（稲垣成弥）、「FPP(Free Politics Party)」キース・篠宮（武藤賢人）などのライバルたちとしのぎを削る……市長選を駆け抜ける男たちを描く「選挙」コメディードラマだ。
2.5ジゲン!!では、武子に単独インタビューを実施。初主演の心境やドラマの見どころ、撮影現場でのエピソードなどについて聞いた。
初主演作に「最初はドッキリかと思いました」
ーー舞台、映像作品など含め、今回が武子さんの初主演です。オファーを受けた際の心境は。
まずはドラマのお話をいただいて「ぜひやりたい」と思ったのですが、「主演です」と言われて、何かの間違いだと……いきなりドラマで主演をやるのかなって（笑）。
最初はドッキリかと思いましたね。かなり疑っちゃいました。何回もマネジャーに「間違いじゃないの？」って聞き直しました（笑）。
ーー選挙をテーマにしたオリジナルドラマです。役作りの仕方はいつもと異なりますか。
原作がある作品はもちろん、原作を研究して、その役のイメージを合わせていく感じなんですけど、今回は一から自分で作っていく、ストレートプレイに近いような感覚で挑ませてもらいました。
主人公のキャラクターが明るくて誠実な男性だったので、僕と似ているタイプなのかなと思っています。僕が誠実かどうかは分からないですけど（笑）。自分のいい部分をトレースしながら、天童勇樹にちょっとずつ当てはめて、違うところは新しくイメージを足していきながら役作りしました。
ーー具体的にどの部分がご自身に似ていますか？
明るくて盛り上がるような雰囲気というか……自分で言うのも恥ずかしいんですけど、今まで舞台などでは僕も、座組の中で盛り上げ役だったりして、そこが似ていると思います。
ーー座長として、現場での立ち振る舞いも意識されましたか。
今回の共演する役者さんは、ほとんどが知っている方だったので、どちらかというといじられていましたね（笑）。先輩からは「座長！ お願いしますよ～」みたいな（笑）。知っている方が多い分、今まで通り臨めました。
天童勇樹の成長物語、でも「笑える部分も結構あります」
ーーストーリーの見どころを教えてください。
天童勇樹は明るくて人当たりのいいキャラクターなんですけど、実は色々なことを考えています。選挙を通して、街や自分自身の知らないことを学びながら、彼が変わっていく、成長していく物語でもあります。
周りの人たちも、天童勇樹の行動や発言で考え方が変わっていくところもあり、ただ選挙でトップを目指すだけの話ではなくて、考えさせられるようなストーリーです。
ーー選挙がテーマではありますが、コメディー要素も多いですよね。
笑える部分も結構ありますよ。思っていた以上にコメディー要素が強いので、自分でもびっくりしました（笑）。
ーー現場での苦労したエピソードはありますか。
長台詞があったんですけど、難しい言葉が結構あるので、覚えるのがめちゃくちゃ大変でしたね。まくしたてるように言わなきゃいけないシーンもありますし。
でも、討論するシーンでは、天童はあんまり参加していないかも（笑）。僕以外の皆さんが舌戦を繰り広げていて、僕はぽかんとして……でも最後はしっかり締めていますよ。
よく覚えたなって。短い時間しかなくて、もちろん役者なので当たり前ではあるんですけど、久しぶりのお仕事ということもあったので、台本の覚え方を忘れちゃって……。（収録の）前々日くらいまで焦っていましたね。
ーー『ハンサムセンキョ』は自粛期間が明けて最初のお仕事だったのでしょうか。
ガッツリ演技するのは今回が初めてでした。
気持ちは切り替えているつもりだったんですけど、不安もありました。でも現場に入った瞬間、バチンって変わった感覚があったので、安心しました。
ーー今回の衣装はスーツが多いようですが、普段はスーツは着られますか。
いやー。全然着ないです（笑）。
ネクタイ締めるとシャキってするんだなと思いました。自分の意識を高めてくれるというか。ただ、着ていて違和感はそんなにないんですけど、派手な衣装ですよね、青いスーツに赤いネクタイ（笑）。
「スター性がほしい」 実現したい理想の未来とは
ーー天童勇樹は市長選に出馬しますが、もし武子さんが市長になったらどんな街づくりをしたいですか？
なんだろうな…納豆…。
ーー納豆ですか？
納豆の値下げをしたい（笑）。僕、この世で一番好きな食べ物が納豆なんです。めちゃくちゃ納豆が好きで、スーパーで納豆をよく買うんですけど、ここ数年で少し値上げしているんですよ。
僕はすっごい消費者なので、それが結構痛くて。なので、前の金額に戻るような政策を実現します。（笑）
ーー納豆は毎日食べるのですか。
毎日食べますね。基本、6～9パックは冷蔵庫に入っていて、そのまま食べたりもします。
小さい頃から納豆ばっかり食べていて、普通は嫌いになってもいいものですけど、どんどん好きになっちゃって。おやつもお菓子とかじゃなくて、納豆が食べたいって言っていました（笑）。
ーーそうだったのですね（笑）。ではご自身にとっての理想の未来を教えてください。
めっちゃ恥ずかしいんですけど……スター性がほしいです。
役者としてはもちろんですが、色んなことに挑戦したいと思っています。タレント業やMC、歌手もそうですが、そういうことを全部やってみたい！ お芝居もやりながら、全てを両立させたいと思っています。スーパースターになりたいですね。
その方が武器になるなと思っていて、トークもできるし、でもお芝居になったら全然違う印象になるような、タレント業と俳優業をうまく切り替えられる人間になりたいです。
ーーでは最後に視聴者に一言、お願いします！
「選挙」というと堅苦しく感じるかもしれませんが、実際は笑いあり、涙あり、すごく熱い熱いお話です。
そしてタイトルの通り、たくさんのハンサム男たちが集合して、スーツ姿が見られるドラマとなっております（笑）。ぜひご視聴、よろしくお願いいたします！
撮影：ケイヒカル
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2020年10月6日〜2020年10月12日正午
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— 2.5ジゲン!! 編集部【公式】 (@25jigen_news) October 6, 2020
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