2020年9月7日(月)から舞台『COSMO★PLAYERS』のライブ配信イベントが開催される。
本イベントは、同舞台が新型コロナウイルス感染拡大の状況により開催が見送りになったことを受け、オンライン上での配信が決定。視聴者参加型の企画も予定されており、イベント内で受けたファンのリクエスト内容が舞台上演時に実現される可能性があるという。
今回は、同舞台で主演を務める染谷俊之にインタビューを実施。イベントに向けての意気込みのほか、長い自粛期間中のお話などを伺った。
舞台『COSMO★PLAYERS』ストーリー
「宇宙(コスモ)を、遊べ(きこなせ)。」2次元と3次元の狭間で、自分は何者かを問う。
宇宙を巻き込むスペクタル・コスプレヒューマンドラマ!“コスモ★プレイヤーズ”……彼らはハイクオリティなコスチュームとパフォーマンスで話題沸騰中のコスプレパフォーマンスチームである。今日も彼らはコスプレイベントで大人気アニメ『超銀河海賊ワダツミ』のコスプレをして殺陣やダンスのパフォーマンスを披露し会場を盛り上げていた。
そこへ突然現れた、まるでアニメから飛び出してきたかのような完成度のコスプレをした男、アキト。なんとアキトは、二次元の世界から現実の世界へ迷い込んでしまったアニメキャラクターだという。そう、彼は『超銀河海賊ワダツミ』の本物の主人公だったのだ!
アキトを二次元の世界に戻すため奮闘するコスモ★プレイヤーズ。しかしアニメキャラクターであるアキトは慣れない現実世界でトラブルばかり引き起こし……!?
――まずは、本舞台の出演が決まったときの率直な感想を教えてください。
今は、社会的情勢を踏まえてキャラの作り込みを一旦ストップしているのですが、じつは最初にプロットをいただいたとき、僕のキャラ設定は“宇宙人”だったんです(笑)。
「ということは宇宙人である僕がコスプレをするのか?」と思ったのですが、突き詰めていくと、実際は僕が演じるのはコスプレをするパフォーマンスチームの目の前に突然現れる『本物のキャラクター役』でした。その本物のキャラと、コスプレイヤーである登場人物たちのあいだで物語が展開されていくんです。
この舞台は演劇が好きな人はもちろん、コスプレイヤーさんやコスプレファンの方々にも興味を持っていただけるんじゃないでしょうか。
昨今の情勢もあって必ずとは言い切れないのですが、実は殺陣のシーンもある予定です。舞台でサーベルを手にしているかも。
――2.5次元舞台でキャラクター(役)を演じる際、大事にされていることを教えてください。
やっぱり原作を追求することかなと思います。原作はもちろんのこと、それに関連する漫画やアニメ、曲は一通り網羅します。
僕は作品に“愛”をもつことで、まずは、お客様と同じ気持ちになるようにしています。愛して演じて、でもガチガチになりすぎると身動きが取れなくなってしまうから、バランスをとって作り上げていく。そうするとアニメや漫画では表現されていなかった部分も自然と埋まっていく。
だからこそ、必ずはじめに愛が必要になってくるんです。
――9月7日より開催されるライブ配信イベントはファンの皆さんからのアイディアが形になる視聴者参加型と伺いました。この企画の背景をお聞かせください。
舞台の開幕が延期になってしまったことを、僕たちは作品のクオリティを突き詰める時間が増えたんだ、とポジティブに考えることにしたんです。そこで思いついたのが、お客様たちに喜んでいただける演出を組み込んでいくことでした。
お客様には、開幕延期は悲しいことではなく楽しみが先に伸びただけと思っていただきたくて。楽しいことや面白いことはあとに取っておくと、毎日わくわくできるじゃないですか?
その日のためにも、皆さんにはぜひこのイベントで「こういうのやってほしいな」というリアルなリクエストをコメントで書いていただきたいです。僕たちもファンの皆さんがどんなことを望んでいるのか、すごく知りたいんです。
配信中、僕も皆さんのコメントをじゃんじゃん読み上げさせていただくので、一緒に盛り上がりたいなと思います。
――染谷さん宛に“大胆&無茶ぶりリクエスト”がくる可能性もありますよね。
もし「全身タイツで出演」といったリクエストがきたとしても頑張っちゃいます。みなさんに楽しんでいただけることが第一です。
たくさんの人のいろんなリクエストを、ときにはドキッとしたり、クスッとしたりできることを組み込みながら、皆さんと一緒にこの舞台を作り上げていきたいです。
――舞台のテーマである「コスプレ」にちなみ、今後チャレンジしたいコスプレはありますか?
