旬な人物にスポットを当てる「令和のイケメン名鑑」。
今回、メディアでも話題のボーイズユニット・CUBERSのメンバーとして活躍する傍ら、役者や声優としても活躍の場を広げているTAKAに話を聞いた。
前半ではアーティスト・役者・声優、それぞれの仕事のやりがいや難しさといった仕事への熱い思いを、後半では仲のいい役者仲間との関係やおうち時間の過ごし方など、素顔が垣間見える話を語ってくれた。
もくじ
「前進している実感を得た」メジャーデビューを経て感じた変化と進化
ーー最初はCUBERSとしてのTAKAさんにお話をお伺いしたいと思います。簡単にTAKAさんから見た他のメンバー4人の魅力をひと言ずつ教えてください。
メインボーカルの春斗くんは、ぽんこつだけど歌が上手い。綾介はダンスが上手いけどちょっとメンタルが弱い。優は最年少で何考えるのかよく分からない。(末吉)9太郎は結成当初から今まで何を言っているのか分からない(笑)。
ひと言だとこんな感じですね(笑)。
ーーそんな個性豊かなメンバーと一緒に、先日、無事にCUBERS初となるNET LIVE TOURが終わりましたね。終えてみていかがでしたか?
初めてのことだったので試行錯誤……という感じではありました。やって良かったなと思えたのは、普段、生のライブに足を運ぶのはハードルが高いという方にも、配信ということで気軽に見てもらえたこと。
あとカメラがあるので普段見てもらえない部分だったり、他のメンバーの色んな部分だったりを、音楽に集中できる環境の中で見てもらえたんじゃないかな。
そういう意味では、僕たちが伝えたいことを伝えられたんじゃないかなと思います。
……けど、やっぱり無観客なので、お客さんのパワーの大事さっていうのも改めて感じましたね。
ーー近頃はCUBERSとして目覚ましい活躍をしていらっしゃいますが、アーティストとしてのターニングポイントはどこですか?
難しいな……。(熟考してから)全然、まだまだという気持ちが大前提にありますが、心境の変化があったのはメジャーデビューしてからですかね。
環境が一気に変わったのはもちろん、自分たちが前進しているなっていう実感を得られたのと同時に、色んな責任を伴う場所に立つことになったので。
ーー「心境の変化」というのは、具体的にどんな変化でしたか?
ずっとメジャーデビューをひとつの目標にしてきたので、メジャーデビューをして嬉しいという感情は純粋にありましたけど、同時に、現状に甘えていられないとも感じるようになりました。
ひとつのスタート地点から少し走ったというだけなので、いい意味で緊張感は今の方がありますね。
ーーパフォーマンスをする中で、変化を感じる部分もあったのでしょうか。
ありがたいことに色んなメディアに出させていただく機会が増えたので、改めて他との競争というか、どうやってCUBERSの魅力を出していくかっていうところの大変さを実感するようになりましたね。
グループとしての個性をより強くしていくことは、常に課題だと思っているし、そこを強くしていくことが、僕たちが上に上がっていくためのキーになるのかなと思いますね。
「僕らしく演じていい」ひとつの答えにたどり着いた「ツキステ。」での経験
ーーここからは役者の仕事についてお伺いします。役者としてのターニングポイントとなるタイミングや作品があれば教えてください。
「ツキステ。」(2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ)ですね。
この作品に出る前も何度か舞台に出させてもらっていたんですが、「ツキステ。」という作品で初めてリーダー役という立場になりました。
みんなをまとめたり引っ張っていったりしないといけない立ち位置になったことで、自分が演じるだけじゃなくって、作品全体を良くするためにはどうすればいいんだろうっていう考え方をするようになりましたね。
「ツキステ。」に出られたことは僕にとってはすごく幸せだったなと思います。
ーー霜月 隼役として役を継ぐ形でカンパニーに加わりましたが、当時を思い出してみていかがですか?
本っ当に大変でしたね! 何が一番大変だったかなって考えると、すでに色んな方々に応援されている作品なので、その方々に受け入れてもらえるのかっていう心配がとにかく大きかったです。
それに、新しく入った自分がリーダー役だったので、どういう立ち位置でやっていけばいいのか、最初はすごく探り探りだったのを覚えています。
この作品の好きなところは、まずカンパニーがすごく素敵で、稽古に入ったときに僕のことをリスペクトして、受け入れてくれたんですね。リーダー役ということで立てるところはすごく立ててくれますし、だけど僕ひとりじゃ何もできないので、色んなところでお力添えをしてもらいました。
稽古の段階からすごく素敵な作品に出会えたなって思いましたし、いざお客さんの前でお芝居をしたときも、応援の声をかけてもらったり、お手紙をもらったりして、内側も外側も愛に溢れている作品だなって感動したのを覚えていますね。
ーー出演を重ねる中で、役作りにおいて変化した部分はあったのでしょうか。
ありましたね。2代目キャストという立場での出演だったので、参考にする部分としては原作だったり、友常(勇気)さんが演じられたものだったり、たくさん情報があるんですね。
その中で、僕らしくやるのが一番大事なんだなっていうのは、何作品も出る中で気付けたことですね。
1作目は多分、そのことには気付けずに終わっていた気がします。
たくさん演じるうちに、既にある情報だけを頼りにするんじゃなくて、台本を読んで自分が思い描いたイメージから創り上げていくようになりました。
回を重ねる毎に、キャストからもお客様からもいい反応を頂けるようになったので、それが「TAKAらしくていい」っていう役作りにつながっていった気がしますね。
舞台デビュー作「スタミュミュ」でもらった先輩からの言葉
ーーこれからも「ツキステ。」での活躍を楽しみにしていますが、今後、違う役に挑戦する機会も多いと思います。役者として演じてみたい役はありますか?
前々から学生モノをやってみたいって言っていたんですが、ドラマ「チョコレート戦争」で叶ったんですよね。
あとはなんだろうなあ。難しいな……。
この人が現実世界で側にいてくれたらいいなあ、って思われるような役、ですかね。作品として楽しいっていうだけじゃなくて、さらに見てくれた方の人生に影響を与えられるような役をやってみたいですね。
その役を通して、何かを始めるきっかけだったり、前向きになろうって思ってもらえたりしたら、役者として幸せだろうなって思います。
ーー舞台デビュー作となったミュージカル「スタミュ」についてはいかがですか?
あんまり思い出したくないですね(笑)。上手くいくことより上手くいかないことの方が多かったので、苦い思い出です。
「スタミュミュ」に出たときは、役者なんてやりたくないな、この作品で最後でいいやって思っていた瞬間もあったんですけど、そのときもやっぱり人とのつながりで助けられました。
最後の打ち上げで、それまでお芝居の事でも色々教えてくれていた(鈴木)勝吾さんが、「TAKA、絶対また共演しよう」って言ってくれて、それがすごく僕の心に刺さったんです。
こんな何もできない役者にも、こうやって共演しようって声を掛けてもらえるんだなって。
勝吾さん以外にも、色んな方々に手伝ってもらったり力をもらったりしていたので、ここで役者を辞めたらその方々にも顔向けできないし、色々やってもらった時間も無駄になっちゃう。
だったら、もう1回頑張ってみて「TAKAにスタミュのときに色々教えて良かったな」ってその方々に思ってもらいたいって思ったんですよね。
なので、結果としては「スタミュミュ」に携われて良かったし、人との関係の大事さっていうのを改めて感じる場になりました。
活躍の場が広がる中で見つめ直した“TAKAとして目指したい場所”
ーー最近は「フットサルボーイズ!!!!!」で声優にも挑戦されていますね。練習動画も拝見しましたが、スポーツをしている姿はとても新鮮でした。
大好きなサッカーをやっている姿をお見せする機会があるとは思っていなかったので、僕も新鮮な気持ちです。フットサルの練習が予定に入っていると思わずワクワクするくらい楽しくやっています(笑)。
天ノ川学園のメンバーでは僕が唯一のサッカー経験者なのと、リーダー役ということもあって、教える側に立つことも多いんですが、声優としては初体験なのでアフレコの場ではみんなに助けてもらっています。
Win-Winな関係で(笑)、すごくいい雰囲気ですね。
ーー今後、アニメ化やアプリ化など様々なメディア展開が予定されていますが、注目ポイントを教えてください。
普段の僕とは全然違う口調なので、その違いを楽しんでもらいたいですね。あとは歌声以外で声だけに注目してもらうっていう機会はないので、僕の声を楽しみにしていてほしいです。
観戦イベントが復活した際には、応援にも来てほしいですね。早く黄色い声援がほしいです(笑)!
ーー様々なフィールドで活躍されていらっしゃいますが、これから“TAKAとして目指したい場所”はどんなところでしょうか?