僕の大好きなキャラクター、ムーミンですね。これに尽きるんですが、いざやるとなるとどうなるんですかね?着ぐるみみたいなのを着て、顔のところだけ丸く穴を開けてのぞく……とか?でも、それじゃあコスプレじゃないですかね(笑)。
――先日開設された染谷さんのYouTubeチャンネル「染チャンTV」でもコスプレをされていると伺いました。
そうなんです。初回のコスプレのお題は、ファンの皆さんから寄せられた中から最も投票数が多かった「スナフキン」と「(薄桜鬼の)斎藤一」でした。ありがたいことに今でも一番再生数が伸びています。
ほかにも『イケメンヴァンパイア 偉人たちと恋の誘惑』のジャンヌ・ダルクや、チャイボーグの女装など、チャンネル内でいろいろなコスプレ企画に挑戦しています。
▲『イケメンヴァンパイア 偉人たちと恋の誘惑』ジャンヌ・ダルク コスプレ
実は今日着ているTシャツも「染チャンTV」の企画で制作したものです。目標タイム以内にゲームをクリアできなかったので、その罰ゲームとして描いた自画像がグッズ化されました。
なんとも言えない……下手とも上手いとも言えないイラストですが、『KINGLYMASK』とのコラボによって素敵なTシャツに仕上がって嬉しかったです。
恐ろしいことに、このTシャツの初回予定枚数が一瞬で達成したんです。購入してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
――チャンネル内には愛犬『おこげ』くんも登場しているそうですね。自粛期間中はおうちで一緒に過ごす時間も長かったかと思いますが、最近はお仕事で外に出られる機会も増えて寂しいのではないでしょうか?
そうですね。仕事で家を出るとき、あからさまにおこげが拗ねるんですよ。「あ、仕事に行くのかい?あー、そうですか。」っていう目で見上げてきて。毎回「おこげのご飯のためにも頑張ってくるね」と後ろ髪を引かれる思いで家を出てます。
まるでモップ(´・ω・`) ー アメブロを更新しました#染谷俊之https://t.co/VxNOtjETpe pic.twitter.com/TefB0UVd5j
— 染谷俊之 (@some_toshi) August 1, 2020
――最後になりますが、ファンのみなさんへ一言お願いします。
緊急事態宣言前のように、劇場で観劇できるようになるまで時間はかかるかもしれませんが、この状態はいつか終わると僕は信じています。きっと演劇が好きな方は今、すごく飢えていますよね。
舞台『COSMO★PLAYERS 』が開幕するときには、何も考えずに一緒に楽しんでいただきたいですし、僕は期待にお応えできるように前を向いて頑張っていきたいと思います。みなさんに元気に会える日を願って。
撮影・取材執筆/ナスエリカ
舞台『COSMO★PLAYERS』
【原案】森山 海斗
【企画プロデュース】山鹿 達也(テレビ東京)
【企画・製作】加藤 英治(Age Global Networks)
【出演】染谷俊之、中島早貴、百名ヒロキ、北原里英、曽田陵介、田村響華 ほか
【アドバイザー】コノミアキラ(Tempest High Wind, INC.)
【キャラクターデザイン】Oki
【進行プロデューサー】佐藤 宏一(Enthena)
【監修】田辺 茂範
【演出・脚本】烏丸 棗
【舞台監督・美術】上田 美菜
【制作プロダクション】Enthena
【主催】舞台『COSMO★PLAYERS』製作委員会:村井 聖羅(Age Global Networks)イベント概要
【タイトル】『COSMO★PLAYERS』僕と私とみんなで創る演劇〜主役はあなた〜
【日程】2020年9月7日(月)〜9月14日(月)全8公演
【監修】田辺茂範
【脚本】烏丸棗
【出演】染谷俊之、中島早貴、百名ヒロキ、北原里英、曽田陵介、田村響華 ほか
【公式サイト】https://cosmoplayers.com
【公式Twitter】 @cosmo_players
【お問い合わせ】『COSMO★PLAYERS』制作委員会 info@cosmoplayers.com
【監修】田辺茂範
【脚本】烏丸棗
【アドバイザー】コノミアキラ(Tempest High Wind, INC.)
【キャラクターデザイン】Oki
【企画】山鹿達也
【主催】舞台『COSMO★PLAYERS』製作委員会
広告
広告