演じてみたい役の話に通じるところがあるんですが、男として一緒にいる人たちに何かをもたらせる存在になりたいです。どの仕事でも、周りを導けるような人になれたらなと思います。
極論になってしまうんですが、人生って絶対、死が訪れるわけじゃないですか。誰しも同じゴールではあるんですけど、僕はそのゴールで感謝される終わり方がいいなって。
そのためにも、周りの人たちに色んなものをもたらしていきたいんです。
そういう意味では、このお仕事は多くの人に色んなものを伝えやすい環境が揃っているので、その使命感みたいなものを感じながら、これからも頑張っていきたいなと思っています。
TAKAの人柄が垣間見える? プライベートな5問5答
ーーここからはオフのTAKAさんについておうかがいします。プライベートでも仲のいい役者仲間はいらっしゃいますか?
がっくん(松田岳)ですかね。
ーーTAKAさんから見て松田さんはどういう方でしょうか。
単純に共演できて良かったなって思える方。お芝居もダンスもできてハイスペックで、見た目も中身も格好良くて非の打ち所がないんですね。
だけど嫌な感じがしないところに、がっくんの人間性が溢れているというか。そういうところが尊敬しているし、大好きですね。
ーーTAKAさんは周りから“天然”と言われることが多い印象ですが、ご自身としてはどう思われますか?
天然? がっくんが……じゃなくて、あ、僕がですか(笑)?
僕自身はあんまり天然だとは思っていないんですよね。グループのメンバーに僕以上に天然な春斗くんがいるので。
でもなんで言われるんだろう……。僕も分かってないんですよね。
でも、こういうところなんですかね。天然って言われちゃうの(笑)。しっかり者でありたいなって僕自身は思っているし、いつもそうしているつもりなので、そう言われるのが不思議でしょうがない(笑)。
でも完璧人間も面白くないと思うので、周りにそう言ってもらえるくらい抜けている方がちょうどいいのかな、とも思いますね(笑)。
ーー先日、Twitterでハイドロディップに挑戦されていましたが、他に挑戦したいことはありますか?
ボクシングをやってみたいなって思っていたんですけど、メンバーの綾介がめちゃくちゃやっていて、先を越されちゃったから挑戦するのは後でいいかな……ってなっていますね。
負けず嫌いなので、挑戦して追い抜いてやるっていうのも考えていたんですけど、自粛期間中にめちゃくちゃ筋トレして体を大きくしようとしてた時、事務所から体型を大きくするのはダメってなっちゃったんですよね(笑)。
チーフマネージャーのTwitterでも僕の体型を「元に戻します」って宣言されちゃって、ファンの方からも「お願いします」っていう返信がたくさん来ていて、いよいよ戻さないとまずいな……と。
それで今は鍛えるっていうことを頭から消すようにしているので、ボクシングもしばらくは挑戦できなそうです(笑)。
ーーボクシングはしばらくお預けになりそうですね。TAKAさん的におすすめな、おうち時間の過ごし方があれば教えてください。
ルーティンを決めて、その隙間に空き時間を作ると、空き時間を有意義に過ごそうって思えるのでおすすめですね。
1日ダラダラ過ごそうと思えばできちゃいますけど、ちゃんと朝起きることから始めてやることをしっかりやっていくと、空き時間の質が上がるんじゃないかなって思っています。
僕はそういう過ごし方が好きでそうしているので、ぜひ皆さんもやってみてください。
ーー最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
CUBERSのライブも配信になりましたが、舞台もこのご時世なので中止になることも多く、不安やストレスが溜まりやすい状況だと思います。
でも、この期間も自分の人生において新たな楽しみを見つけたり、何かを始めるきっかけになるかもしれないので、前向きに過ごしてもらえたらいいなと思っています。
僕たちができることは全力でやるので、全力で受け取ってもらって、パワーにしてもらえたら嬉しいです!
* * *
これまで感じてきたことやこれから挑んでいきたいことをたっぷりと語ってもらったが、今後の活躍がますます楽しみになったファンも多いのではないだろうか。
環境や心境の変化があった際、その変化に怯えず前向きに捉えて前進してきたことが、インタビューを通して強く伝わってきた。
彼の極上なルックスで多くのファンを沸かしているのはもちろんだが、それだけではなくこの芯の強さがあるからこそ、今の活躍があるのだろう。
“CUBERS・TAKA”としても、“役者・TAKA”としても、これからますます彼から目が離せない。
撮影:梁瀬玉実
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— 2.5ジゲン!! 編集部【公式】 (@25jigen_news) August 22, 2020
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